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元祖カレー研究家のイチオシは「かき氷屋のカレー」

元祖カレー研究家のイチオシは「かき氷屋のカレー」

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「WONDER VISION」のワンコーナー「SARAYA ENJOY! NATURAL STYLE」(ナビゲーター:野村友里)。11月13日(日)のオンエアでは、文筆家で大衆料理研究家の小野員裕さんをお迎えしました。

これまでに食べ歩いた店は1万軒以上。高校生のときから食べ歩きに目覚め、57歳の現在まで40年近く、さまざまものを食べてきたという小野さん。「元祖カレー研究家」や横浜にあった「横濱カレーミュージアムの初代名誉館長」という経歴でも知られていますが、食べ歩きのきっかけは、やはりカレーだったと言います。20倍、30倍といった「辛さ倍」の元祖といわれているボルツのインドカレーを17歳のときに食べ、家庭で食べているカレーとの違いに驚いたそうです。

都内で話題となっているのは、最近増え続けているネパールやスリランカのカレー。日本では9割近くを占めていた北インドカレーのお店の、厨房で働くネパールやスリランカの人たちが、それぞれの国のカレーを最近になって前面に出し始め、おいしい店が増えているとか。

スリランカカレーのおいしさの秘密は、ダシにかつお節(モルディブ・フィッシュ)を使っていること、日本人にも馴染み深いうま味が出ているのが特徴。また、ネパールカレーは、ダルバート(豆カレーごはん)が主流で、タルカリという炒めた野菜と一緒に食べると、さっぱりとした口当たりが魅力だそうです。

そんな小野さんのおすすめのカレーのお店は、意外にも豊島園駅の「八」というかき氷屋さんが出す南インドカレー。びっくりするくらいおいしく、ここ最近食べた中でも驚きのカレーだったそう。

また、巣鴨にあるネパール人のお母さんがやっているお店「プルジャ ダイニング」は、純粋なネパール料理店で、「ディード」と呼ばれるそば粉とヒエで作ったネパールのそば団子をカレーにつける食べ方がおいしいと言います。

カレー以外にも多岐にわたり、食に関する著作がある小野さんは、現在もほぼ毎日食べ歩きを続けています。

朝9時半から10時に思いつく街に到着して、1時間ほど徘徊して気になるお店に入るというのが小野さんの食べ歩きのスタイル。雰囲気のいい居酒屋さんを午前中に見つけると、午後に仕事をして再びその街に戻って飲みに行く、それをひたすら繰り返します。いいお店を見つけるコツは「店のおやじさんや女将さんの顔を見ること」「いい顔立ちをしている人はいいものを作る」というのが小野さんの持論。また、お店から出てくるお客さんの顔を観察してその雰囲気から行くお店を決めるそうです。

ちなみにジャンル別にオススメのお店を聞いてみると…

ラーメンだと“淡麗系”が流行っており、低温調理したローストビーフのような焼豚と澄んだスープの組み合わせの、ミシュラン星一つを獲得した巣鴨「蔦」。とんかつだと「都内で1位2位を争う」という高田馬場の人気店「成蔵」や「とん太」、巣鴨の「とん平」など…

…と、すらすらとお店の名前が出てくる小野さん、最後まで話が尽きない様子でした。

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【番組情報】
番組名:「SARAYA ENJOY! NATURAL STYLE」
放送日時:毎週日曜 7時40分ー8時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/style/

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