真心ブラザーズのYO-KING(Vo/Gt)が、ジョン・レノンとビートルズの功績や音楽的影響について語った。
YO-KINGが登場したのは、12月9日(火)放送のJ-WAVE『MIDDAY LOUNGE』(ナビゲーター:市川紗椰)の「PICK OF THE DAY」。各曜日のナビゲーターの個性に特化した特集をお届けするコーナーだ。
『MIDDAY LOUNGE』はグローバルなルーツを持つ国際色豊かなナビゲーターたちが、リスナーと一緒に「新しい自分、新しい世界と出会う」3時間のプログラム。ナビゲーターは、月曜 ハリー杉山、火曜 市川紗椰、水曜 クリス・ペプラー、木曜 ジョン・カビラが日替わりで担当している。
そうしたなか、12月5日には、ジョン・レノンの生涯最後の10年間に焦点を当てた映画『夢と創造の果てに ジョン・レノン最後の詩』が公開された。本作は、ジョンと交流のあったミュージシャンやスタッフ、ジャーナリストらの証言で構成されたノンフィクション・ドキュメンタリーである。冒頭では、ジョンが予定していたワールドツアーの詳細も明かされ、大きな話題を集めている。
市川:11月はビートルズのドキュメンタリーシリーズ『ザ・ビートルズ・アンソロジー』の新作エピソード9も公開され、過去のエピソードもディズニープラス スターで始まりました。この時間では、あらためてジョン・レノンやビートルズの功績、音楽的な影響について、真心ブラザーズのYO-KINGさんとお話しします。
YO-KING:よろしくお願いします!
市川:そもそもの出会いは何歳ぐらいですか?
YO-KING:小学校高学年ぐらいからですね。ビートルズから入って、好きな曲をピックアップしていくとジョンの曲が好きなんだなと気づきました。
市川:特にハマった楽曲はなんですか?
YO-KING:僕は最初にアルバム『Let it Be』を聴いたので、『Across the Universe』のイントロを聴くといまだにキュンときますね。
市川:シンプルなギターの旋律がたまらないですよね。YO-KINGさんは1967年生まれなので、ジョンが亡くなった当時は13歳ですが、覚えていますか?
YO-KING:覚えていますが、大ファンになる前のことだったんですよね。
市川:大ファンだなって気づいたのはいつぐらいですか?
YO-KING:小学校でいいなと思いながらも、中学高校でいろんなミュージシャンの楽曲を聴くようになり、大学になってからは音楽プラス文章や映像込みでジョン・レノンを追っていったんですね。そうすると、ジョン・レノンという人の面白さに惹かれて、それをインプットしたうえで同じ曲を聴くとさらに深みが増していったんです。いわゆるオタク的に物事を突き詰めるのはこんなに楽しいんだって教えてくれた、最初の人かもしれないですね。
市川:『Yellow Submarine』のサントラに収録されていた楽曲ですが、どういった経緯で『Hey Bulldog』をコピーすることになったんですか?
YO-KING:4人バンドだとやりやすいアレンジなんですよね。サイケデリックも入っているし、初期のロックンロールとも違うじゃないですか。本当にカッコいいです。
市川:本日は勝手ながら、ジョン・レノンにメッセージを送る企画をやってみましょうということで、曲のあいだにふたりで書かせていただきました。YO-KINGさんは何を書かれましたか?
YO-KING:「ユーモアの大切さを教えてくれてありがとう」です!
市川:たしかに、あの飄々とした感じって唯一無二ですよね。
YO-KING:あと、よくしゃべりますよね。だから、ロックの人はしゃべらないとダメなんだって途中で気づきました。
市川:ジョンは社会への発信もイメージされる人物ですよね。
YO-KING:そうですね。しかも、どうでもいいこともずっとしゃべってるじゃないですか。テンションを上げていってドンとロックンロールをするってことは、自分が音楽をやる身になるとよくわかりますね。現場で気分を上げるって本当に大事なんですよ。
市川:自分をさらけ出すことによって嘘のない音楽が生まれてくるのでしょうか。
YO-KING:そうですね。「はいどうぞ」と自分を置ける感じは本当にすごいですね。真似できないです。
同じミュージシャンという立場からジョン・レノンの生き方について問われたYO-KINGは、「世界には問題が山積みだけれど、ジョンが伝えた愛の大切さはそのとおりだと思います」と語った。
YO-KING:愛のパワーというのは本当にすごいんだなって思う。そこしかないんですよね。
市川:最終的には愛が大切だと、痛感することはあります。
YO-KING:ありますよね。自分が若いころは愛の大切さがわからなかった。でも段々と、愛が染みてくる。
市川:いまはまさにリハーサル期間ですか?
YO-KING:そうですね。曲がたくさんあるので普段やらないような曲をおさらいして、楽しいツアーにしたいなと思っています。
市川:大変なときに来てくださってありがとうございます! あと、YO-KINGさんといえばマイクなしで行うライブも各所でされていますよね。
YO-KING:そうなんですよ。もう20回以上、全国各地で生ギターと生声が届く範囲でライブをやっています。マイクがないと声の出し方も変わってくるし、面白いですよ。
市川:お寺とか美術館とか、意外な場所でもやられていますよね。
YO-KING:お酒を作っている蔵でもしましたね。楽しくていいやり方を見つけたなって思ったので、これからもずっとやっていこうと思っています。
市川:あらためて、2026年の意気込みはありますか?
YO-KING:真心で大所帯のバンドもできそうですし、そういうのも含めてマイペースでやっていきたいです。
番組では、真心ブラザーズの楽曲『拝啓、ジョン レノン』をオンエアした。
真心ブラザーズの最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『MIDDAY LOUNGE』のコーナー「PICK OF THE DAY」は、それぞれのナビゲーターの個性に特化した特集をお届けする。放送は月曜~木曜の15時25分ごろから。
YO-KINGが登場したのは、12月9日(火)放送のJ-WAVE『MIDDAY LOUNGE』(ナビゲーター:市川紗椰)の「PICK OF THE DAY」。各曜日のナビゲーターの個性に特化した特集をお届けするコーナーだ。
『MIDDAY LOUNGE』はグローバルなルーツを持つ国際色豊かなナビゲーターたちが、リスナーと一緒に「新しい自分、新しい世界と出会う」3時間のプログラム。ナビゲーターは、月曜 ハリー杉山、火曜 市川紗椰、水曜 クリス・ペプラー、木曜 ジョン・カビラが日替わりで担当している。
YO-KINGが最初に聴いたビートルズ楽曲は?
1980年12月8日、ジョン・レノンは凶弾に倒れた。今年は没後45年にあたる。ジョン・レノン、そしてビートルズが音楽史に残した功績は、いまなお世界中に強い影響を与え続けている。そうしたなか、12月5日には、ジョン・レノンの生涯最後の10年間に焦点を当てた映画『夢と創造の果てに ジョン・レノン最後の詩』が公開された。本作は、ジョンと交流のあったミュージシャンやスタッフ、ジャーナリストらの証言で構成されたノンフィクション・ドキュメンタリーである。冒頭では、ジョンが予定していたワールドツアーの詳細も明かされ、大きな話題を集めている。
ジョン・レノンの最後の10年を描く ドキュメンタリー映画『夢と創造の果てに ジョン・レノン最後の詩』予告編
YO-KING:よろしくお願いします!
市川:そもそもの出会いは何歳ぐらいですか?
YO-KING:小学校高学年ぐらいからですね。ビートルズから入って、好きな曲をピックアップしていくとジョンの曲が好きなんだなと気づきました。
市川:特にハマった楽曲はなんですか?
YO-KING:僕は最初にアルバム『Let it Be』を聴いたので、『Across the Universe』のイントロを聴くといまだにキュンときますね。
市川:シンプルなギターの旋律がたまらないですよね。YO-KINGさんは1967年生まれなので、ジョンが亡くなった当時は13歳ですが、覚えていますか?
YO-KING:覚えていますが、大ファンになる前のことだったんですよね。
市川:大ファンだなって気づいたのはいつぐらいですか?
YO-KING:小学校でいいなと思いながらも、中学高校でいろんなミュージシャンの楽曲を聴くようになり、大学になってからは音楽プラス文章や映像込みでジョン・レノンを追っていったんですね。そうすると、ジョン・レノンという人の面白さに惹かれて、それをインプットしたうえで同じ曲を聴くとさらに深みが増していったんです。いわゆるオタク的に物事を突き詰めるのはこんなに楽しいんだって教えてくれた、最初の人かもしれないですね。
ジョン・レノンが教えてくれた愛の大切さ
番組では、ビートルズの『Hey Bulldog』をオンエア。リクエストの理由として、YO-KINGは「昔、バンドでコピーをしてすごく気持ちよくて、そのころからずっと好きな曲です」と語る。The Beatles - Hey Bulldog (Promo video)
YO-KING:4人バンドだとやりやすいアレンジなんですよね。サイケデリックも入っているし、初期のロックンロールとも違うじゃないですか。本当にカッコいいです。
市川:本日は勝手ながら、ジョン・レノンにメッセージを送る企画をやってみましょうということで、曲のあいだにふたりで書かせていただきました。YO-KINGさんは何を書かれましたか?
YO-KING:「ユーモアの大切さを教えてくれてありがとう」です!
YO-KING:あと、よくしゃべりますよね。だから、ロックの人はしゃべらないとダメなんだって途中で気づきました。
市川:ジョンは社会への発信もイメージされる人物ですよね。
YO-KING:そうですね。しかも、どうでもいいこともずっとしゃべってるじゃないですか。テンションを上げていってドンとロックンロールをするってことは、自分が音楽をやる身になるとよくわかりますね。現場で気分を上げるって本当に大事なんですよ。
市川:自分をさらけ出すことによって嘘のない音楽が生まれてくるのでしょうか。
YO-KING:そうですね。「はいどうぞ」と自分を置ける感じは本当にすごいですね。真似できないです。
同じミュージシャンという立場からジョン・レノンの生き方について問われたYO-KINGは、「世界には問題が山積みだけれど、ジョンが伝えた愛の大切さはそのとおりだと思います」と語った。
YO-KING:愛のパワーというのは本当にすごいんだなって思う。そこしかないんですよね。
市川:最終的には愛が大切だと、痛感することはあります。
YO-KING:ありますよね。自分が若いころは愛の大切さがわからなかった。でも段々と、愛が染みてくる。
全国10公演のバンド・ツアーを開催
真心ブラザーズは12月13日(土)より「真心ブラザーズ ライブ・ツアー「have a nice TRIP!」」を開催する。福岡公演を皮切りに、全国10公演を巡る。市川:いまはまさにリハーサル期間ですか?
YO-KING:そうですね。曲がたくさんあるので普段やらないような曲をおさらいして、楽しいツアーにしたいなと思っています。
市川:大変なときに来てくださってありがとうございます! あと、YO-KINGさんといえばマイクなしで行うライブも各所でされていますよね。
YO-KING:そうなんですよ。もう20回以上、全国各地で生ギターと生声が届く範囲でライブをやっています。マイクがないと声の出し方も変わってくるし、面白いですよ。
市川:お寺とか美術館とか、意外な場所でもやられていますよね。
YO-KING:お酒を作っている蔵でもしましたね。楽しくていいやり方を見つけたなって思ったので、これからもずっとやっていこうと思っています。
市川:あらためて、2026年の意気込みはありますか?
YO-KING:真心で大所帯のバンドもできそうですし、そういうのも含めてマイペースでやっていきたいです。
番組では、真心ブラザーズの楽曲『拝啓、ジョン レノン』をオンエアした。
真心ブラザーズ 『拝啓、ジョンレノン』
J-WAVE『MIDDAY LOUNGE』のコーナー「PICK OF THE DAY」は、それぞれのナビゲーターの個性に特化した特集をお届けする。放送は月曜~木曜の15時25分ごろから。
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番組情報
- MIDDAY LOUNGE
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月・火・水・木曜13:30-16:30
-
月曜:ハリー杉山 火曜:市川紗椰 水曜:クリス・ペプラー 木曜:ジョン・カビラ
