「トイレから世界を変える」をモットーに活動する女性

J-WAVEで放送中の番組「OTHERS」（ナビゲーター：ふかわりょう）。2月18日（土）のオンエアでは、博報堂ケトル・クリエイティブディレクターの嶋浩一郎さんとともに、世界初の（!?）トイレ専門企画会社「アントイレプランナー」代表の白倉正子さんをお招きし、話を伺いました。

「トイレを愛してやまない」白倉さんは、大学の卒業論文で「トイレベンチャー論」を書き、卒業後に立ち上げた自身の会社「アントイレプランナー」では、「トイレのことしかやらない！」という徹底ぶりです。

そんな白倉さんは、「トイレ掃除武者修行」と称し、各地の珍しいトイレを見て回ったり、何社ものトイレ掃除をやりトイレの研究をしたり、トイレの写真を集めたり…という活動をしているのですが、現在は「トイレから世界を変える」ために活動しているのだとか。

というのも、トイレを使える人は世界中で約3割といわれています。たとえば、「排水管が詰まるため紙をトイレに流してはいけない」など、国によってトイレの形式はさまざまありますが、そのなかでも日本は、かなりの「トイレ先進国」なのだとか。トイレ自体はもちろんですが、トイレ掃除の分野でも発展しているそう。

それでもトイレに関する問題はまだまだあるといいます。

ふかわ：震災のときとかトイレって本当に切実じゃないですか？
白倉：切実ですよ！ 実際に熊本地震のときには現場に行って調査をしました。私たちの仲間の中には、国からの要請を受けて仮設トイレを運んだメーカーさんもいました。また、日本トイレ協会では、備蓄トイレの推進もしています。調査をしたところ、備蓄トイレを持っているところは13パーセントだったので、まだまだですよね。

私たちの生活のおいて欠かすことのできないトイレ。みなさんも少しだけトイレについて考えてみませんか？

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【番組情報】
番組名：「OTHERS」
放送日時：毎週土曜 22時－24時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/others/index.html