J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』（ナビゲーター：あっこゴリラ）。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、6月25日に10回目の命日を迎えたキング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソンを特集しています。
今回の特集では日替わりでマイケルを愛するアーティストたちが登場し、彼の凄さや魅力を語ります。2日目となる6月26日（火）のオンエアでは、ビッケブランカさんが登場しました。
■「マイケルは何もかもが超一流」
ビッケブランカさんが初めてマイケル・ジャクソンの音楽と出合ったのは小学生の頃、テレビで見た『スリラー』のMVでした。『スリラー』『Bad』『Smooth Criminal』などでマイケルにハマり、そのダンスや歌詞を覚えて、小学校の同級生たちと踊っていたとか。
ビッケブランカ：始めはおもしろいっていう感覚だったんですけど、徐々に音楽的素養がついてくると、いかにマイケルの音がすごいかということに気づいていく……といった変遷をたどっていったと思います。
そんなビッケブランカさんにとって、マイケルのすごさは「ダンスやMVのたがの外れたアイデアを出すところ」「歌唱」「ダンス能力」と、そのすごさをひとつに絞るのは難しいと話します。
ビッケブランカ：それを総合的に言うのであれば、何もかもが“超一流”というところ。簡単な言葉になっちゃいますけど、そんな気がしますね。曲に関してのすごさは、意外とロー感のないサウンドを作るんです。上のほうでチャキチャキいってて、クラップがカンッていってて、スネアがパンッて抜けてくるっていう感じで。マイケルの声自体はミックスの観点で言うと、けっこう埋もれてるんですよ。マイケルの声をしっかり聴ける曲っていうのは意外と少なくて、ビートが効いているんですけど、そんな中でも埋もれても目立ってくる強烈な個性、クセのある歌唱方法です。
マイケルの人間性については、さまざまな人たちが彼を語るドキュメンタリーしか見たことがないため、本当のところはわからない、とビッケブランカさん。ただし、一部で語られているようなスキャンダルだらけの人だというのは信じられない、と続けます。
ビッケブランカ：それをやる人間が書ける歌詞ではないです。あの曲を書ける人間だから、本当にネバーランドを作りたいと思っただろうし……本当にいろんな大人のズルさや狡猾さを見たからこそ、本当に大切なのは子どもだっていうのは辻褄が合ってるし。話しているとキリがないんですけど、本当に優しい人だったんだろうなって思っています。
■もしマイケルと話すことができたら何を訊く？
そして、ビッケブランカさんに「もしマイケルが生きていて、話しができるとしたら、どんなことが訊くきたい？ どんなことを伝えたい？」と質問を投げかけます。
ビッケブランカ：これは「どの口が」って言われるかもしれないんですけど、 僕はマイケル・ジャクソンと一緒に歌いたかったし、一緒に曲が作りたかったので、「たくさん良い曲をありがとう」って感謝を伝えつつ、「一曲、一緒に作ろう」って言うと思いますね。もし会えたら。
最後に、ビッケブランカさんにとって「マイケル・ジャクソンと言えばこの一曲」を紹介してもらいました。
ビッケブランカ：マイケルは曲によっていろんな面を持っています。別ジャンルの中でそれぞれ最高の一曲があるので、一曲に選ぶのは実質不可能です。だから全作品を聴いてほしい。だけど、どうやって聴いたらわからないし、CDを手に入れるのか、サブスクで全部聴くのか、それが難しいのであれば、マイケルのアルバムの『History: Past Present & Future Book 1』というのがあるので、それをまず聴いてみてください。
『History: Past Present & Future Book 1』には各時代それぞれの名曲が入っているので、マイケル・ジャクソンをこれから聴いてみようと思う方は、ぜひ入門編としてチェックしてみてはいかがでしょうか？ この日は同アルバム収録曲で、ビッケブランカさんが大好きなナンバー、『Remember the Time』をオンエアしました。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名：『SONAR MUSIC』
放送日時：月・火・水・木曜 21時－24時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
今回の特集では日替わりでマイケルを愛するアーティストたちが登場し、彼の凄さや魅力を語ります。2日目となる6月26日（火）のオンエアでは、ビッケブランカさんが登場しました。
■「マイケルは何もかもが超一流」
ビッケブランカさんが初めてマイケル・ジャクソンの音楽と出合ったのは小学生の頃、テレビで見た『スリラー』のMVでした。『スリラー』『Bad』『Smooth Criminal』などでマイケルにハマり、そのダンスや歌詞を覚えて、小学校の同級生たちと踊っていたとか。
ビッケブランカ：始めはおもしろいっていう感覚だったんですけど、徐々に音楽的素養がついてくると、いかにマイケルの音がすごいかということに気づいていく……といった変遷をたどっていったと思います。
そんなビッケブランカさんにとって、マイケルのすごさは「ダンスやMVのたがの外れたアイデアを出すところ」「歌唱」「ダンス能力」と、そのすごさをひとつに絞るのは難しいと話します。
ビッケブランカ：それを総合的に言うのであれば、何もかもが“超一流”というところ。簡単な言葉になっちゃいますけど、そんな気がしますね。曲に関してのすごさは、意外とロー感のないサウンドを作るんです。上のほうでチャキチャキいってて、クラップがカンッていってて、スネアがパンッて抜けてくるっていう感じで。マイケルの声自体はミックスの観点で言うと、けっこう埋もれてるんですよ。マイケルの声をしっかり聴ける曲っていうのは意外と少なくて、ビートが効いているんですけど、そんな中でも埋もれても目立ってくる強烈な個性、クセのある歌唱方法です。
マイケルの人間性については、さまざまな人たちが彼を語るドキュメンタリーしか見たことがないため、本当のところはわからない、とビッケブランカさん。ただし、一部で語られているようなスキャンダルだらけの人だというのは信じられない、と続けます。
ビッケブランカ：それをやる人間が書ける歌詞ではないです。あの曲を書ける人間だから、本当にネバーランドを作りたいと思っただろうし……本当にいろんな大人のズルさや狡猾さを見たからこそ、本当に大切なのは子どもだっていうのは辻褄が合ってるし。話しているとキリがないんですけど、本当に優しい人だったんだろうなって思っています。
■もしマイケルと話すことができたら何を訊く？
そして、ビッケブランカさんに「もしマイケルが生きていて、話しができるとしたら、どんなことが訊くきたい？ どんなことを伝えたい？」と質問を投げかけます。
ビッケブランカ：これは「どの口が」って言われるかもしれないんですけど、 僕はマイケル・ジャクソンと一緒に歌いたかったし、一緒に曲が作りたかったので、「たくさん良い曲をありがとう」って感謝を伝えつつ、「一曲、一緒に作ろう」って言うと思いますね。もし会えたら。
最後に、ビッケブランカさんにとって「マイケル・ジャクソンと言えばこの一曲」を紹介してもらいました。
ビッケブランカ：マイケルは曲によっていろんな面を持っています。別ジャンルの中でそれぞれ最高の一曲があるので、一曲に選ぶのは実質不可能です。だから全作品を聴いてほしい。だけど、どうやって聴いたらわからないし、CDを手に入れるのか、サブスクで全部聴くのか、それが難しいのであれば、マイケルのアルバムの『History: Past Present & Future Book 1』というのがあるので、それをまず聴いてみてください。
『History: Past Present & Future Book 1』には各時代それぞれの名曲が入っているので、マイケル・ジャクソンをこれから聴いてみようと思う方は、ぜひ入門編としてチェックしてみてはいかがでしょうか？ この日は同アルバム収録曲で、ビッケブランカさんが大好きなナンバー、『Remember the Time』をオンエアしました。
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