J-WAVE土曜午前の番組「-JK RADIO-TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「MACROMILL THE HIDDEN STORY」。5月2日のオンエアでは知識やスキルを誰でも簡単に売り買いできるオンラインマーケット「ココナラ」がトピックスに。運営している株式会社ウェルセルフの代表取締役、南章行さんに話を聞きました。
自分の得意技を出品。それを活用したいと思った人はワンコイン、500円でそのサービスを受けられるというのが、「ココナラ」の基本的な仕組み。サイトには、「Twitter や Facebook で使えるアイコンを描きます」「片思いに苦しんでいる方、悩み解決のお手伝いをさせてください」など、多種多様な「得意技」が並んでいます。
何とも奇抜なアイディアですが、実はこれ、ヘルスケアのビジネスを準備中に、お医者さんや管理栄養士さんと話をする中で生まれたものなのだとか。
「とある栄養士さんと話していたときに、『いつもは病院で患者さんの栄養相談に乗っているんだけど、別に病院以外でも色々な人の栄養相談に乗ってあげられるんだよなぁ』と。『例えばお子さんが野菜が食べられなくて困ってるとか、結婚式直前の女性がダイエットのし過ぎで肌が荒れちゃってとか、そういうときに相談に乗ってあげられるんだけど、場がないんですよね』という話をされていて。お金をもらえるからではなくて、本当に誰かの役に立てる場があれば、もっとやるのに、という方がすごく多くて」(南さん)
そこで、実際にどんな「得意技」を売っていくかということを話し合っていくと、意外な発見があったそうです。
「私はそれまで金融業界にいたので忙しくしていて『自分の代わりに、飲み会の二次会のお店を探して予約してくれるサービスがあったら、500円払うな』と。 食べログなんかで見ても、あっという間に1時間とかかかっちゃうじゃないですか。 一方で、とある女性が『私の愚痴を聞いてほしい』と書いてあって。ものすごくバラけたんですね。『あ、これは人の数だけアイディアが出てくるかもしれない。ひとつのビジネスとしてはすごく小さいかもしれないけど、これが何百何千とあればマーケットプレイスとして成り立つかもしれないな』という印象を受けました」(南さん)
2012年の7月にオープンしたココナラですが、新聞などで取り上げられたことで、現在は利用者が急増しているそうです。ちなみにオープン当初、南さんは大きく二つ、「ここで口コミが起きるだろうな」という分野を考えていたと言います。
「似顔絵イラストと占いです。似顔絵イラストについては、よく街中で似顔絵を描いてくれるサービスがあると思うんですが、1500円か2000円くらいしますよね。それが500円だと安いだろうなというのと、Facebook や Twitter のアイコンにする人がいるだろうと。そうすると『あれ、その似顔絵どうしたの?』と、口コミが広がりやすいだとうなと思って。もうひとつの占いも状況は似ていて、街中でやるよりココナラの500円は安い。プロになると高いんですが、自分でも占いをやりたいと勉強している人が多くて、こちらも500円で出す人はたくさんいるだろうなと」(南さん)
確かにサイトを覗いてみると、売れ筋ランキングには占いや似顔絵、画像デザインが並んでいます。ワンコインでオリジナルのロゴや似顔絵を描いてもらえるなら、確かにお手頃かもしれません。得意技を買いたい方、そして売りたい方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
【関連サイト】
「-JK RADIO-TOKYO UNITED」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/
自分の得意技を出品。それを活用したいと思った人はワンコイン、500円でそのサービスを受けられるというのが、「ココナラ」の基本的な仕組み。サイトには、「Twitter や Facebook で使えるアイコンを描きます」「片思いに苦しんでいる方、悩み解決のお手伝いをさせてください」など、多種多様な「得意技」が並んでいます。
何とも奇抜なアイディアですが、実はこれ、ヘルスケアのビジネスを準備中に、お医者さんや管理栄養士さんと話をする中で生まれたものなのだとか。
「とある栄養士さんと話していたときに、『いつもは病院で患者さんの栄養相談に乗っているんだけど、別に病院以外でも色々な人の栄養相談に乗ってあげられるんだよなぁ』と。『例えばお子さんが野菜が食べられなくて困ってるとか、結婚式直前の女性がダイエットのし過ぎで肌が荒れちゃってとか、そういうときに相談に乗ってあげられるんだけど、場がないんですよね』という話をされていて。お金をもらえるからではなくて、本当に誰かの役に立てる場があれば、もっとやるのに、という方がすごく多くて」(南さん)
そこで、実際にどんな「得意技」を売っていくかということを話し合っていくと、意外な発見があったそうです。
「私はそれまで金融業界にいたので忙しくしていて『自分の代わりに、飲み会の二次会のお店を探して予約してくれるサービスがあったら、500円払うな』と。 食べログなんかで見ても、あっという間に1時間とかかかっちゃうじゃないですか。 一方で、とある女性が『私の愚痴を聞いてほしい』と書いてあって。ものすごくバラけたんですね。『あ、これは人の数だけアイディアが出てくるかもしれない。ひとつのビジネスとしてはすごく小さいかもしれないけど、これが何百何千とあればマーケットプレイスとして成り立つかもしれないな』という印象を受けました」(南さん)
2012年の7月にオープンしたココナラですが、新聞などで取り上げられたことで、現在は利用者が急増しているそうです。ちなみにオープン当初、南さんは大きく二つ、「ここで口コミが起きるだろうな」という分野を考えていたと言います。
「似顔絵イラストと占いです。似顔絵イラストについては、よく街中で似顔絵を描いてくれるサービスがあると思うんですが、1500円か2000円くらいしますよね。それが500円だと安いだろうなというのと、Facebook や Twitter のアイコンにする人がいるだろうと。そうすると『あれ、その似顔絵どうしたの?』と、口コミが広がりやすいだとうなと思って。もうひとつの占いも状況は似ていて、街中でやるよりココナラの500円は安い。プロになると高いんですが、自分でも占いをやりたいと勉強している人が多くて、こちらも500円で出す人はたくさんいるだろうなと」(南さん)
確かにサイトを覗いてみると、売れ筋ランキングには占いや似顔絵、画像デザインが並んでいます。ワンコインでオリジナルのロゴや似顔絵を描いてもらえるなら、確かにお手頃かもしれません。得意技を買いたい方、そして売りたい方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
【関連サイト】
「-JK RADIO-TOKYO UNITED」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/