年間7万トンのゴムを製造…工場好きにはたまらない空間!「ENEOSマテリアル 千葉工場」を堀田 茜が取材

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提供:ENEOS株式会社
ENEOSグループで主に合成ゴムを製造している施設の1つである、千葉県市原市の「ENEOSマテリアル 千葉工場」。今回、モデルで俳優の堀田 茜が同施設を訪れて、どんな事業が行われているのか現地取材した。

取材・インタビューの模様を伝えたのは、堀田 茜がナビゲートするJ-WAVEの番組『ENEOS FOR OUR EARTH -ONE BY ONE-』。毎週ゲストを招き、地球のよりよい未来の実現に向けたSDGsについて、リスナーと共に学ぶプログラムだ。

オンエアは、2025年10月18日、10月25日だった。収録の模様はJ-WAVEの公式YouTubeチャンネルでも楽しめる。

堀田茜が取材!ゴム製造工場の裏側《 ENEOS FOR OUR EARTH -ONE BY ONE- 》

ENEOSマテリアル 千葉工場では「ブタジエンゴム」を製造

「工場好きにはたまらないような場所になっているかなと思います!」

東京湾に面し京葉コンビナートに位置する「ENEOSマテリアル 千葉工場」を訪れて、堀田は第一印象をこのように明かした。総面積は約22万m2で、東京ドーム約5個分の広さを誇る施設には、巨大な「原料ガス貯蔵球形タンク」が10個も並んでいる。東京湾を眺めることができ、近隣には各社が営む工場が点在している。堀田の説明通り、工場好きにはたまらない景観が広がっている。

そもそもENEOSマテリアルという会社はどのような事業を行なっているのか? そして千葉工場の役割とは? 堀田は頭の中に浮かんだ疑問を、ENEOSマテリアル 千葉工場の山口さんに次々とぶつけた。

堀田: ENEOSマテリアルは、どのような事業を行なっている会社なんですか?

山口:ENEOSグループの素材事業の中核を担っている会社で、合成ゴムや機能性材料の研究開発・製造・販売をグローバルに行っています。

堀田: こちらの千葉工場は、どれくらいの広さがあるんですか?

山口:面積は約22万平方メートルです。東京ドームでいうと約5個分の広さになります。

堀田: 5個分!? すごい! ENEOSグループの施設は相変わらず本当に広くて、すごくワクワクしています。こちらの工場ではどんなことをされているんですか?

山口:こちらの工場は、京葉コンビナートに位置しておりますが、近隣の各社から原料をもらって、そこに含まれているブタジエンというものを使って「ブタジエンゴム」「ブタジエン樹脂」を製造しています。

堀田: 「ブタジエンゴム」と「ブタジエン樹脂」はどういったものですか?

堀田さんにわかりやすく説明するために、山口さんはサンプルを用意。手に持ってみると……。

堀田: え! なになに不思議! なんだろう……何に例えられるかな……なんかもちもちしていて、縦横20〜30cmくらいの、白くて分厚い素材ですが、ずしっと重くて、けっこう蜜がぎゅっと詰まっているような……焼く前のお餅みたいな(笑)。かわいい! これがブタジエンゴムなんですね。そして……?

山口:こちらがブタジエン樹脂でございます。容器の中に入っている、ビーズ状のものですね。全く異なる形状です。

堀田: ブタジエンとは全く違います! こちらはガラスの容器に入っているんですが、直径5mmくらいの、小さな粒が瓶に詰まっています。光に当たると、反射してすごくきれいな色をしていますね。パールのような。

では「ブタジエンゴム」と「ブタジエン樹脂」はどのような製品に活用されているのか?

山口:これを我々のお客様がタイヤにしたり、靴底にしたり、はたまたゴルフボールのコア部にしたり。そういった用途で使っていただいております。

堀田: えー! ゴルフボールもここからできているんですね! ところでこちらの千葉工場はいつから稼働しているんですか?

山口:こちらは1968年に、ゴムの原料となるブタジエンの設備が稼働しました。その翌年にブタジエンゴムを作っているプラントが稼働して、それから、1973年にブタジエン樹脂の稼働を開始しました。それから、1999年にはブタジエン樹脂の新しいプラントが動き出しております。  

堀田: もう55年以上も稼働しているってことですか?

山口:そうです、非常に歴史のあるプラントになります。

堀田: すごいです……! そんな55年以上も稼働して、私達の生活の近くで、ずっと支えてくれているゴムということですもんね。

堀田「ブタジエンの可能性は無限大ですね」と驚き

この千葉工場ではどのようにしてゴムの原料を抽出しているのだろうか。

山口:この工場では、近くの石油化学工場からブタジエンを多く含んでいる原料を配管で受け入れています。その原料からブタジエン物質を取り出して綺麗に精製します。そしてその取り出した後に残った成分を、近隣の企業にお返ししまして、近隣の企業が新たな別製品の原料として有効に活用しています。

堀田は実際にどのようにしてゴムが作られているのか、その現場を見学した。ここから案内するのはENEOSマテリアルの立山さんだ。

堀田: 私の後ろには巨大な球体のタンクがいくつも並んでいて、すごくかっこいい景色ですが、こちらは何の設備でしょうか?

立山:これは我々「球形タンク」と呼んでいまして、近隣各社から送られてきた原料を一旦このタンクに受け入れます。また、我々がその原料を使って抽出したブタジエンで余ったガスもこの球形タンクで保管しています。施設内にはこの球形タンクが全部で10個ございます。

堀田: 10個! 一体なぜ球体なんですか?

立山:いい質問ですね! 実は、球形にすることによって中のガスの圧力を均一に受けることができます。非常に安全に保管できるということがメリットになります。大きさは5000立方メートルでオリンピックの競技用プールの約2杯分です。

堀田: そうなんですね! たまに車とかで走っていると、こういう形のタンクを見かけることがあって、「何で丸い形をしているんだろう?」と思っていたんですけど、球形にはそんな秘密があったんですね。

立山:ちょっとオリンピックプールと言っても、イメージが沸きにくいと思うので、一度上まで登って大きさを体感してみませんか?

堀田: え!? この球体の上に登っていいんですか? せっかくなので、ぜひ登らせていただきたいです!

それから堀田は立山さんの案内で球形タンクの上を目指した。

立山:このタンク、高いですよね? 実は全長24メートルなんです。

堀田: うわー! そんなに高いんだ!

立山:なので頂上まで登るとけっこう疲れちゃうんで…今日はここまでにします(笑)。

堀田: はい! わ~!! すごい景色が広がっています! 東京湾が眺められて、その先にも工場があったり、とにかくすごい景色です!

立山:大きさは体感できましたか?

堀田: 相当大きいことがわかりました! この球形の中に色んな材料が原料が入ってるわけですね。

立山:そうですね。

堀田: しかし、すごい景色です! そして今、工場が夕日に照らされていて、キラキラ光っていてとてもキレイです! 工場萌え(笑)!

年間7万トンのゴムを製造。一方で環境に寄り添った取り組みを実施

堀田は更に場所を移動して、倉庫にやってきた。

堀田: 海外の大型スーパーのように、本当に天井が高くて圧巻の景色です。そして作業音も大きく鳴っていてすごく臨場感があるんですが、この倉庫ではどのぐらいの合成ゴムが保管されているんですか?

立山:この倉庫では大体6000トンのゴムが保管されています。

堀田: 6000トン!? そんなに!

立山:大きさで言うと、さっきほどのブタジエンの球形タンクに匹敵する大きさです。

堀田: すごい量のゴムがここに詰まっているんですね。こちらの千葉工場では、どれくらいの合成ゴムを作られているんですか?

立山:年間7万トンという量を作っています。

堀田: 7万トン……! ものすごい量です。一通り施設を見学させていただいたんですが、ENEOSマテリアル千葉工場ではゴムを作るだけじゃなくて、環境に寄り添った取り組みもされていると伺いました。具体的にどんなことをされているんでしょうか?

山口:千葉工場では、まず省エネルギーとして二酸化炭素を減らす活動を行っています。また、工場から出る排水は総合排水処理設備を通しまして、キレイにしてから排出しております。また、排ガスについても蓄熱式燃焼脱臭装置というものを通して、クリーンなガスにして大気に放出しています。

また最近ではカーボンニュートラルの取り組みも強化しております。バイオマスなどの再生可能なものを原料にして製品を生産したり、バイオエタノールからブタジエンを作って、それを元にブタジエンゴムを作るというようなプロセスも考えております。現在は三重・四日市工場で開発しているところです。このような取り組みで、持続可能な社会の実現に向けて、取り組んでいるところでございます。

堀田: では最後に今後の目標について教えていただけますか?

山口:工場ではお客様から要求される製品品質、これを保ちつつ、安全・安定に生産をし続けることを目指しております。さらに研究開発部門とも連携をしまして、新たな用途向けの新製品を開発することに力を入れております。

常に環境への配慮も忘れず、持続可能な社会の実現に貢献できるような製造プロセスを構築していこうと取り組んでいます。

堀田: なるほど~! もうほんとに、細部まで環境に配慮して物づくりを続けているっていうことがよく分かりましたし、その環境に優しい原料からゴムを作り出すことができれば、よりよい循環型社会ができていきそうだなと思いました。山口さん、立山さん、本当にありがとうございました!

(構成=中山洋平)

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