BE:FIRSTのSOTAが、音楽体験の原点を振り返り、五感を刺激されたイギリスでのエピソードを語った。
SOTAが登場したのは、10月28日(火)放送のJ-WAVE『MIDDAY LOUNGE』(ナビゲーター:市川紗椰)の「MUSIC EXPLORER」。世界の音楽シーンのムーブメントを“いま”の視点で考察するコーナーだ。
『MIDDAY LOUNGE』はグローバルなルーツを持つ国際色豊かなナビゲーターたちが、リスナーと一緒に「新しい自分、新しい世界と出会う」3時間のプログラム。ナビゲーターは、月曜 ハリー杉山、火曜 市川紗椰、水曜 クリス・ペプラー、木曜 ジョン・カビラが日替わりで担当している。
これを記念して、10月28日(火)は「J-WAVE × BE:FIRST COLLABORATION DAY」と題し、BE:FIRSTのメンバーがJ-WAVEのさまざまな番組に出演した。
市川:ベストアルバムの発売、おめでとうございます! この4年間はいかがでしたか?
SOTA:一つひとつを思い返すと「けっこうやってきたな」と感じます。濃い4年間でしたけど、メンバー間の雰囲気は変わらないままですし、仲もめっちゃいいんですよね。感覚としては「もう4年なんだ」と思います。
市川:この4年でいちばん変わったと感じることはなんですか?
SOTA:年齢だけ変わったなって感じがありますね。気付いたら27歳を迎えるメンバーもいるんですけど、中身は出会ったころと変わらないんです。年齢だけ進んでる、いちばんショックなパターンかもしれないです(笑)。
市川:活動のなかでSOTAさんはダンスをされることが多いですが、ダンスの世界のトレンドを常にチェックされているのでしょうか?
SOTA:絶対チェックしてます。同世代、特にアメリカとかニュージーランドの友だちはダンサーとしてどんどん活躍しているので、そういう情報を知ることはすごくうれしいし、誇らしいです。
SOTA:トレンド、新しいことが消えてきているというか、いまある引き出しのなかからどう調理して、自分なりに表現していくかが大事になっていると思います。
市川:SOTAさんはどういったところを注目して、ダンスに取り入れていますか?
SOTA:僕はBE:FIRSTになる前から、楽器とメロディーの捉え方を分けて考える研究をしています。それがいまでも僕のスタイルになっているし、BE:FIRSTの振り付けを考えるときも意識していますね。
市川:そのスタイルはどこから生まれてきたんですか?
SOTA:僕の通っていたスクールの指導をしていたのが母というのもあって、厳しかったんです。将来どうなるかわからないから、全ジャンルをやらせる、みたいな感じでした。そのなかで特にポッピン(ストリートダンスの一種)とヒップホップのスタイルが好きで、どちらかに絞れなくなったんですよ(笑)。なので、思うがまま踊ったらどちらもにじみ出るんじゃないかと思って、フリースタイルを重視する時期があり、いまのスタイルが生まれたって感じですね。
市川:まさに先ほどおっしゃっていた、いろんな引き出しを自分流にするということですね。
SOTA:そうですね。でも、僕の場合はそこまでに20年ぐらいかかりました(笑)。最近の子はベースが高いから、センスもいいし考え方のレベルも高い。いまの若い子はどんな新しいダンスを生み出してくれるんだろうなって思っています。
SOTA:マイベストは、オフの時間を大切にすることですね。夏だとサーフィンをしたり、ちょっと時間があったら実家に帰って地元の空気に触れたりしています。あと、クリスマス大好きなので、本気でクリスマスをやったりもします。
市川:それはいいですね! ちなみに、本気のクリスマスってどんなものですか?
SOTA:ツリーを飾って、プロジェクターの映像でずっと雪を降らせたりします。オルゴールで音楽を流したりもしますし、チキンも食べます!
市川:すごい! これから最高のシーズンがやってきますね。お忙しいと思いますが、オフの日はどれぐらいの頻度で?
SOTA:あまりないんですけど、たとえば仕事が午後からの場合は、午前の時間を無駄にしないようにしますね。本気でチルしてます。
市川:アメリカンレトロな雰囲気もあって、めちゃくちゃかわいいですね! ダンスのポイントを教えていただけますか?
SOTA:振り付け師の方とけっこう相談したんですけど、マイケル・ジャクソンの真似はしたくないという想いはあって。だけど、要素としてリスペクトを示したくて、「超えにいくのもリスペクトだよね」という話になったんです。なので、シルエットだけ残してグルーヴのつなげ方だったり、取り方に玄人感を出しました。マイケル・ジャクソンと同じステップだけど、いいとこ取りをして自分なりに調理をする作り方が多かったように思います。
市川:SOTAさんにとってマイケルはどのような存在ですか?
SOTA:それこそ、『I Want You Back』の原曲がきっかけで僕はダンスを始めたんですよ。
市川:とても大切な曲だ!
SOTA:幼少期から母親が洋楽ばかり流していて、歌詞もわからないし、あまり好きじゃなかったんです。でも、あるとき母とけんかして、家でひとり泣いていたことがあって。家が静かだったから、なんでもいいからCDをかけようと思って、流れた曲が『I Want You Back』だったんですね。それを聴いたらめちゃくちゃ大泣きしちゃったんですよ。
市川:おお!
SOTA:小学2年生のころだったんですけど、「なんでこんなに感動するんだろう」って思いました。それで、この曲を歌っているのはどんな人たちなんだろうと気になって。そこから母と同じくダンスをやっていると知って、「ダンスっていいな」「ちゃんと向き合いたい」と思いました。僕にとっての音楽の原点です。
市川:行かれたのはイギリスですか?
SOTA:はい。イギリスに推しのチームがいるので、ホームのスタジアムに行ったりもしました。
市川:やっぱり本場は違いますか?
SOTA:全然違いますね。サッカーが中心の国というか、日本であまり目にしないようなものがそこらじゅうにあって、チェルシーっていう“国”なのかなって思いました(笑)。
市川:サッカーの王国みたいな感じだったんですね(笑)。
SOTA:サッカーのチャンピオンズリーグという大会の決勝戦を観に行ったんですけど、経験したことがないような熱量を感じました。自分もドームに立って歌っているんですけど、別格の熱量というか、「これが世界一のスポーツか」と感じましたね。貧血で倒れそうなくらいの熱量で(笑)。こんなに熱中させられるサッカー選手たちってすごいなと思いました。
BE:FIRSTの最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『MIDDAY LOUNGE』のコーナー「MUSIC EXPLORER」では、世界の音楽シーンのムーブメントを“いま”の視点で考察する。放送は月曜~木曜の14時ごろから。
SOTAが登場したのは、10月28日(火)放送のJ-WAVE『MIDDAY LOUNGE』(ナビゲーター:市川紗椰)の「MUSIC EXPLORER」。世界の音楽シーンのムーブメントを“いま”の視点で考察するコーナーだ。
『MIDDAY LOUNGE』はグローバルなルーツを持つ国際色豊かなナビゲーターたちが、リスナーと一緒に「新しい自分、新しい世界と出会う」3時間のプログラム。ナビゲーターは、月曜 ハリー杉山、火曜 市川紗椰、水曜 クリス・ペプラー、木曜 ジョン・カビラが日替わりで担当している。
4年間の活動は「あっという間」だった
BE:FIRSTは10月29日(水)にデビュー4周年を記念した初のベストアルバム『BE:ST』をリリース。アルバムには、プレデビュー曲『Shining One』から最新曲『I Want You Back』までを収録し、グループの歩みを凝縮した、まさに集大成といえる2枚組のベストアルバムとなっている。これを記念して、10月28日(火)は「J-WAVE × BE:FIRST COLLABORATION DAY」と題し、BE:FIRSTのメンバーがJ-WAVEのさまざまな番組に出演した。
市川:ベストアルバムの発売、おめでとうございます! この4年間はいかがでしたか?
SOTA:一つひとつを思い返すと「けっこうやってきたな」と感じます。濃い4年間でしたけど、メンバー間の雰囲気は変わらないままですし、仲もめっちゃいいんですよね。感覚としては「もう4年なんだ」と思います。
市川:この4年でいちばん変わったと感じることはなんですか?
SOTA:年齢だけ変わったなって感じがありますね。気付いたら27歳を迎えるメンバーもいるんですけど、中身は出会ったころと変わらないんです。年齢だけ進んでる、いちばんショックなパターンかもしれないです(笑)。
市川:活動のなかでSOTAさんはダンスをされることが多いですが、ダンスの世界のトレンドを常にチェックされているのでしょうか?
SOTA:絶対チェックしてます。同世代、特にアメリカとかニュージーランドの友だちはダンサーとしてどんどん活躍しているので、そういう情報を知ることはすごくうれしいし、誇らしいです。
自分のスタイルを確立する人が輝く時代になってきた
ダンスのトレンドについて問われたSOTAは、「自分を持っている人が輝くシーンに変わってきている」と所感を述べる。SOTA:トレンド、新しいことが消えてきているというか、いまある引き出しのなかからどう調理して、自分なりに表現していくかが大事になっていると思います。
市川:SOTAさんはどういったところを注目して、ダンスに取り入れていますか?
SOTA:僕はBE:FIRSTになる前から、楽器とメロディーの捉え方を分けて考える研究をしています。それがいまでも僕のスタイルになっているし、BE:FIRSTの振り付けを考えるときも意識していますね。
市川:そのスタイルはどこから生まれてきたんですか?
SOTA:僕の通っていたスクールの指導をしていたのが母というのもあって、厳しかったんです。将来どうなるかわからないから、全ジャンルをやらせる、みたいな感じでした。そのなかで特にポッピン(ストリートダンスの一種)とヒップホップのスタイルが好きで、どちらかに絞れなくなったんですよ(笑)。なので、思うがまま踊ったらどちらもにじみ出るんじゃないかと思って、フリースタイルを重視する時期があり、いまのスタイルが生まれたって感じですね。
市川:まさに先ほどおっしゃっていた、いろんな引き出しを自分流にするということですね。
SOTA:そうですね。でも、僕の場合はそこまでに20年ぐらいかかりました(笑)。最近の子はベースが高いから、センスもいいし考え方のレベルも高い。いまの若い子はどんな新しいダンスを生み出してくれるんだろうなって思っています。
冬は本格的なクリスマスを堪能
この日はBE:FIRSTのベストアルバム発売にちなんで、「J-WAVE × BE:FIRST COLLABORATION DAY」の各番組でメンバーのみなさんに「『MY BE:ST』(マイベスト)なもの・こと」を訊いた。SOTAの答えは?SOTA:マイベストは、オフの時間を大切にすることですね。夏だとサーフィンをしたり、ちょっと時間があったら実家に帰って地元の空気に触れたりしています。あと、クリスマス大好きなので、本気でクリスマスをやったりもします。
市川:それはいいですね! ちなみに、本気のクリスマスってどんなものですか?
SOTA:ツリーを飾って、プロジェクターの映像でずっと雪を降らせたりします。オルゴールで音楽を流したりもしますし、チキンも食べます!
市川:すごい! これから最高のシーズンがやってきますね。お忙しいと思いますが、オフの日はどれぐらいの頻度で?
SOTA:あまりないんですけど、たとえば仕事が午後からの場合は、午前の時間を無駄にしないようにしますね。本気でチルしてます。
人生を大きく変えた楽曲を紹介
BE:FIRSTのベストアルバム『BE:ST』のリード曲『I Want You Back』は、The Jackson 5の名曲をリメイクカバーした楽曲で、SKY-HIとSunnyがプロデュースを手がけている。公開されたMVでは、最新のボリュメトリックビデオ技術を活用し、メンバーを3Dデータ化した“BE:FIRSTフィギュア”がダンスを披露する映像が印象的だ。BE:FIRST / I Want You Back -Music Video-
SOTA:振り付け師の方とけっこう相談したんですけど、マイケル・ジャクソンの真似はしたくないという想いはあって。だけど、要素としてリスペクトを示したくて、「超えにいくのもリスペクトだよね」という話になったんです。なので、シルエットだけ残してグルーヴのつなげ方だったり、取り方に玄人感を出しました。マイケル・ジャクソンと同じステップだけど、いいとこ取りをして自分なりに調理をする作り方が多かったように思います。
市川:SOTAさんにとってマイケルはどのような存在ですか?
SOTA:それこそ、『I Want You Back』の原曲がきっかけで僕はダンスを始めたんですよ。
市川:とても大切な曲だ!
SOTA:幼少期から母親が洋楽ばかり流していて、歌詞もわからないし、あまり好きじゃなかったんです。でも、あるとき母とけんかして、家でひとり泣いていたことがあって。家が静かだったから、なんでもいいからCDをかけようと思って、流れた曲が『I Want You Back』だったんですね。それを聴いたらめちゃくちゃ大泣きしちゃったんですよ。
市川:おお!
SOTA:小学2年生のころだったんですけど、「なんでこんなに感動するんだろう」って思いました。それで、この曲を歌っているのはどんな人たちなんだろうと気になって。そこから母と同じくダンスをやっていると知って、「ダンスっていいな」「ちゃんと向き合いたい」と思いました。僕にとっての音楽の原点です。
サッカーの本場・イギリスの熱量に感動
「最近、五感を刺激されたものはなんですか?」という質問に、SOTAは「コーチェラに行ったりワールドツアーもあったりと音楽的な刺激もありましたが、サッカー好きとしてヨーロッパに行ったことは刺激的でした」と答える。市川:行かれたのはイギリスですか?
SOTA:はい。イギリスに推しのチームがいるので、ホームのスタジアムに行ったりもしました。
市川:やっぱり本場は違いますか?
SOTA:全然違いますね。サッカーが中心の国というか、日本であまり目にしないようなものがそこらじゅうにあって、チェルシーっていう“国”なのかなって思いました(笑)。
市川:サッカーの王国みたいな感じだったんですね(笑)。
SOTA:サッカーのチャンピオンズリーグという大会の決勝戦を観に行ったんですけど、経験したことがないような熱量を感じました。自分もドームに立って歌っているんですけど、別格の熱量というか、「これが世界一のスポーツか」と感じましたね。貧血で倒れそうなくらいの熱量で(笑)。こんなに熱中させられるサッカー選手たちってすごいなと思いました。
BE:FIRSTの最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『MIDDAY LOUNGE』のコーナー「MUSIC EXPLORER」では、世界の音楽シーンのムーブメントを“いま”の視点で考察する。放送は月曜~木曜の14時ごろから。
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番組情報
- MIDDAY LOUNGE
-
月・火・水・木曜13:30-16:30
-
月曜:ハリー杉山 火曜:市川紗椰 水曜:クリス・ペプラー 木曜:ジョン・カビラ
