©Franck Bohbot

ベンロンクル 「ポップスのカバーはエクササイズ」

J-WAVE月曜-木曜14時からの番組「ACOUSTIC COUNTY」(ナビゲーター:坂倉アコ)。9月28日(水)のオンエアでは、フランスのソウルマン、ベン・ロンクル・ソウルさんをゲストにお迎えしました。

ベンさんは1984年、フランスのツール生まれで、2008年に「モータウン・レコード」からデビュー。小さい頃からオーティス・レディング、レイ・チャールズ、マーヴィン・ゲイ、スティービー・ワンダーなどのソウル・スタンダードを聞いて育ち、その60年代ソウルを現代風にアレンジした楽曲を制作されています。またアメリカの姉弟ロックバンド、ザ・ホワイト・ストライプスの「Seven Nation Army」やケイティ・ペリーの「I Kissed A Girl」をソウルフルにカヴァー。ベンさんの楽曲がヨーロッパのラジオ局でヘビーローテーションされるなど、今、フランスを代表するソウルマンです。

今回で2回目の来日というベンさん。ライブのため観光する時間はなかなか取れないそうですが、次回来た時は富士山に登ったり、大阪にも行ってみたいそうです。

ソウルを聞き始めたきっかけは、ベンさんのお母さんがオーティス・レディングの大ファンで、赤ちゃんの頃、泣いている時によく聞かされていたことにまで遡るとか!

「それ以来、僕にとってソウルミュージック、ブラックミュージックが心地よい大好きな音楽になり、現在まで続いているんです」

そして、これまでリリースされているアルバムのジャケットも、時間の経過したレコードのようなデザイン。これはスティービー・ワンダーのレコードのジャケットを意識されているそう。

「僕はスティービー・ワンダーなどからとても影響を受けているので、アルバムジャケットでもウィンクをしていたりだとか、そういうのがついつい出てしまうんだと思います(笑)」

ベンさんは今回の来日に合わせて、カヴァー曲を集めた企画アルバムをリリースされています。アルバムはいろいろなジャンル、いろいろな年代から選曲されていて、「ポップスをカヴァーすることは本当に面白いことだなと思って、自分にとってはエクササイズ感覚なんです。ポップスをどれだけ自分の歌声と、自分のテイストで深いものにできるかを楽しんでいます」とベンさん。

そして、坂倉が「今、カヴァーしたいポップスはありますか?」と質問すると、リアーナの「Stay」との答えが! なんと予定にはなかったのですが、レゲエバージョンをスタジオで披露してくださいました! こちらはすでにレコーディング・バージョンもあるそうです。ぜひ聴いてみたいですね。

現在、ツアー中なのですが、最新曲を録りためているというベンさん。ツアーが終わり次第、本格的にスタジオに入りフルアルバムを作りたいとも話していました。とっても楽しみですね♪

【関連サイト】
「ACOUSTIC COUNTY」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/acoustic/

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