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夢の「自動運転」がはらむ危険な落とし穴とは?

夢の「自動運転」がはらむ危険な落とし穴とは?

J-WAVEの日曜19時からの番組「BRIDGESTONE DRIVE TO THE FUTURE」(ナビゲーター:ピストン西沢・松嶋初音)。9月4日のオンエアでは、ゲストに日本自動車ジャーナリスト協会会長の菰田潔さんをゲストに迎え「自動車の未来」について話を伺いました。

自動車の進化の中でも近年注目されているのが「自動運転」。何もしなくても目的地へ自動車が勝手に連れて行ってくれる…という未来的なイメージがありますが、菰田さんはそのイメージ、そして「自動運転」という言葉自体が誤解を生むのではないかと問題視しているそうです。

「まず言いたいのが、まだ世の中には完全な自動運転の車はないということです」と菰田さん。自動運転はその性能によって0~4の段階に分けることができ、大体3以上が「事故が起きたときは車のせい」と言えるレベルだそうです。しかし、現在市場に出回っている自動車の自動運転の能力は、高くても2。これだと事故が起きた場合、すべてドライバーの責任になってしまいます。

「自動運転」という名のつく車に乗っていることによって、注意を怠り事故につながるケースも多くあり、現時点では「自動運転」という名前を使うこと自体をあらためる必要があるとのこと。まだまだ思い描くような自動運転は先になりそうです…。

一方で、事故を防ぐシステムや縦列駐車システムは急激に進化していて、最近では外部からスマートフォンを使って車を操縦するシステムもあるのだとか。進化を続ける自動車の技術。どんな未来の車が生まれるのか、楽しみですね。

【関連サイト】
「BRIDGESTONE DRIVE TO THE FUTURE」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/drivetothefuture/

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