J-WAVEで放送中の番組『BOOK BAR』(ナビゲーター:大倉眞一郎・杏)。毎週ナビゲーターの2人が「今読むべき本」として、おすすめの本を持ち寄っています。2月2日(土)のオンエアでは、杏が『フレディ・マーキュリーと私』を紹介しました。
■映画『ボヘミアン・ラプソディ』にも登場! フレディの恋人による本
杏はQueenの大ファン。幼い頃、フレディが亡くなった直後の記憶も残っています。
杏:5歳くらいだったのかな。親も大ファンで家にレコードとかレーザーディスクが全部揃ってて、本当に小さい頃から見たり聴いたりしていたから、親が泣いていたのかな。「どうしたの?」と訊いたら「フレディが死んじゃった」と言ったのを覚えています。
そんな杏が紹介した『フレディ・マーキュリーと私』は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』にも登場する、フレディの最後にして最愛の恋人、ジム・ハットンが書いた本です。もともと女性と付き合っていたフレディが、自分のセクシュアリティに苦悩した、ジムと出会ってからの約7年間がこの本には収められています。
杏:映画の中ではジム・ハットンはパーティーの給仕をしていて出会ったことになっていますけど、実際はロンドンの理容師さんだったんです。バーで知り合って、しばらく連絡取らずに再会したというのは映画と一緒なんですけど。本を読むと「この曲はこの状況のなかで作られたんだ」とわかって、より楽しめると思います。今は曲が出揃っているから、つい同列で聴いてしまうがちですけど、順序やバックグラウンド込みで、もう一回聴けるようになると思います。
■フレディのシャイな素顔も描く
杏がQueenにどっぷりハマったのは15歳のとき。本では、今でも「ドキドキ」するような“大人の恋愛”もあたたかく描かれており、「これを10代で読んでいたんだ」という驚きもあったとか。「最後の様子とかも書いてあるんですよ。やっぱり2日間くらい落ち込みましたね」と語るほど、胸に迫ってくる一冊だったようです。
本の中には、パパラッチに悩まされる様子も描かれています。「世界中にパパラッチはいて、あることないこと書くのは万国共通なんだなと感じました」と杏。
杏:フレディは、ありあまる富と名声、お金はあるけれど、どこか孤独だったり自由に外に出られなかったりする。すごくシャイでファンに囲まれると「早くここから逃げたい」という感じだったらしいんです。
プライベートはそっとしておいてほしい……スターの胸の内も知ることができます。
杏:日本に何度も訪れたことも書いていて、私の事務所の会長とすごく仲がよかったみたいで。私の事務所がQueenを日本に呼んでいたので、会長の名前もすごい出てきたり、東京でのアテンドをやっていたりで「こんなに繋がりがあったんだ」と。
一方の大倉は、Queenの全盛期をリアルタイムで体感した年代。フレディの病の噂が流れたときに事務所に問い合わせをしたところ、全否定された……というエピソードを語りました。フレディがエイズだったことを早期に公表しなかったことについて、当時「もっと早く公表すれば啓蒙になったのでは?」という意見もあったそうですが、大倉は「それは今だから言えることかもしれないですね。時代状況が違ってますから」とコメントしました。
次回、2月9日(土)の『BOOK BAR』は「恋するマンガ・キャラ」をテーマに、杏と大倉が読み進めるうちに恋に落ちてしまった、魅力的なマンガをご紹介します。時間は22時から。どうぞお楽しみに。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『BOOK BAR』
放送日時:土曜 22時-22時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/bookbar/
■映画『ボヘミアン・ラプソディ』にも登場! フレディの恋人による本
杏はQueenの大ファン。幼い頃、フレディが亡くなった直後の記憶も残っています。
杏:5歳くらいだったのかな。親も大ファンで家にレコードとかレーザーディスクが全部揃ってて、本当に小さい頃から見たり聴いたりしていたから、親が泣いていたのかな。「どうしたの?」と訊いたら「フレディが死んじゃった」と言ったのを覚えています。
そんな杏が紹介した『フレディ・マーキュリーと私』は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』にも登場する、フレディの最後にして最愛の恋人、ジム・ハットンが書いた本です。もともと女性と付き合っていたフレディが、自分のセクシュアリティに苦悩した、ジムと出会ってからの約7年間がこの本には収められています。
杏:映画の中ではジム・ハットンはパーティーの給仕をしていて出会ったことになっていますけど、実際はロンドンの理容師さんだったんです。バーで知り合って、しばらく連絡取らずに再会したというのは映画と一緒なんですけど。本を読むと「この曲はこの状況のなかで作られたんだ」とわかって、より楽しめると思います。今は曲が出揃っているから、つい同列で聴いてしまうがちですけど、順序やバックグラウンド込みで、もう一回聴けるようになると思います。
■フレディのシャイな素顔も描く
杏がQueenにどっぷりハマったのは15歳のとき。本では、今でも「ドキドキ」するような“大人の恋愛”もあたたかく描かれており、「これを10代で読んでいたんだ」という驚きもあったとか。「最後の様子とかも書いてあるんですよ。やっぱり2日間くらい落ち込みましたね」と語るほど、胸に迫ってくる一冊だったようです。
本の中には、パパラッチに悩まされる様子も描かれています。「世界中にパパラッチはいて、あることないこと書くのは万国共通なんだなと感じました」と杏。
杏:フレディは、ありあまる富と名声、お金はあるけれど、どこか孤独だったり自由に外に出られなかったりする。すごくシャイでファンに囲まれると「早くここから逃げたい」という感じだったらしいんです。
プライベートはそっとしておいてほしい……スターの胸の内も知ることができます。
杏:日本に何度も訪れたことも書いていて、私の事務所の会長とすごく仲がよかったみたいで。私の事務所がQueenを日本に呼んでいたので、会長の名前もすごい出てきたり、東京でのアテンドをやっていたりで「こんなに繋がりがあったんだ」と。
一方の大倉は、Queenの全盛期をリアルタイムで体感した年代。フレディの病の噂が流れたときに事務所に問い合わせをしたところ、全否定された……というエピソードを語りました。フレディがエイズだったことを早期に公表しなかったことについて、当時「もっと早く公表すれば啓蒙になったのでは?」という意見もあったそうですが、大倉は「それは今だから言えることかもしれないですね。時代状況が違ってますから」とコメントしました。
次回、2月9日(土)の『BOOK BAR』は「恋するマンガ・キャラ」をテーマに、杏と大倉が読み進めるうちに恋に落ちてしまった、魅力的なマンガをご紹介します。時間は22時から。どうぞお楽しみに。
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放送日時:土曜 22時-22時54分
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