NHK「ごちそうさん」で2週間セリフなし? 出演者が明かす撮影秘話

J-WAVE金曜の番組「PARADISO」(ナビゲーター:板井麻衣子)のワンコーナー「CITIZEN GIRLS SPECIAL」。3月14日のオンエアでは、NHK連続ドラマ小説「ごちそうさん」に出演中の高畑充希さんがゲストに登場。ドラマの撮影現場の様子などを明かしました。

現在22歳の高畑さん、実は芸歴は長いと言います。

「このお仕事を始めて10年目になります。もう10年も経ったのか、という感じです。私は小学校低学年の時から親の影響で舞台をよく観に行っていまして、ストレートプレイからにぎやかなミュージカルまで観ていました。周りの友達がテレビに出ている『あのアーティスト素敵だよね』と言っている中で、私は『あの舞台のこの曲が』『あの舞台のこの戯曲がいい』なんて言っていて、ちょっと扱いづらい子どもだったと思います」(高畑さん)

と、根っからの舞台好きだった高畑さん。これまではミュージカル「ピーターパン」で6年間、主役のピーターパン役を演じるなど、大役も務めてきました。そして今、話題となっているのが「ごちそうさん」で演じているヒロイン・め以子の義理の妹役・川久保希子(のりこ)役。この役について次のように話します。

「今は、NHKの『ごちそうさん』で希子役をやらせていただいています。希子はドラマに半年間登場している中で、16歳から40歳くらいまで、ものすごく長くひとりの人生を演じました。しかも、たぶん他のどんなキャラクターよりもどんどん変化していく役で。最初は前髪ぱっつんで着物を着て、最初の2~3週間くらいはセリフがなくて、ずっと居るのに『希子「・・・」』と書いてあって戸惑ったんですが、それがもう遠い昔のような感じがします」(高畑さん)

また、現場の様子は「ごちそうさん」らしい雰囲気なのだと言います。

「撮影現場は、みんな仲が良くて、『ごちそうさん』というタイトルのせいか、ものすごく食いしん坊が集まった現場でして。よくみんなで撮影が終わってからも『いつもの店ね!』と近くのお店に集まって食べて、飲んで、食べて。現場でも美味しいごはんが出るからまた食べて。実家に帰っているもんだから、母親のごはんも美味しくて食べて……。もう本当にこの半年間は、体重との闘いでした。すごく食べるのが好きな私にとっては、とてつもなく幸せな時間でした」(高畑さん)

何とも楽しそうな撮影現場。しかし先日、ごちそうさんもクランクアップしたとのこと。今の心境を次のように話します。

「『ごちそうさん』は先日クランクアップしたんですが、悔いのないというか、寂しい気持ちはあるんですが、『もうやり切ったぞ』という走り切ったような感じで。また次を見据えて行かなきゃなと気合を入れ直しているところです」(高畑さん)

すでに次へと向けて気持ちを切り替えている高畑さん。今後の活躍も楽しみですね。

【関連サイト】
「PARADISO」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/paradiso/index.html

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