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「自分のなかでの解釈で出す」ラジオ特別賞を受賞したRol3ert、最新EPで今後の“姿勢”を示した理由とは?

「自分のなかでの解釈で出す」ラジオ特別賞を受賞したRol3ert、最新EPで今後の“姿勢”を示した理由とは?

シンガーソングライターのRol3ert(ロバート)が、活動への想いや、海にまつわるエピソードを語った。

Rol3ertが登場したのは、7月11日(土)放送のJ-WAVE『BLUE IN GREEN』(ナビゲーター:甲斐まりか)のコーナー「SENSE OF ROOM」。音楽、アート、スポーツ、フードといったジャンルを通じて、アーティストの魅力や活動内容、イベント情報、そこから広がるカルチャーを、GREENROOMのセンスを交えて紹介するコーナーだ。

数々の受賞は自信よりもプレッシャー?

2025年、本格的なソロ活動をスタートしたRol3ert。英語詞を軸にしながら、日本語やJ-POP由来のメロディーを取り入れた独自のサウンドで、国内外から注目を集めている。Spotifyでは22カ国のNew Music Fridayでピックアップされ、「RADAR: Early Noise 2026」にも選出。さらに、国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」ではラジオ特別賞を受賞した。

さらにRol3ert は、ネクストブレイクが期待される次世代のアーティストをいち早く発掘・発信していくJ-WAVEの新音楽プロジェクト「RISING CUTS」の第1弾アーティストに選出。そんな彼の活躍に、ナビゲーターの甲斐は「反響や高い評価は自身にとって驚きなのか、自信につながるものなのか」を尋ねる。

Rol3ert:驚きですね。自信よりもプレッシャーのほうが大きいかもしれません。

甲斐:それは、賞を得てからのプレッシャーですか?

Rol3ert:そうですね。「これに値する人にならないと」と思って、今頑張ってます。

甲斐:次のモチベーションにもつながっていくところもありますか?

Rol3ert:もちろん、モチベーションにつながることもあるんですけど、映画を観たり好きな音楽を聴いたりすることで、けっこう「やるぞ」ってなりますね。

そんなRol3ertは、6月24日に最新EP『Kodoku EP』をリリース。全5曲のなかでも、タイトルトラック『Kodoku』にはどのような想いが込められているのだろうか。

Kodoku

Rol3ert:いろいろとありがたい状況に置かれているなかでも、見えないものってあるじゃないですか。「今後、自分がどうなっていくか」とか、今は絶対にわからないものをわかろうとしてしまう自分が「すごく孤独だな」と思ったので、その状況について書きましたね。

甲斐:歌詞はすごくリアルなRol3ertさんの想いなのかなと思いました。自分自身との向き合い方とか、「いつか『自分もその価値があるよ』と思えるように」と願っている姿もすごく伝わってきました。

Rol3ert:たしかに“願っている”が強いかもしれないですね。そのまま閉じこもっちゃうんじゃなく、そういう気持ちはありつつ歌に昇華しながらやってる感じです。

甲斐:「この曲を書いたあとにスッキリした、ちょっと前に進めた」とセルフライナーノーツに書いていたのも印象的だなと思いました。

Rol3ert:自分のなかに溜まってる気持ちを何かに具現化するプロセスがすごく好きなので、この曲もさっき言ったような感情を出して具現化することにすごくすがすがしさを感じたというか、すごくスッキリしました。

伝えたい意味によって使い分ける、英語詞と日本語詞

甲斐:サウンドはThe WeekndのダークR&Bに通ずる“ダークオルタナ”というディープな感じを受けました。今回、音作りで特にこだわったところはありますか?

Rol3ert:自分がオルタナティブの音楽を見つけたときにすごく腑に落ちたというか、「これをやっていきたい」という気持ちが強かったので、そういう意味では「今後、自分がやっていきたいもの」の“姿勢出し”がちゃんとできるような音作りにはしようと思いました。

甲斐:毎回、そういった「新しい挑戦をやってみよう」みたいな気持ちはありますか?

Rol3ert:すごくありますね。常にやってます。

甲斐:おお! 今回チャレンジしたことは何でしょうか?

Rol3ert:自分がオルタナティブロック的なものにすごく影響を受けたので、「自分のなかでの解釈で出す」ということはすごくチャレンジしたし、自分はギターが弾けないので、一音一音弾いて頑張りました(笑)。

さらに甲斐は、作詞、作曲、アレンジ、レコーディングという曲作りの過程において、Rol3ertがどの部分に時間をかけているかを質問する。

Rol3ert:最初にトラックを作るんですけど、それがいちばん好きなので時間をかけます。でも「時間がかかる」でいうと、メロディーとか歌詞ですね。時間を“かける”のと“かかる”のとで、けっこう違います(笑)。

甲斐:ちょっと意味が違いますよね。なぜ歌詞やメロディーに時間がかかるのでしょうか?

Rol3ert:そもそも、遊びでずっとトラックを作ってきて、歌詞を書き始めたのはRol3ertを始めた2025年からだったんですよ。だから、イチから勉強し直しみたいな感じで、だんだん慣れてきてはいますが、まだ模索している部分もありますね。あと、歌詞はこだわってしまうので、出てきたとしてもすぐなくして、次の歌詞を作ることもします。

甲斐:英語詞が軸となっていますが、英語と日本語で意識の違いはありますか?

Rol3ert:だいぶ違っていて、英語のほうがナチュラルです。英語で書いているほうがすごく自然に伝わるし、自分でも腑に落ちる。でも、ダイレクトに伝わりすぎないように伝えたいニュアンスを含んでいる部分は日本語で歌っていて、そこで英語と日本語を使い分けています。

甲斐:音楽を世に出すと、リスナーからのリアクションが返ってきますよね。その反応は新たな発見やインスピレーションにつながることもありますか?

Rol3ert:アジアの方は歌詞に反応してくれる人、すごく内側を掘ってくれる人が多いなと思って。そういう部分ではすごくびっくりしましたし、「もっと歌詞をがんばろう」「ちゃんと届けよう」と思いました。

家族で何度も訪れた海での思い出

活動開始から短期間で、世界中から注目を集めているRol3ert。そんな彼が刺激を受けたアーティストは、同い年でもあるアメリカの歌手・sombrだと言う。

sombr - My Body Isn't Ready (official video)

甲斐:アーティストとしてsombrのどこが魅力だと思いますか?

Rol3ert:あまり聴いたことのない新しいサウンドを、ナチュラルに自分のものにしてやっているところが、「ちゃんと音楽をやっている」という自信だなと思います。しかも、それが本人のパーソナリティとか雰囲気とリンクして魅力的になっているのがすごく羨ましいです。どんなに新しいものを作って「かっこいい」ってなっても、やっぱりそれがリンクしなかったらうまくいかないと思うので、そこをちゃんとリンクできてるのがすごいなと思います。

甲斐:ある意味、ブランディングも含めというところでしょうか。同い年で、そういう刺激を受けるアーティストがいるのはいいことですよね。

Rol3ert:モチベーションになりますね。

「SENSE OF ROOM」では、海やビーチのライフスタイルや、カルチャーに関するトピックも取り上げる。甲斐がRol3ertにお気に入りの海・ビーチを訊くと、子どものころに何度も足を運んだ、山口県の海でのエピソードを語ってくれた。

Rol3ert:おじいちゃんが山口県に住んでいて、夏休みとかに遊びに行ったときはその海に入るのが恒例で。おじいちゃんの家から車で1時間くらいかかるような場所でしたけど、よく行ってました。

甲斐:海でどういう過ごし方をしたとか、忘れられない景色ありますか?

Rol3ert:家族で行くことが多かったので、お父さんに海のなかで肩車をしてもらって倒れるみたいな、すごくしょうもないけど楽しいことをずっとしていた記憶があります。あとは、ビーチでお菓子やおばあちゃんが作ってくれたおにぎりを食べる。それと海に入るのを繰り返していました。

甲斐:いい夏休みですね!

Rol3ert:またやりたいなぁ。

Rol3ertはこの夏、『Kodoku EP』を携えて「LuckyFes'26」や「SUMMER SONIC 2026」、「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2026」など、さまざまなフェスに出演。さらに、11月には自身初となるライブツアー「Rol3ert Live Tour 2026 “meet me in my head”」の開催も決定している。大阪公演は11月6日(金)にBIGCAT、東京公演は11月12日(木)にSpotify O-EASTで行われる。

そのほか、Rol3ertの最新情報は公式サイトまで。

J-WAVE『BLUE IN GREEN』のコーナー「SENSE OF ROOM」では、MUSIC・ART・SPORTS・FOODをとおして、アーティストやその活動、イベント、そしてそれらが生み出すカルチャーなどGREENROOMのセンスと重ね合わせたトピックスを紹介する。オンエアは毎週土曜12時55分ごろから。

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