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福祉はダサい?イメージを変える「超福祉展」とは

福祉はダサい?イメージを変える「超福祉展」とは

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「OTHERS」(ナビゲーター:ふかわりょう)のワンコーナー「VISIONARY」。11月12日(土)のオンエアでは、「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」をピックアップしました。

11月8日から、渋谷ヒカリエ8階「8/ハチ」をメイン会場にしてスタートした同展。どんなイベントなのか、イベントをオーガナイズしているピープルデザイン研究所の須藤シンジさんにお話を伺いました。

実は須藤さんのお子さんは、重度の脳性まひで生まれたのだとか。現在21歳のそのお子さんが生まれた頃に、“障害者や福祉を取り巻く周辺の地味さ・ダサさ”を感じたことが活動のキッカケだそう。

そして“超福祉”について、須藤さんは「プラスマイナスで言うと『マイナスからゼロに持ち上げてあげよう』という同情ではなくて、背が高いか低いかの違いくらいで『そこからさらに飛び抜けていこう!』という気持ちで“超福祉”という言葉を使っています」と話してくれました。

同展は二つの柱で展示をしています。

「一つは、福祉機器だった車いすにデザイン性とテクノロジーを加えたら『どれだけカッコいいの?』というカッコよさを伝えるパート。 もう一つが、意識・心のバリア、混ざれないと思うかわいそうな気持ち。これを『いかに壊していけるか?』というポイントで、さまざまな未来の作り手たちが“超”の付く福祉を考えていくというシンポジウムです」(須藤さん)

今回の展示で「ぜひ見てほしいもの」を須藤さんに聞いてみると、「全てがぜひ見ていただきたいものではあるんですが…」と悩みながらも、“Ontenna(オンテナ)”という機器を挙げてくれました。こちら、見た目は親指を一回り大きくしたようなアクセサリーだそうですが「音に反応して音が振動に変わったり、音が光に変わる」とのこと。音楽や声で震えたり、高い音が入ってくるとピンクに、低い音のときはグリーンに光るということで「例えば、言語や聴覚が不自由な方が楽しめる超福祉なアクセサリー」なのだとか!

「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」は14日(月)まで開催されています(最終日は16時まで)。普段経験できないような体験をして、福祉について考えてみては?

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「OTHERS」
放送日時:毎週土曜 22時―24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/others/index.html

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