シャッポの福原 音(Gt/etc)と細野悠太(Ba/etc)が、バンドを結成したきっかけや、出演する「FUJI ROCK FESTIVAL '26」への想いを語った。
シャッポが登場したのは、5月20日(水)放送のJ-WAVE『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann〈セレイナ・アン〉)の期間限定コーナー「READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL '26 supported by iichiko」だ。
本コーナーは、「FUJI ROCK FESTIVAL '26」に出演するアーティスト、スタッフや関係者、フジロック好きの著名人や音楽ライターなどが登場し、魅力や見どころを多角的に掘り下げている。トークのフルバージョンはポッドキャストで配信中。
・ポッドキャストページ
セレイナ:バンド結成のいきさつから伺っていきます。おふたりはどのような出会いだったのでしょうか。
福原:僕が18歳のときに上京してきて、そのときに……悠太くんのおじいちゃんがリビングレジェンドなんですけど。
タカノ:細野晴臣さんですよね。
福原:細野さんが「1940年代の音楽」をそのころにやっていて。僕は中学高校くらいから40年代の音楽にすごく熱心にハマっていて、夜な夜なYouTubeで「再生回数3回」の動画とかを漁ったりしていたんです。
セレイナ:けっこうニッチなところですよね。
福原:アメリカの国会図書館的なアーカイブにメールして「僕にもアクセス権をくれ」とか言って入れてもらって。SP盤という当時のやつとかVディスクという、戦争のために作った特別な録音のものとかを聴いたりして、自分なりに好きだったんです。その当時、細野さんが1940年代の音楽をすごく熱心にカバーされていて。でも、はっぴいえんどを聴いたことがあるくらいでYMOはたぶん聴いたことがなかったんです。単純に「40年代の音楽をやっている人に話を訊きたい」みたいな、危ない熱意で突撃訪問しまして(笑)。
セレイナ:どこに突撃訪問したんですか?
福原:細野さんのスタジオです。普通は入れないんですけど。僕も行くときは親に「捕まるかも」と連絡はしました(笑)。
セレイナ:えー(笑)!
タカノ:それは受け入れてもらえたんですか?
福原:そのときにボソボソしゃべっちゃって「こうこうこうで、こういう人がいて、その人について、ジョニー・マーサーが……」みたいな、単語単語を悠太くんのお母さんがインターホンで応対してくれて「父と同じような話をしているな」と。
タカノ:インターホン越しにそのやり取りがあったんですね(笑)。
福原:細野さんもそんなに日中スタジオにいないんですけど、いたので入れてくれて。それでしゃべったら「孫がいるから紹介するよ」と。
タカノ:すごい! そんな出会いだったんだ。
セレイナ:細野悠太さんのお母様が扉を開けてくれたと。
福原:そうなんです。そういう流れで、そのあともなぜか細野家でごはんを食べたりして、悠太くんもいて。別に最初は仲よくなかったんです。とりあえず一緒にいて、お正月とかもなぜか毎年、家族と僕ひとりだけいて。
セレイナ:お正月はすごいですね。
タカノ:面白い(笑)。
セレイナ:その様子を悠太さんはどう見ていたんですか?
細野:最初は本当にリアルタイムの状況を知らなかったので、あとから母親に訊いて「なんだそれは?」みたいな。ちょっと変質者なんじゃないかと(笑)。
タカノ:ビックリはしますよね。
細野:多少ビックリしたんですけど、まあ同年代ということで。(福原は)大学1年生のときに上京してきたんです。音楽系のサークルに興味があったので「どこかにないかな」みたいなのを探していて。
福原:悠太くんが1学年上なので、サークルに連れて行ってくれたり。それで段々とふたりでも遊ぶようになったりはしました。
セレイナ:そこからバンドを実際に組もうとなったのは?
福原:なんかニコイチみたいな感じで、細野さんのラジオとかイベントに出て。1回、細野さんの50周年のイベントで3人で演奏したんです。そのときに「これは続けなきゃいけないのかな」みたいな。あとは、細野さんと話しているうちに「やってみたいな」という気持ちが出たときに、いちばん近くにいた友だちというか。やるなら悠太くんとやるのかな、みたいな感じがたぶんお互いになんとなくあって、流れですね。
セレイナ:これはどんなアルバムになりましたか?
細野:ライブとかもやり始めたタイミングで1stも作り始めていて。今までは、もうひとりドラムもいて3人でやっていて。だけどそこから外の人とかもつながりつつ、人の手も借りつつみたいな。
『a one & a two』は第18回CDショップ大賞2026<青>に入賞し、さらにAPPLE VINEGAR -Music Award- 2026にノミネートされるなど大きな話題となった。しかし、福原はそのときよりも今回のフジロックの参加が決まったときのほうが反響を感じたという。
福原:(フジロックへの出演が)決まると「おめでとうございます」って言われるんだなと。最初の発表で名前があったので。2月の中旬とかでしたよね。
セレイナ:第1弾発表で。
福原:そのタイミングってちょうど受験シーズンじゃないですか。「おめでとうございます」って言われるのにすごく既視感があって。
タカノ:たしかに、合格通知みたいですね(笑)。
福原:他のトピックで「おめでとうございます」って言われることは、リリースぐらいしかないというか。
細野:普通はないよね。
福原:そこで「うれしいな」と感じました。
タカノ:6月に2ndアルバムがリリースされるんですよね。
セレイナ:こちらはどんな作品になっていますか?
福原:まあ、まだ作っているんですけど(笑)。インストバンドなんですが、8曲ぐらい歌ってしまって。
細野:不思議なバランスというかね。
タカノ:歌ってしまったという(笑)。
福原:想いがあふれて歌っちゃいました。
タカノ:では、その2ndに収録される1曲をお送りします。
福原:唯一ぐらいのインスト曲です。
番組ではシャッポの『より良い人生』をオンエアした。
セレイナ:先ほどバンドの成り立ちを伺いましたが、そういえばパートをお話していなかったなと。
タカノ:あらぬ方向に盛り上がっちゃってね。
セレイナ:どういったすみ分けになっているのでしょうか。
福原:録音だと関係ないんですが、いちおうライブではベースを悠太くんが弾いています。
細野:僕がベースで、音くんがギターとボーカルです。
セレイナ:フジロックに出ることが決まって、発表になったときに「おめでとう」とたくさんかけてもらえたとおっしゃっていました。あらためて今、実感は湧いていますか?
福原:あの並びに自分たちの名前があるというのは面白いですね。
細野:不思議な感覚はあります。
福原:やっぱり「フジロックに向けて」と、いろいろな大人に言われたりして。どういうふうにやっていくかとか、ツアーもアルバムのリリースと同時に始まるんですけど。それもフジロックに照準を合わせてみたいな感じで、大会前みたいな感じですね。
タカノ:スポーツ選手とかのね。
セレイナ:悠太さんはCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINとして2024年に1度、ご出演されています。今回、シャッポとしての出演はいかがですか?
細野:チョコパのときもそうですけど、すごく緊張はしています。終わってしまえば、あとは祭りなんですけど(笑)。準備期間というか、それが今けっこう怖くもあり、楽しくもあるみたいな感じです。
タカノ:おふたりはライブでは緊張するタイプなんですか?
福原:最近はないかな。最初のころ、僕は緊張はしないんですが「帰りたい」という。
タカノ:どういうことですか(笑)?
福原:最初のほうは本当に帰ろうとしていて、悠太くんがあきれていました。
細野:嫌でしたね(笑)。
タカノ:この感じがいいのかもしれないですね。このゆるさというかね。
福原:今回は帰れないですけどね。
セレイナ:1日目にご出演されたあと、2日目、3日目は苗場にステイする予定ですか?
福原:ステイのつもりです。
タカノ:福原さんはフジロック自体は?
福原:初めて行きます。ずっと配信を観ていたので。初めて行って出演するのが、すごくうれしいです。
セレイナ:幸せですね。
福原:なかなかない経験をさせてもらえているなと。
セレイナ:フジロックにはどんな期待をしていますか?
福原:3日もいられるというのはある種、観客としてもフェス初体験という感じがあって。すごくワクワクしています。それで出ることを紛らわせるというか(笑)。
細野:たしかにね(笑)。
フジロックの詳細は公式サイトまで。
シャッポの最新情報はInstagram公式アカウント(@chappo_otyt)まで。
J-WAVE『GRAND MARQUEE』は月~木曜の16時30分〜18時50分にオンエア。
シャッポが登場したのは、5月20日(水)放送のJ-WAVE『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann〈セレイナ・アン〉)の期間限定コーナー「READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL '26 supported by iichiko」だ。
本コーナーは、「FUJI ROCK FESTIVAL '26」に出演するアーティスト、スタッフや関係者、フジロック好きの著名人や音楽ライターなどが登場し、魅力や見どころを多角的に掘り下げている。トークのフルバージョンはポッドキャストで配信中。
・ポッドキャストページ
出会いのきっかけはレジェンドのスタジオへの突撃訪問
シャッポは、2000年生まれの福原と細野が2019年に結成したインストゥルメンタルバンド。7月24日(金)から26日(日)の3日間にわたり、新潟・湯沢町苗場スキー場で開催される「FUJI ROCK FESTIVAL '26」に出演する(シャッポの出演は7月24日(金))。今回、フジロック初出演となる彼らを迎えて、いいちこと緑茶で作った緑茶ハイ「いい茶こ」で乾杯し、話を訊いた。NEWS
— シャッポ (CHAPPO) (@Chappo_356) May 15, 2026
FUJI ROCK FESTIVAL’26出演ステージ解禁!
シャッポは
DAY1 7/24(金)
FIELD OF HEAVEN
に出演します!
初めてのフジロックでFIELD OF HEAVEN、セカンドアルバムリリースやリリースツアーを駆け抜けて挑みます!
ぜひご期待ください pic.twitter.com/3CCLk7v1Xk
福原:僕が18歳のときに上京してきて、そのときに……悠太くんのおじいちゃんがリビングレジェンドなんですけど。
タカノ:細野晴臣さんですよね。
福原:細野さんが「1940年代の音楽」をそのころにやっていて。僕は中学高校くらいから40年代の音楽にすごく熱心にハマっていて、夜な夜なYouTubeで「再生回数3回」の動画とかを漁ったりしていたんです。
セレイナ:けっこうニッチなところですよね。
福原:アメリカの国会図書館的なアーカイブにメールして「僕にもアクセス権をくれ」とか言って入れてもらって。SP盤という当時のやつとかVディスクという、戦争のために作った特別な録音のものとかを聴いたりして、自分なりに好きだったんです。その当時、細野さんが1940年代の音楽をすごく熱心にカバーされていて。でも、はっぴいえんどを聴いたことがあるくらいでYMOはたぶん聴いたことがなかったんです。単純に「40年代の音楽をやっている人に話を訊きたい」みたいな、危ない熱意で突撃訪問しまして(笑)。
セレイナ:どこに突撃訪問したんですか?
福原:細野さんのスタジオです。普通は入れないんですけど。僕も行くときは親に「捕まるかも」と連絡はしました(笑)。
セレイナ:えー(笑)!
タカノ:それは受け入れてもらえたんですか?
福原:そのときにボソボソしゃべっちゃって「こうこうこうで、こういう人がいて、その人について、ジョニー・マーサーが……」みたいな、単語単語を悠太くんのお母さんがインターホンで応対してくれて「父と同じような話をしているな」と。
タカノ:インターホン越しにそのやり取りがあったんですね(笑)。
福原:細野さんもそんなに日中スタジオにいないんですけど、いたので入れてくれて。それでしゃべったら「孫がいるから紹介するよ」と。
タカノ:すごい! そんな出会いだったんだ。
セレイナ:細野悠太さんのお母様が扉を開けてくれたと。
福原:そうなんです。そういう流れで、そのあともなぜか細野家でごはんを食べたりして、悠太くんもいて。別に最初は仲よくなかったんです。とりあえず一緒にいて、お正月とかもなぜか毎年、家族と僕ひとりだけいて。
セレイナ:お正月はすごいですね。
タカノ:面白い(笑)。
セレイナ:その様子を悠太さんはどう見ていたんですか?
細野:最初は本当にリアルタイムの状況を知らなかったので、あとから母親に訊いて「なんだそれは?」みたいな。ちょっと変質者なんじゃないかと(笑)。
タカノ:ビックリはしますよね。
細野:多少ビックリしたんですけど、まあ同年代ということで。(福原は)大学1年生のときに上京してきたんです。音楽系のサークルに興味があったので「どこかにないかな」みたいなのを探していて。
福原:悠太くんが1学年上なので、サークルに連れて行ってくれたり。それで段々とふたりでも遊ぶようになったりはしました。
セレイナ:そこからバンドを実際に組もうとなったのは?
福原:なんかニコイチみたいな感じで、細野さんのラジオとかイベントに出て。1回、細野さんの50周年のイベントで3人で演奏したんです。そのときに「これは続けなきゃいけないのかな」みたいな。あとは、細野さんと話しているうちに「やってみたいな」という気持ちが出たときに、いちばん近くにいた友だちというか。やるなら悠太くんとやるのかな、みたいな感じがたぶんお互いになんとなくあって、流れですね。
6月にリリースする2ndアルバムは“歌モノ”が8曲も!?
続いて、2025年にリリースした1stアルバム『a one & a two』の話題へ。セレイナ:これはどんなアルバムになりましたか?
細野:ライブとかもやり始めたタイミングで1stも作り始めていて。今までは、もうひとりドラムもいて3人でやっていて。だけどそこから外の人とかもつながりつつ、人の手も借りつつみたいな。
『a one & a two』は第18回CDショップ大賞2026<青>に入賞し、さらにAPPLE VINEGAR -Music Award- 2026にノミネートされるなど大きな話題となった。しかし、福原はそのときよりも今回のフジロックの参加が決まったときのほうが反響を感じたという。
福原:(フジロックへの出演が)決まると「おめでとうございます」って言われるんだなと。最初の発表で名前があったので。2月の中旬とかでしたよね。
セレイナ:第1弾発表で。
福原:そのタイミングってちょうど受験シーズンじゃないですか。「おめでとうございます」って言われるのにすごく既視感があって。
タカノ:たしかに、合格通知みたいですね(笑)。
福原:他のトピックで「おめでとうございます」って言われることは、リリースぐらいしかないというか。
細野:普通はないよね。
福原:そこで「うれしいな」と感じました。
タカノ:6月に2ndアルバムがリリースされるんですよね。
セレイナ:こちらはどんな作品になっていますか?
福原:まあ、まだ作っているんですけど(笑)。インストバンドなんですが、8曲ぐらい歌ってしまって。
細野:不思議なバランスというかね。
タカノ:歌ってしまったという(笑)。
福原:想いがあふれて歌っちゃいました。
タカノ:では、その2ndに収録される1曲をお送りします。
福原:唯一ぐらいのインスト曲です。
番組ではシャッポの『より良い人生』をオンエアした。
シャッポ / より良い人生 - CHAPPO / For a better life (Official Audio)
タカノ:あらぬ方向に盛り上がっちゃってね。
セレイナ:どういったすみ分けになっているのでしょうか。
福原:録音だと関係ないんですが、いちおうライブではベースを悠太くんが弾いています。
細野:僕がベースで、音くんがギターとボーカルです。
「あの並びに自分たちの名前があるというのは面白い」
ふたりはフジロックに向けての想いを語った。特に福原は会場に足を運ぶのも初めてなのだそう。セレイナ:フジロックに出ることが決まって、発表になったときに「おめでとう」とたくさんかけてもらえたとおっしゃっていました。あらためて今、実感は湧いていますか?
福原:あの並びに自分たちの名前があるというのは面白いですね。
細野:不思議な感覚はあります。
福原:やっぱり「フジロックに向けて」と、いろいろな大人に言われたりして。どういうふうにやっていくかとか、ツアーもアルバムのリリースと同時に始まるんですけど。それもフジロックに照準を合わせてみたいな感じで、大会前みたいな感じですね。
NEWS
— シャッポ (CHAPPO) (@Chappo_356) May 12, 2026
TOUR 2026 “よろしくどうぞ!”
ゲストアクト&キービジュアル解禁!
東京 Ginger Root (Solo Set)
札幌 LAUSBUB
大阪 Neibiss
名古屋 グッドラックヘイワ
がゲストアクトとして出演決定!
福岡、仙台はワンマン公演です!
ぜひご来場ください!!
https://t.co/m0rwiksLxp pic.twitter.com/3TK3P4OqXr
セレイナ:悠太さんはCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINとして2024年に1度、ご出演されています。今回、シャッポとしての出演はいかがですか?
細野:チョコパのときもそうですけど、すごく緊張はしています。終わってしまえば、あとは祭りなんですけど(笑)。準備期間というか、それが今けっこう怖くもあり、楽しくもあるみたいな感じです。
タカノ:おふたりはライブでは緊張するタイプなんですか?
福原:最近はないかな。最初のころ、僕は緊張はしないんですが「帰りたい」という。
タカノ:どういうことですか(笑)?
福原:最初のほうは本当に帰ろうとしていて、悠太くんがあきれていました。
細野:嫌でしたね(笑)。
タカノ:この感じがいいのかもしれないですね。このゆるさというかね。
福原:今回は帰れないですけどね。
セレイナ:1日目にご出演されたあと、2日目、3日目は苗場にステイする予定ですか?
福原:ステイのつもりです。
タカノ:福原さんはフジロック自体は?
福原:初めて行きます。ずっと配信を観ていたので。初めて行って出演するのが、すごくうれしいです。
セレイナ:幸せですね。
福原:なかなかない経験をさせてもらえているなと。
セレイナ:フジロックにはどんな期待をしていますか?
福原:3日もいられるというのはある種、観客としてもフェス初体験という感じがあって。すごくワクワクしています。それで出ることを紛らわせるというか(笑)。
細野:たしかにね(笑)。
フジロックの詳細は公式サイトまで。
シャッポの最新情報はInstagram公式アカウント(@chappo_otyt)まで。
J-WAVE『GRAND MARQUEE』は月~木曜の16時30分〜18時50分にオンエア。
番組情報
- GRAND MARQUEE
-
月・火・水・木曜16:30-18:50