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Official髭男dism 実は金融マンだった

Official髭男dism 実は金融マンだった

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「SAISON CARD TOKIO HOT 100」(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。11月6日(日)のオンエアでは、Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)から、ボーカル&キーボードの藤原聡さんとベースの楢崎誠さんをゲストにお招きしました。

同番組初登場となる「ひげだん」こと、Official髭男dism。島根出身の4ピースバンドで、楢崎さんが命名したというバンド名は「髭が似合うソロギタリストを見たときに、すっと降ってきた」という直感的なもので、本人たちも日本人である以外はいまだにそれが誰だったのかわからないのだとか(笑)。また、本人たちはヒゲがないものの、「ヒゲが似合うような年齢になってもこの4人で楽しく最高の音楽をやろうよ」という願いを込めたそうです。

同じ島根大学の軽音楽部に所属していた藤原さんと楢崎さんは先輩後輩の関係で、藤原さんは、最近までバンドと仕事の二足のわらじを履いて活動を続けていたといいます。藤原さんは、今年の1月まで金融関係のサラリーマンとして平日は島根の会社で働き、金曜の夜から土日は東京でバンド活動、そして日曜の夜行バスで地元に帰るという生活を続け、楢崎さんは、島根県の警察音楽隊に所属してサックスを吹いていた時期もあったとか。楢崎さんは、お父さんがジャズ・ミュージシャンという音楽家族に育ち、その他にもトランペットが吹けるそうです。

藤原さんは、スティーヴィー・ワンダーやマイケル・ジャクソンのようなブラックミュージックが好きな一方、楢崎さんは銀杏BOYZやレッド・ホット・チリ・ペッパーズなどの音楽が好き。さらに他のメンバーも違った音楽ルーツを持つそうです。

先日リリースした最新EP「What's Going On?」は、ソウル好きの藤原さんが「尊敬するマーヴィン・ゲイが70年代に環境問題をポップなメロディにのせたように、平成時代の問題をポップな音楽にのせたい」という思いから付けたタイトルで、いじめ問題について実体験をもとに書いた曲だといいます。

「友人がいじめにあっていたときに何もできない自分だったり、僕がターゲットにされたときに逃げ出すよりも耐えたというのが頭の中にあって。学校であれば卒業すると新しい環境に行けるので、それまでいくら苦しくてもその先の未来に行けたら…というのを、重くではなく一緒に前を向くためにポップなミュージックにのせました」と話してくれました。

Official髭男dismは、現在ワンマンツアー「Official髭男dism one-man tour 2016」を敢行中。東京で初のワンマンライブとなる11月26日(土)代官山LOOPでの公演も決定しています。

「東名阪、全て、はじめてワンマンをやる土地なので、たくさん泣いてたくさん笑ってもらえるライブにしたいです」と意気込みました。今後の目標は「国民的バンドになること」だという「ひげだん」。気になった方は最新EPやライブをチェックしてみてはいかがでしょうか。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【関連サイト】
番組名:「SAISON CARD TOKIO HOT 100」
放送時間:毎週日曜 13時―16時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/

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