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羊文学『若者たちへ』のアートワークは当初“NG”だった?インディーズ時代から手がけるharu.&miyaが振り返る

羊文学『若者たちへ』のアートワークは当初“NG”だった?インディーズ時代から手がけるharu.&miyaが振り返る

インディペンデントマガジン『HIGH(er)magazine』編集部のharu.とmiyaが、自らが手がけた羊文学のアートワークを振り返った。

この内容をお届けしたのは、7月10日(金)放送のJ-WAVE『START LINE』(ナビゲーター:haru. & miya〈代演〉)。好奇心のおもむくまま、自分を探す旅に出る「はじまりの時間」を届けるプログラムだ。

学生時代にオファーを受け、アートワークに携わる

J-WAVE『START LINE』はお休み中の長谷川ミラに代わり、7月から『HIGH(er)magazine』編集部のharu.とmiyaがナビゲート。この日の「haru.とmiyaのToo much HIGH(er) information」で取り上げたのは塩塚モエカ(Vo/Gt)、河西ゆりか(Ba)によるふたり組バンド・羊文学。インディーズ時代を含む、複数のアルバムのアートワークをharu.とmiyaが手がけており、その制作エピソードを楽曲とともに振り返った。

haru.とmiyaが羊文学のアートワークを手がけたのは、1stフルアルバム『若者たちへ』をはじめ、メジャー2作目となる2022年リリースの『our hope』、続く2023年リリースのメジャー3rdアルバム『12 hugs (like butterflies)』、そして2025年リリースの『D o n’ t L a u g h I t O f f』の全4作品。

まず、1stフルアルバム『若者たちへ』から『夏のよう』を選曲した。

夏のよう

haru.:このアルバムが出たのが2018年なんだと思って、今ちょっとびっくりしています。

miya:すごく昔な気もするし、そんなに時間が経っていないような気もするというか。すごく不思議な感覚。

haru.:ね。私が羊文学と関わり始めたのはこのアルバムからで、このアルバムのアートワークをやらせてもらいました。当時、羊文学はまだインディーズで、私も塩塚さんも大学生だったかな。それで、「アルバムのジャケをやって」と依頼してもらったんだけど、「いったい何をすればいいんだろう?」みたいな感じでした(笑)。それで撮影当日に行って、小林真梨子という私たちの共通の友だちのフォトグラファーと、kikaさんというヘアメイクさんがいて、ジャケの写真を「いったん、いろいろ撮ってみよう」みたいな感じで撮って写真が上がってきて、あの1枚を見て「これがジャケだ!」って。

miya:「これしかない」ってね。

haru.:そう思ってデザインを組んだら、最初は「ちょっと顔がアップすぎます……」って言われてちょっとNGみたいな感じで。でも「これしかないんじゃないかな」「羊文学の空気感をすごく捉えた1枚だな」と思ってそれでデザインして、「じゃあ、やっぱりこれで出しましょう!」というところまでいけたっていうエピソードがあります。

少人数で作り上げる、羊文学のアートワーク

haru.は「miyaにとって、羊文学はどんな存在?」と尋ねる。

miya:私が出会ったとき、モエカちゃんはもう羊文学をやっていて。でも、羊文学の存在も知らなかったし、大学生だったから「バンドをやってるんだよね」って言われても「サークルかな」「素敵だね」くらいに思っていたんですよね。だけど、そのままずっと活動を続けてメジャーデビューも決まって、今も作品を出したりツアーを回ったり、ワールドツアーにも行ったりして、同世代がずっと横で活動しているというか。友だちとしては、毎日会ったり連絡したりするような仲ではないけど、顔を合わせてお互い成長というか、時間が経っているのを感じられる相手かなと思いますね。

haru.:そうだね。こうやって、今まで自分たちが手がけたものをちゃんと振り返る機会が全然なくて、最初から見ていくと本当にお互いにいろいろあったなと思って。(羊文学の)ふたりもバンドとしても、自分の人生としてもいろいろあったと思うんだけど、それを間近で見てこられたのはハッピーなことだなって私も思います。羊文学のアートワークを手がけるようになってから、いろいろなミュージシャンの方とご一緒する機会にも恵まれたので、そういうきっかけをくれたという意味でも、私にとっても羊文学はすごく特別なバンドですね。

続いて、メジャー2ndアルバム『our hope』の『ワンダー』、3rdアルバム『12 hugs (like butterflies)』の『FOOL』をオンエア。コロナ禍に制作された『our hope』のジャケットは、塩塚モエカのエピソードから着想を得たそう。



haru.:コロナ禍にモエカさんが自分の部屋でずっと曲を書いていて、外に出るタイミングは「メンバーと一緒に車に乗っているときだった」みたいなお話があって。そこからヒントを得て、車の中からモエカさんがこっちにシグナルを送っている、みたいなジャケを撮ったんですけど、この車を運転しているのが実はmiyaなんだよね(笑)?

miya:はい、私が運転しております。クリエイティブを作るときって、もちろん100人とかすごい人数をかけていらっしゃるところもあるとは思うんですけど、羊(文学)チームとはぎゅっとコンパクトな感じでやってます。この写真はフォトグラファーの中野 道さんが撮ってるんですけど、「道さんの車が(ジャケ写に)ぴったりなんじゃないか?」という話になって、「でも、フォトグラファーは運転できないから誰がするんだ?」「私がします!」となり、モエカちゃんが顔を出している車を運転することになりました。

haru.: そう。それに並走している車に私と中野 道さんが乗っていて「今だ、今!」「撮れー!」みたいな感じで(笑)。

miya:電話をつないでね(笑)。

haru.:羊文学のジャケはブレがちと言われるのですが、このとき上がってきた写真もちょっと躍動感のある感じでブレているのがすごくいいなと思っています。

9月からのツアーグッズを絶賛デザイン中

haru.:『our hope』の次のアルバムは『12 hugs (like butterflies)』。こちらはジャケだけではなくて、神保町にあるNew Galleryというギャラリーで、このアルバムをテーマにした展示もやらせてもらいました。



miya:ディレクションでね。

haru.:はい。いろいろなアーティストの方に楽曲を表現したアートワークを作ってもらったり、メンバーたちが楽曲を録音するときに実際に使っている譜面や、ジャケで着ていた衣装などを展示したりしました。

miya:振り返ると、いろいろな関わり方をさせてもらっていますね。

haru.:本当に思い出がいっぱいあるなと思います。

最後に、最新アルバム『D o n’ t L a u g h I t O f f』から『そのとき』をオンエア。



haru.とmiyaはアートワークのほか、9月4日(金)から始まる羊文学初のホールツアー「羊文学 TOUR 2026 "すーーーはーーー"」のグッズデザイン、メインビジュアルも手がけている。

haru.:私たちが今、必死で作っているグッズ、かなりいい仕上がりになっているんじゃないかなと思います。

miya:すごくかわいい、いろいろなアイテムをご用意しています。しかも、詳しくは言えませんが、各会場限定のグッズもありますので……。

haru.:楽しみにしていてください!

全国10都市11公演を巡るホールツアー「羊文学 TOUR 2026 "すーーーはーーー"」。東京公演は11月10日(火)、11日(水)の2日間、国立代々木競技場 第一体育館で開催。また、10月には台湾での公演も予定している。

そのほか、羊文学の最新情報はオフィシャルサイトまで。

J-WAVE『START LINE』は、お休み中の長谷川ミラに代わって、『HIGH(er)magazine』編集部のharu.とmiyaがナビゲート。オンエアは、毎週金曜16時30分から。

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