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多摩ニュータウンを再発見「団地のアーケードゲーム」

多摩ニュータウンを再発見「団地のアーケードゲーム」

J-WAVE 平日(月~木)午後の番組「GRATITUD」 (ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「TOKYO GROWS」。 10月6日のオンエアでは、多摩ニュータウンで開催されるイベント 「団地のアーケードゲーム」を紹介しました。

副題に「遊んでみつける、団地のこと商店街のこと。」とつけられた同イベント。 今月12日に、多摩ニュータンのひとつ、落合団地を舞台に開催されます。主催する
のは 「東京にしがわ大学」。同大学は、多摩エリアの30市町村の地域を大学キャンパスに見立て、 学びを通じて街と人をつなげ、新しいコミュニティの形を発信してきました。 その開校4周年記念イベントとして企画されたのが「団地のアーケードゲーム」です。

メイン会場となる落合団地商店街は、雨除けのアーケードが懐かしい昔ながらの
商店街。 そこに、「暮らし」「人」「自然」「商い」の4つをテーマに、商店街をはじめ、 さまざまな人々や団体が出店。ワークショップやライブパフォーマンスなどが開催されます。 京王電鉄の協力による、多摩ニュータウンの開発の歴史がわかる貴重な写真展も要チェックです。

さらに、多摩ニュータウンを巡るツアーも開催。多摩ニュータウンは1964年の東京オリンピックの翌年、 都市計画が決定、開発された日本最大規模の住宅都市です。 1971年の入居スタートから43年間かけ、エリアを稲城市、 町田市、八王子市にまたがる多摩丘陵に広げてきました。 現在ではおよそ20万人が暮らします。そんな多摩ニュータウンの歴史を、 ランドスケープアーキテクトや建築デザイナーなど、 地域を良く知るスペシャリストによるガイド付きで楽しむことができるのだそうです。

プログラムプロデューサーの渡邉紀美子さんは、 このイベントを通して、
街の魅力を再発見してほしいと語ります。

「実際に商店街の方々とお話をするきっかけとなってくれればいいなと思って
います。 例えば、普段スーパーで買っていたものを、ああ、お米だったら、 あの
お店のおばちゃんとお話ししたから、 あそこでちょっとおいしい米のとぎ方を教えてもらいながら買ってみようかなとか。 そういったものを持っているのは商店街だなという、 そんな思いを参加者の方、みんなとシェアしていきたいなと思っています」(渡邉さん)

戦後の高度経済成長期、理想の暮らしを求めて作られた団地の街、 多摩ニュータウン。そこには昭和、平成を経て、 さまざまな家族や暮らしの形があったのでしょうね。 そんな街の歴史と今を体感して、 これからの暮らしのヒントを見つけてみてはいかがでしょうか。

【関連サイト】
GRATITUDEオフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/gratitude/

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