J-WAVE月曜-木曜朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI THINKING THE NEW STANDARD」。9月26日(月)のオンエアでは、企業からも注目されている「入門! ライフ・リテラシーゲーム」を紹介しました。
10月から、パートの方や派遣社員の方など、短時間労働者に対する社会保険の適応が拡大されます。簡単にまとめると、一定の条件を満たす人は健康保険や厚生年金保険など、社会保険に加入しないといけなくなるということなのですが、よく耳にする「106万と130万の壁」は、対象になる方も多い制度。こうした社会保険に対する制度だけでなく、税金、マイナンバーなど、さまざまな仕組みがある中で、私たちはこうした制度を活用して理解することが必要となります。
しかし、税金や社会保障制度の話は複雑なのも事実です。そこで、そうした知識をゲームを通じて学べる「入門! ライフ・リテラシーゲーム」が誕生! 企画・開発した「ライフ・リテラシー」代表の加藤さんにお話を伺いました。
「ライフ・リテラシーとは、社会生活を送る上で必要な知識や情報を持ち、活用する能力と位置付けています。例えば、セーフティーネットである社会保障制度を支える税金の仕組み、働く上での労務の知識などを持っていないと、自分の身を守れない社会になってきています。私自身は企業の総務部にいる中でこういった知識を学んでいったのですが、社会保障制度の全体像が見えるようになって一番強く感じたのは、こんなにも複雑なものが習わないで分かるようになるわけがない、ということでした。しかも税金や社会保障制度の話は非常に面倒臭いです。どうすれば興味を持ってもらえて簡単に教えることができるかを考えて、ゲームにしました」
プレイヤーは学生となって、アルバイトをスタートするところから始まります。マス目の中には「アルバイトでトラブルを起こしてしまった」というものがあり、その時に役立つ保障や、職業別に必要な社会保障や税金の制度が、ゲームを進行することで学んでいけます。さらに加藤さんは、ライフ・リテラシーについて学ぶことの重要性についてこのように語ってくれました。
「日本では、自分に該当する手当があったとしても、それを知っていて、さらに申請しないともらえません。ただ、その手当や給付されるお金は、自分たちが支払った税金や保険料なので、払うからこそもらえるんです。その負担と給付のつながりを確かめること。自分たちのお金が正しく使われているのかも見届けて、みんなで社会を支えていく、という意識をゲームを通して深めていけたらと思っています」
「ライフ・リテラシーゲーム」は、当初は学生をターゲットに考えていたそうですが、今は企業やプロスポーツチームからの問い合わせもあるそうです。
暮らしを支えるための制度なのに、習うことが少ない社会保障制度。こうしたゲームを通じて、学んでみるのもいいかもしれません。
【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
10月から、パートの方や派遣社員の方など、短時間労働者に対する社会保険の適応が拡大されます。簡単にまとめると、一定の条件を満たす人は健康保険や厚生年金保険など、社会保険に加入しないといけなくなるということなのですが、よく耳にする「106万と130万の壁」は、対象になる方も多い制度。こうした社会保険に対する制度だけでなく、税金、マイナンバーなど、さまざまな仕組みがある中で、私たちはこうした制度を活用して理解することが必要となります。
しかし、税金や社会保障制度の話は複雑なのも事実です。そこで、そうした知識をゲームを通じて学べる「入門! ライフ・リテラシーゲーム」が誕生! 企画・開発した「ライフ・リテラシー」代表の加藤さんにお話を伺いました。
「ライフ・リテラシーとは、社会生活を送る上で必要な知識や情報を持ち、活用する能力と位置付けています。例えば、セーフティーネットである社会保障制度を支える税金の仕組み、働く上での労務の知識などを持っていないと、自分の身を守れない社会になってきています。私自身は企業の総務部にいる中でこういった知識を学んでいったのですが、社会保障制度の全体像が見えるようになって一番強く感じたのは、こんなにも複雑なものが習わないで分かるようになるわけがない、ということでした。しかも税金や社会保障制度の話は非常に面倒臭いです。どうすれば興味を持ってもらえて簡単に教えることができるかを考えて、ゲームにしました」
プレイヤーは学生となって、アルバイトをスタートするところから始まります。マス目の中には「アルバイトでトラブルを起こしてしまった」というものがあり、その時に役立つ保障や、職業別に必要な社会保障や税金の制度が、ゲームを進行することで学んでいけます。さらに加藤さんは、ライフ・リテラシーについて学ぶことの重要性についてこのように語ってくれました。
「日本では、自分に該当する手当があったとしても、それを知っていて、さらに申請しないともらえません。ただ、その手当や給付されるお金は、自分たちが支払った税金や保険料なので、払うからこそもらえるんです。その負担と給付のつながりを確かめること。自分たちのお金が正しく使われているのかも見届けて、みんなで社会を支えていく、という意識をゲームを通して深めていけたらと思っています」
「ライフ・リテラシーゲーム」は、当初は学生をターゲットに考えていたそうですが、今は企業やプロスポーツチームからの問い合わせもあるそうです。
暮らしを支えるための制度なのに、習うことが少ない社会保障制度。こうしたゲームを通じて、学んでみるのもいいかもしれません。
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