氣志團 綾小路翔が母にビンタされて言われた一言

J-WAVE日曜朝9時からの番組「SMILE SUNDAY」のワンコーナー「CHINTAI TOKYO DISTRICT」(ナビゲーター:秋元梢)。9月4日のオンエアには、氣志團から綾小路翔さんにお越しいただきました!

秋元はライブで見て以来、氣志團の大ファンになったそうで、念願叶っての登場でした!

秋元:来てほしいと思ってて…嬉しいです!
綾小路:本当にありがとうございます。本来は「J-WAVEに来てはいけない人」みたいなところがあるんですけどね。
秋元:そんなことないです(笑)。元・千代大海のパーティーにも来てくれて。
綾小路:千代大海とは同い年で、全国のヤンキーの中でも最強の男ですから、初めて見かけたときに「勝てる気がしねぇー」って。それで、ご縁があって、九重親方にパーティーの声をかけていただいて嬉しくて「ついに頂点に近づいた!」って思いました!

綾小路さんの楽しいトークに、秋元は笑いっぱなし。ところで、お話の中で氣志團のメンバーにまつわる意外なことが判明しました。

綾小路:一番最初のメンバーは学生時代の同級生で、東京に出てきて友達がいなかったから、東京にいる地元の同級生を集めたんですけど、その頃のメンバーはほとんどいなくなってて。気がつけば「俺たちは、木更津の氣志團です!」と言ってるわりには、実際には木更津出身は2人しかいなくて、今は鹿児島の人の方が多いっていう。
秋元:今まで騙されてました(笑)。

ちなみに、大人気の氣志團ですが、今年の夏はフェスに全く呼ばれなかったそうです。まさかの異常事態に「とてつもない現象が起きてしまいました! 耳と目と自分の未来を疑いました!」とオロオロされたようです。しかし、そんな氣志團に意外なところから出演のオファーがきます。

綾小路:なんと、メンバーの地元、鹿児島空港の近くにある姶良の「あいら夏祭り」からオファーがあったんです! 「行こうよ!」っていうことで行きました。
秋元:鹿児島の人たちにとっては嬉しいんじゃないかと。
綾小路:盛り上がりましたよ。僕らの夏は「あいら夏祭り」でした!

そんな綾小路さんは子どもの頃はどんな雰囲気だったのでしょう。聞くところによると、ご両親が言葉遣いに厳しく、車のセールスマンのような言葉を使う、子どもらしくない子どもだったとか。

綾小路:あと、弟は目がクリクリしていてかわいいい子だったのに、僕は面白い顔をしていて、学校でのあだ名は「地底人」でした。小学5年のときに光GENJIを見て、ああいうふうになりたいと思って、急に色気づいたんです。
秋元:その頃から、人前に出ることは好きだったんですか?
綾小路:いつかは向こう側の人間になりたいと思ってて。履歴書も送ろうとしたんですけど、履歴書に母にハンコを押してもらおうと思ったら、ビンタしてきて、泣き出したんです。母は唯一僕を「かわいい」と言って溺愛してたけど、「ごめんね! アンタは、お母さんにとっては世界一のハンサムだけど、世間的に見たらそうでもない!」と事実を伝えられてジャニーズへの道が断たれたんです。実際、ジャニーズ事務所の皆さんを見ると「無理だよな」って思うんですけど。

そんな失意の中、バンドブームに乗ります。

綾小路:「これならいけるかもしれない」って思って勘違いしたんです。
秋元:でも、その勘違いが氣志團を生んだと…。
綾小路:BLANKEY JET CITYや、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTみたいに、みんなが歌詞の奥を読んでくれるというのがあるじゃないですか。みんなも真似する「カリスマ」みたいな。そうなりたかったんですけど、気づけば僕は今のような感じなので「思えば遠くへ来たもんだ」ですよ。
秋元:(笑)。
綾小路:本来は出オチバンドなので、こうして音楽で生業を立てていられるのは、皆さんのおかげで本当に感謝してます。でも、来年あたりパッといなくなっちゃうかもしれない。「もう氣志團はいいかな?」と思われるときがくるかもしれないけないど、そのときがくるまでは頑張ります。
秋元:でも、氣志團はフェスでは、お客さんをみんな持っていきますよね。
綾小路:どうなんですかねぇ。でも、帰りには忘れられてますよ。
秋元:そんなことないですよ!(笑)

氣志團の夏の風物詩「氣志團万博2016~房総ロックンロール★チャンピオン★カーニバル~」が9月17日(土)・18日(日)に千葉県の袖ヶ浦海浜公園にて開催されます。二ューシングル、氣志團ときただにひろし「ウィーキャン!」も発売中です。聴けばまずます氣志團ワールドにハマること間違いなし!

【関連サイト】
「CHINTAI TOKYO DISTRICT」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/district/

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