J-WAVE日曜午前の番組「SMILE ON SUNDAY」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「THERMOS SMILE LABO」。8月16日のオンエアでは、熱中症予防指導員の澤口麻理さんが登場しました。
お盆も終わり、今日から通常通りの平日に戻った方も多いのではないでしょうか。帰省したり旅行に行ったりと、夏のイベントも一段落・・・ですが、まだまだ暑い日が続く中で気をつけなければいけないのが「熱中症」です。そこで、日本気象協会の気象予報士で、熱中症予防指導員の澤口麻理さんに、熱中症対策を聞いてみました。
私たちの体は、体温を調整できる機能が備わっていますが、長い時間暑い環境にいると、この機能が乱れ、体内に熱がこもって体温が上昇してしまいます。症状としては、頭痛、吐き気、意識障害などが挙げられ、症状が進むと命に関わることも・・・。高齢者や乳幼児、運動習慣がない人がかかりやすく、意外にも熱中症で死亡する人は9割が「室内」なのだとか。これは、気密性が高く、風通しも悪い建物では、室内が高温多湿になりやすいためなのだそう。また、急に暑くなると環境に適応できず熱中症にかかりやすいため、涼しい日が続いても、暑さが戻ってきた日には注意が必要だとか。
さらに、人間は1日におよそ1.2リットルの水分を汗や呼吸で失うため、気付かない「隠れ脱水」になる人が多いそう。脱水症状の初期サインとしては、「口腔内が渇いている」「ワキの下が渇いている」「手が冷たく感じる」「集中力がかけてくる」「手や脚の筋肉がつる」「舌が白濁している」など。予防としては、常にこまめな水分補給が有効で、暑い日には過度な運動を控えましょう。
ちなみに以前、熱中症は「熱射病」「日射病」と呼ばれていましたが、2000年からは「熱中症」に統一され、軽い方から1度(軽度)、2度(中度)、3度(重度)と3段階に分けられたそう。脱水症状や、立ちくらみなど軽度の症状が見られたら、足の付け根や首筋を冷やすなど応急処置をしましょう。まだまだ暑い日が続きますが、熱中症対策をしっかりして、楽しい夏を過ごしてくださいね。
【関連サイト】
「SMILE ON SUNDAY」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/smileonsunday/
お盆も終わり、今日から通常通りの平日に戻った方も多いのではないでしょうか。帰省したり旅行に行ったりと、夏のイベントも一段落・・・ですが、まだまだ暑い日が続く中で気をつけなければいけないのが「熱中症」です。そこで、日本気象協会の気象予報士で、熱中症予防指導員の澤口麻理さんに、熱中症対策を聞いてみました。
私たちの体は、体温を調整できる機能が備わっていますが、長い時間暑い環境にいると、この機能が乱れ、体内に熱がこもって体温が上昇してしまいます。症状としては、頭痛、吐き気、意識障害などが挙げられ、症状が進むと命に関わることも・・・。高齢者や乳幼児、運動習慣がない人がかかりやすく、意外にも熱中症で死亡する人は9割が「室内」なのだとか。これは、気密性が高く、風通しも悪い建物では、室内が高温多湿になりやすいためなのだそう。また、急に暑くなると環境に適応できず熱中症にかかりやすいため、涼しい日が続いても、暑さが戻ってきた日には注意が必要だとか。
さらに、人間は1日におよそ1.2リットルの水分を汗や呼吸で失うため、気付かない「隠れ脱水」になる人が多いそう。脱水症状の初期サインとしては、「口腔内が渇いている」「ワキの下が渇いている」「手が冷たく感じる」「集中力がかけてくる」「手や脚の筋肉がつる」「舌が白濁している」など。予防としては、常にこまめな水分補給が有効で、暑い日には過度な運動を控えましょう。
ちなみに以前、熱中症は「熱射病」「日射病」と呼ばれていましたが、2000年からは「熱中症」に統一され、軽い方から1度(軽度)、2度(中度)、3度(重度)と3段階に分けられたそう。脱水症状や、立ちくらみなど軽度の症状が見られたら、足の付け根や首筋を冷やすなど応急処置をしましょう。まだまだ暑い日が続きますが、熱中症対策をしっかりして、楽しい夏を過ごしてくださいね。
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