シンガーソングライターのAkiが、歌を始めたきっかけや、新曲に込めた想いなどを語った。
Akiが登場したのは、1月10日(土)放送のJ-WAVE『BLUE IN GREEN』(ナビゲーター:甲斐まりか)の「SENSE OF ROOM」。音楽、アート、スポーツ、フードといったジャンルを通じて、アーティストの魅力や活動内容、イベント情報、そこから広がるカルチャーを、GREENROOMのセンスを交えて紹介するコーナーだ
いま、音楽シーンで熱い視線を集める彼女に、まずは「音楽を始めたきっかけ」について訊く。
Aki:たぶん、私が最初に音楽を耳にしたのは、テレビの『みんなのうた』や『天才てれびくん』(ともにNHK)です。目と耳で音楽を聴くようになって、その後、家にパソコンがきてYouTubeを観漁る日々を過ごしていました。小学生でハロプロ(ハロー!プロジェクト)にどっぷりハマって、特に℃-uteとBerryz工房を見続ける日々でしたね。
甲斐:懐かしい気持ちになりました! これまでSNSでカバーされている楽曲がいろいろあると思いますが、カバー曲を選ぶときに大切にしている基準はありましたか?
Aki:本当になくて(笑)。たぶん、自分が好きで歌いたい曲を選んで、気持ちよく歌っていましたね。
甲斐:感覚的に「これだ!」と思ったら(カバーする)?
Aki:はい。記録用にSNSに投稿していたので、「これ好きだな」「かたちに残したいな」「自分で見たいな」と思うものをカバーしていました。
甲斐:感覚的に選ぶと「この曲、ちょっと難しいな」ということもあったりしますか?
Aki:そうですね。「全然歌えない、私の声じゃ無理かも」というものもあり、声色の影響は非常に大きいと思いました。
Akiは2025年12月3日(水)に新曲『これも愛としよう』を配信リリースした。楽曲を聴いたナビゲーターの甲斐は、「感情を歌声にのせる感じに、心を動かされました」と率直な感想を伝える。
甲斐:物事を受容する姿勢が感じられるタイトルになっていますが、この曲はAkiさんご自身の、どんな出来事や感情から生まれたのですか?
Aki:最初のきっかけは、“愛”というかたちに見えないものへの違和感なのかなと思っています。“愛”はすごく前向きで温かい言葉に思えますが、一方で“愛”だからこそ完璧であってほしいのに、どこか不完全なものという感じがします。たとえば、誰かに向けた好意で、実はほかの誰かが傷ついていたりする、ということはよくあるじゃないですか。
甲斐:はい、ありますね。
Aki:ただ、それは誰かが愛のかたちを間違えたわけではないので、すごく行き場のないものだなと思っていて。だから不完全。でも、「完璧だと答えが存在してしまうので、人はその不完全さに助けられているんだろうな」という気持ちを曲にしたいと思って作りました。
甲斐:歌詞を読みながら聴いてみると、欲張りたい気持ちと、それで少し不安定になってしまう自分と、それを行き来する感情というのを(感じます)。
Aki:そうですね。定まっていないものを歌っているので、本当に欲張る気持ちだったり、寂しさだったり、残酷さだったり、自分でもわからないままに「愛の裏表」というのを書いて、歌っているのかなと思います。
Aki:「この」「その」「あの」や、「これ」「それ」「あれ」という連体詞・代名詞を使っていることに、最近気づきました。私自身、まだ探り探りな人生を歩んでいるので、その言葉のあいまいさが持つ可能性にすごくすがってしまっているような気がします。
甲斐:Akiさんの歌声からはすごく感情が伝わってくるので、その言葉でも、歌い方で受け取る側には伝わっていると思います。
Aki:ありがとうございます。
『これも愛としよう』のMVは、数多くのMVを手がけているKengo Hanadaとのタッグで完成した。これまで、クリエイティブもすべて自身で手がけてきたAki。初の試みの感想や、撮影秘話を語ってくれた。
Aki:今回初めて、自分で全部やるのではなく、誰かにお願いして物語を作っていただいて、撮影・編集していただいたんです。自分の限界も見えたし、そこから新しいかたちも見えたので、自分の中で新しすぎる体験で、いろいろなことが勉強になるなと思いながら進めていきました。MVの最後に体を動かしながら頭を振るシーンがあるのですが、撮影では曲の頭から終わりまで、何テイクも撮りました。自分で作品を作るときには「ここにこういう映像を入れたい」という構想がある程度あるので、(撮影する)尺も短いのですが、今回はフルで何回も撮ったので、むち打ちになりそうだし、フラフラだし、頭真っ白、みたいな感じで。「どうですか?」と言いながらやっていました(笑)。
甲斐:そんなビハインドシーンがあったんですね。いまお話にも出てきましたが、Akiさんは日ごろ、MVやジャケット写真を含むクリエイティブディレクションを自ら手がけています。ビジュアルを考えるときには、何をいちばん大切にしていますか?
Aki:曲を作っている時点で出てくるイメージがあるので、それも書き留めながら(ビジュアルも)同時に作っています。MV(制作)は最後ですが、曲を作りつつ、ジャケットやMVの内容、物語を考えている感じですね。
甲斐:そのイメージは、色や景色というよりも“物語”という感じですか?
Aki:それにプラスして、色なども無意識に考えてるんだと思います。
Aki:もちろん、私と似ているところもありますが、真逆な性格で。孤独をすごく好む、それじゃないと無理という人です。私には考えられないようなことが平気でできてしまう人。そういう人が、同じDNAを持って身近にいるというのが不思議なことだなと思います。姉との会話で、新しいことや面白いことを考えさせられることは多いですね。
甲斐:そこから、インスピレーションなどを(得ている)?
Aki:そうですね。そういう人と小さいときから付き合ってきたので、なんだかんだ、いちばん強いのかなと思います。いまは距離がちょっと離れて、電話に出てくれないこともあるんですけど、たまに出てくれるのでそのときにたくさん話すみたいな感じです。
甲斐:素敵な関係性ですね。
Aki:そうですね。離れていかないでほしいです(笑)。
甲斐:ラジオ、聴いてくれていますかね(笑)。
「SENSE OF ROOM」では、海やビーチのライフスタイルやカルチャーに関するトピックも取り上げる。海や水族館が好きだというAkiの、お気に入りの過ごし方を教えてもらった。
Aki:夕方から夜にかけての海に入るのが、すごく好きです。海は昼のイメージが強いと思いますが、夕焼けを真下から見上げて水に浸かって、そこから潜っていったときの、リセットされるような感覚がすごく好きなんですよね。
甲斐:けっこうしっかり入るんですね。
Aki:はい。時間帯が違うので、周りもまどろんでいたり散歩していたりする人が多くて、そんななかで人目を気にせず端っこのほうでひとりで潜ってます。(海の中から)夕焼けが見えて、(それが)夜空になっていく様子が、すごく面白いです。
甲斐:すごくロマンチックですね。
最後に、アーティスト・Akiとしての2026年の目標・抱負を訊くと、「ライブの数も増やしながら、曲に対する想いの熱量・クオリティをしっかり考え、ブレずに表現の幅を広げていきたい」と意気込みを語り、コーナーは幕を閉じた。
Akiの最新情報はInstagram公式アカウント(@aki_chan_0)まで。
J-WAVE『BLUE IN GREEN』のコーナー「SENSE OF ROOM」では、MUSIC・ART・SPORTS・FOODを通して、アーティストやその活動、イベント、そしてそれらが生み出すカルチャーなどGREENROOMのセンスと重ね合わせたトピックスを紹介する。オンエアは毎週土曜12時55分ごろから。
Akiが登場したのは、1月10日(土)放送のJ-WAVE『BLUE IN GREEN』(ナビゲーター:甲斐まりか)の「SENSE OF ROOM」。音楽、アート、スポーツ、フードといったジャンルを通じて、アーティストの魅力や活動内容、イベント情報、そこから広がるカルチャーを、GREENROOMのセンスを交えて紹介するコーナーだ
“愛の不完全さ”を綴った新曲をリリース
2022年から、SNSを拠点に活動するAki。邦楽から洋楽まで、幅広いジャンルのカバーを弾き語りでコンスタントに投稿している。唯一無二の歌声は着実に支持を広げ、Amazon PrimeのCMソングやテレビドラマのテーマ曲に抜擢されるなど、年々、注目度が高まっている。秘密の / Aki 【MUSIC VIDEO】
Aki:たぶん、私が最初に音楽を耳にしたのは、テレビの『みんなのうた』や『天才てれびくん』(ともにNHK)です。目と耳で音楽を聴くようになって、その後、家にパソコンがきてYouTubeを観漁る日々を過ごしていました。小学生でハロプロ(ハロー!プロジェクト)にどっぷりハマって、特に℃-uteとBerryz工房を見続ける日々でしたね。
甲斐:懐かしい気持ちになりました! これまでSNSでカバーされている楽曲がいろいろあると思いますが、カバー曲を選ぶときに大切にしている基準はありましたか?
Aki:本当になくて(笑)。たぶん、自分が好きで歌いたい曲を選んで、気持ちよく歌っていましたね。
甲斐:感覚的に「これだ!」と思ったら(カバーする)?
Aki:はい。記録用にSNSに投稿していたので、「これ好きだな」「かたちに残したいな」「自分で見たいな」と思うものをカバーしていました。
甲斐:感覚的に選ぶと「この曲、ちょっと難しいな」ということもあったりしますか?
Aki:そうですね。「全然歌えない、私の声じゃ無理かも」というものもあり、声色の影響は非常に大きいと思いました。
Akiは2025年12月3日(水)に新曲『これも愛としよう』を配信リリースした。楽曲を聴いたナビゲーターの甲斐は、「感情を歌声にのせる感じに、心を動かされました」と率直な感想を伝える。
これも愛としよう/ Aki 【MUSIC VIDEO】
Aki:最初のきっかけは、“愛”というかたちに見えないものへの違和感なのかなと思っています。“愛”はすごく前向きで温かい言葉に思えますが、一方で“愛”だからこそ完璧であってほしいのに、どこか不完全なものという感じがします。たとえば、誰かに向けた好意で、実はほかの誰かが傷ついていたりする、ということはよくあるじゃないですか。
甲斐:はい、ありますね。
Aki:ただ、それは誰かが愛のかたちを間違えたわけではないので、すごく行き場のないものだなと思っていて。だから不完全。でも、「完璧だと答えが存在してしまうので、人はその不完全さに助けられているんだろうな」という気持ちを曲にしたいと思って作りました。
甲斐:歌詞を読みながら聴いてみると、欲張りたい気持ちと、それで少し不安定になってしまう自分と、それを行き来する感情というのを(感じます)。
Aki:そうですね。定まっていないものを歌っているので、本当に欲張る気持ちだったり、寂しさだったり、残酷さだったり、自分でもわからないままに「愛の裏表」というのを書いて、歌っているのかなと思います。
学び多き体験をしたKengo HanadaとのMV撮影
続いて甲斐は、「作詞において、よく使う言葉やモチーフ、表現はありますか?」と問いかける。Aki:「この」「その」「あの」や、「これ」「それ」「あれ」という連体詞・代名詞を使っていることに、最近気づきました。私自身、まだ探り探りな人生を歩んでいるので、その言葉のあいまいさが持つ可能性にすごくすがってしまっているような気がします。
甲斐:Akiさんの歌声からはすごく感情が伝わってくるので、その言葉でも、歌い方で受け取る側には伝わっていると思います。
Aki:ありがとうございます。
『これも愛としよう』のMVは、数多くのMVを手がけているKengo Hanadaとのタッグで完成した。これまで、クリエイティブもすべて自身で手がけてきたAki。初の試みの感想や、撮影秘話を語ってくれた。
Aki:今回初めて、自分で全部やるのではなく、誰かにお願いして物語を作っていただいて、撮影・編集していただいたんです。自分の限界も見えたし、そこから新しいかたちも見えたので、自分の中で新しすぎる体験で、いろいろなことが勉強になるなと思いながら進めていきました。MVの最後に体を動かしながら頭を振るシーンがあるのですが、撮影では曲の頭から終わりまで、何テイクも撮りました。自分で作品を作るときには「ここにこういう映像を入れたい」という構想がある程度あるので、(撮影する)尺も短いのですが、今回はフルで何回も撮ったので、むち打ちになりそうだし、フラフラだし、頭真っ白、みたいな感じで。「どうですか?」と言いながらやっていました(笑)。
甲斐:そんなビハインドシーンがあったんですね。いまお話にも出てきましたが、Akiさんは日ごろ、MVやジャケット写真を含むクリエイティブディレクションを自ら手がけています。ビジュアルを考えるときには、何をいちばん大切にしていますか?
Aki:曲を作っている時点で出てくるイメージがあるので、それも書き留めながら(ビジュアルも)同時に作っています。MV(制作)は最後ですが、曲を作りつつ、ジャケットやMVの内容、物語を考えている感じですね。
甲斐:そのイメージは、色や景色というよりも“物語”という感じですか?
Aki:それにプラスして、色なども無意識に考えてるんだと思います。
海は自身が“リセット”できる場所
甲斐はさらに、クリエイティブ面において、Akiが影響を受けている人物について訊く。彼女がもっとも影響を受けているのは、自身の姉だそうだ。Aki:もちろん、私と似ているところもありますが、真逆な性格で。孤独をすごく好む、それじゃないと無理という人です。私には考えられないようなことが平気でできてしまう人。そういう人が、同じDNAを持って身近にいるというのが不思議なことだなと思います。姉との会話で、新しいことや面白いことを考えさせられることは多いですね。
甲斐:そこから、インスピレーションなどを(得ている)?
Aki:そうですね。そういう人と小さいときから付き合ってきたので、なんだかんだ、いちばん強いのかなと思います。いまは距離がちょっと離れて、電話に出てくれないこともあるんですけど、たまに出てくれるのでそのときにたくさん話すみたいな感じです。
甲斐:素敵な関係性ですね。
Aki:そうですね。離れていかないでほしいです(笑)。
甲斐:ラジオ、聴いてくれていますかね(笑)。
「SENSE OF ROOM」では、海やビーチのライフスタイルやカルチャーに関するトピックも取り上げる。海や水族館が好きだというAkiの、お気に入りの過ごし方を教えてもらった。
Aki:夕方から夜にかけての海に入るのが、すごく好きです。海は昼のイメージが強いと思いますが、夕焼けを真下から見上げて水に浸かって、そこから潜っていったときの、リセットされるような感覚がすごく好きなんですよね。
甲斐:けっこうしっかり入るんですね。
Aki:はい。時間帯が違うので、周りもまどろんでいたり散歩していたりする人が多くて、そんななかで人目を気にせず端っこのほうでひとりで潜ってます。(海の中から)夕焼けが見えて、(それが)夜空になっていく様子が、すごく面白いです。
甲斐:すごくロマンチックですね。
最後に、アーティスト・Akiとしての2026年の目標・抱負を訊くと、「ライブの数も増やしながら、曲に対する想いの熱量・クオリティをしっかり考え、ブレずに表現の幅を広げていきたい」と意気込みを語り、コーナーは幕を閉じた。
Akiの最新情報はInstagram公式アカウント(@aki_chan_0)まで。
J-WAVE『BLUE IN GREEN』のコーナー「SENSE OF ROOM」では、MUSIC・ART・SPORTS・FOODを通して、アーティストやその活動、イベント、そしてそれらが生み出すカルチャーなどGREENROOMのセンスと重ね合わせたトピックスを紹介する。オンエアは毎週土曜12時55分ごろから。
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