NUMBER GIRLの歴史を追う！ メジャーデビュー3年半で解散するも、圧倒的な存在感を放った【特集】

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』。4月1日（月）のオンエアからリニューアル！　ラッパー・あっこゴリラがナビゲーターを務めます。

注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、17年ぶりの再結成を発表したNUMBER GIRLを特集！

あっこゴリラにとってNUMBER GIRLは、「世界でいちばん好き」なバンドだとか。バンドが解散した2002年から2年後に存在を知ったため、「生で絶対に見られないと思っていたから、まさか再結成するなんて！　衝撃が日本中を駆け巡りましたよね」と大喜びで、コーナーがスタートしました。


■メジャーデビューから3年半で解散

NUMBER GIRLのメンバーは、向井秀徳（Vo/Gt）、田渕ひさ子（Gt）、中尾憲太郎（Ba）、アヒト・イナザワ（Dr）。1995年、福岡で結成されました。地元でのライブ活動や、自主制作などを経て1998年に上京。1999年5月にシングル『透明少女』でメジャーデビューを果たしました。ワンマンツアーや大型野外フェスなど、ライブを中心に精力的に活動していきます。

しかし2002年、メジャーデビューからわずか3年半で解散を発表。ベースの中尾さんがNUMBER GIRLからの脱退を希望し、メンバー及びスタッフで話した結果、中尾さん、田渕さん、イナザワさん、向井さんの4人でNUMBER GIRLである、という共通の意思が強いため、解散という決断に至りました。これから……という時期の、あまりに突然な解散発表でした。

結成からの7年間で、7枚のシングル、4枚のアルバムを発表。圧倒的な存在感を放ちながら、日本のロックシーンを走り抜け、現在のバンドシーンに強烈な影響を与えました。

あっこゴリラ：私が初めてNUMBER GIRLを聴いたとき、「音楽ってこんなに自由なんだ」って衝撃を受けたんです。ファッションもそうだし、立ち振る舞いもそうだし、MCの仕方、言葉、リリックの選び方、音楽の構成、音の鳴らし方とか。全部が“こんなのもアリ”という感じで、奇跡だし、この4人じゃないと絶対にできない音ですよね。


■再結成を発表！「できれば何発かヤりたい」

あっこゴリラのように、NUMBER GIRLに影響を受けた日本のミュージシャンは少なくありません。解散から17年を経た今年2月15日に、ボーカルの向井さんがオフィシャルサイトにて、再結成のコメントを発表。そして、今年8月に開催される野外ロックフェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO」に出演することも発表されました。

その際の「できれば何発かヤりたい」という向井さんのコメント通り、先日には待望のワンマンツアーも発表。8月18日（日）に開催する日比谷野音でのワンマン公演を皮切りに、地元の福岡、名古屋、大阪を回ります。

あっこゴリラもチケットの抽選に申し込んだものの、「全部ハズレました！ もう！」と悔しさを滲ませます。かなりのプレミアムチケットとなったようです。

【2日目】ゴッチ、川谷絵音、SKY-HI…NUMBER GIRLの再結成は、ミュージシャンも歓喜

【番組情報】
番組名：『SONAR MUSIC』
放送日時：月・火・水・木曜 21時?24時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/