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U-zhaanが坂本龍一に告白 「気まずいことがあった」

U-zhaanが坂本龍一に告白 「気まずいことがあった」

J-WAVE で2カ月に一度、日曜にオンエアしている深夜0時からの番組「RADIO SAKAMOTO」(ナビゲーター:坂本龍一)。5月1日のオンエアでは、4月8日~10日の3日間にわたって行われた坂本龍一のレーベルcommmons(コモンズ)の10周年記念イベント「commmons10 健康音楽」の模様をお送りしました。

恵比寿ガーデンプレイスで行われた、「RADIO SAKAMOTO」ではおなじみのデモテープオーディションの公開収録。教授の「U-zhaanは声がハンサムだから」という一声で、U-zhaanが進行しました。

「(坂本)教授が休んでいるとき、僕とアートディレクターの長嶋(りかこ)さんの2人で、教授宛てに送られてきた作品を審査していたんですけど、それがものすごく気まずかったんですよ。応募してきた人も『あのモジャモジャに聞かせたいつもりで送ったわけではないんだけどな』と思っていたんじゃないかと(笑)」と告白。

そして、番組に届いた作品には今回もさまざまな意見が飛び出しました。たとえば、4人で行った即興セッションを録音して、面白いと思う箇所を抜いて発表しているという方の作品に対して。

U-zhaan:これって、以前教授が「適当にやって、いいところを抜いていけばいい」というやり方と近いですよね。

坂本:同じ。そういうものは多いですよ。

長嶋:即興の場合、どうやって終わるんですか?

坂本:目で合図します。

U-zhaan:なかには、まったく人を見ずに演奏する人もいますよね。

坂本:いるよね。目立ちたがり屋というか。昔から即興でやると、誰が一番目立つかっていう競争になってしまうことも多いんです。僕はそれが嫌でやってこなかったんです。そういうのは面白くなくて。格闘技じゃないので。

U-zhaan:最後の最後の部分で、自分の楽器の音を出したがる人もいますね。

ちなみに、インドの太鼓の一種“タブラ”奏者のU-zhaanによると、タブラは伴奏者なので、主奏者が音を出し終わった後に音を出すと、非常に評判が悪いそうです。

「そんな姿を師匠に見られたら、『お前は何をやっているんだ』と破門になるかもしれない(笑)」

この「RADIO SAKAMOTO」のオーディション・コーナーで紹介された作品は、番組のオフィシャルサイトでも視聴できます。ぜひ、チェックしてみてください!

【関連サイト】
「RADIO SAKAMOTO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/radiosakamoto/

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