音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
写真家・長島有里枝、デビューきっかけは○○のヌード

写真家・長島有里枝、デビューきっかけは○○のヌード

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「WONDER VISION」のワンコーナー「SARAYA ENJOY! NATURAL STYLE」(ナビゲーター:野村友里)。9月24日(日)のオンエアでは、写真家の長島有里枝さんをゲストにお迎えしました。

雑誌『Hanako』で、野村と2008年から連載の仕事をしている長島さん。2010年にはその連載をまとめた『eatlip gift COOK BOOK for COOKING PEOPLE』という書籍を出版しています。

そんな長島さん、24年前、20歳の美大生のときにアートコンペで賞を獲ったのがデビューのきっかけなのだとか。もともとはグラフィックデザインを専攻していたそうですが、早々に先生に「デザイナーに向いてないよ」と言われたとのこと。

「『人の言うことが聞けない、規則が守れないから、デザインの世界だと厳しいだろうね』と。たまたま写真の授業があって、絵画とか彫刻でも良かったのかもしれないけど、『写真面白いな』と思ったんで、そのままここまで来てます」(長島さん、以下同)

その時の応募作は長島さんと家族がヌードになり、家で普通に生活をしている写真だそう。

「当時はすごくヌードの写真集がいっぱいでてる時期。ちょうど90年代の頭ぐらいの時で、女性の裸は価値がもたされて、性の対象として商品化されているのが一般的だったんですけど、そういう裸ではないものをちょっとやってみたかったんです」

「よくご家族は協力してくれましたね」という野村の問いかけに、「うちの両親は高校のとき演劇やってたみたいで。演劇の経験のある人とかはキスとかしなきゃ駄目じゃない? 恋愛はしてなくても。そういう感覚で両親はできたんじゃないかなと、今は思ってます」と長島さん。野村は「ウチは無理だ…」と即答していました。

そんな長島さんですが、最近は写真以外でもやりたいことがあるようで…。

「今度の回顧展で、25年分の写真を見て、一つ整理がついた部分が自分の中であるんだと思うんだけど…。子供も大きくなってきたんですよ。子供がいると、日々の生活と自分が密接につながってないと駄目なんだけど、これから旅行もすごく気楽に行けるし、自分のための時間も増えるから…と考えると選択肢が増えるんじゃないかと期待してて。今、興味があるのは大工仕事とか(笑)。手仕事っぽいこと、写真でいうとプリントのテクニックとかの方に興味があるんです」

コーナー後半は料理の写真を載せる人が多いインスタグラムの話題に。写真の世界もフィルムからデジタルへ移行しましたが、長島さんは「デジタルかフィルムかというよりも、レンズが何ミリなのかの方が重要」と言います。ちなみにスマートフォンのカメラは広角で、寄っていくと歪みがでるそう。ある程度距離をとって引きめで撮影した方が良いとアドバイスをくださいました。

長島さんの回顧展「そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」は9月30日(土)から11月26日(日)までの期間、東京都写真美術館で開催されます。家族とのヌードやアメリカ時代の写真、友達をストリートで撮った作品、昨年発表した立体作品まで、長島さんの足跡を追うことができる展示です。ぜひ足を運んでみてください!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「SARAYA ENJOY! NATURAL STYLE」
放送日時:毎週日曜 7時40分-8時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/style/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン