あいみょんと會田茂一と長岡亮介の3人が、楽曲『おじゃまします』の制作エピソードを語った。
この内容をお届けしたのは、11月8日(土)放送のJ-WAVE『CITROËN FOURGONNETTE』(ナビゲーター:長岡亮介)。ペトロールズの長岡が、心地よい音楽を紹介しながら、気の置けない仲間とともに、ときにはひとり語りで大人のライフスタイルを提案していくプログラムだ。
あいみょんは、10月22日に通算18枚目となるシングル『ビーナスベルト』をリリース。カップリング曲『おじゃまします』は、彼女が長年タッグを組んできた會田と長岡による共同プロデュース作品だ。番組では、この3人が互いの関係性や楽曲制作の裏側について語り合った。
長岡:この場所で改まって向かい合うとちょっと照れますけども、レコーディングぶりにお会いしました。おふたりはどうでしたか? 最近、会いました?
あいみょん:はい。レコーディングがあって、そのあとに。
會田:「明日、中華を食べに行くんだけど何してます?」と誘われて、行ったよね。
あいみょん:町中華ぶりです!
長岡:あいみょんさんとアイゴンさんはどういう経緯で知り合ったんですか?
あいみょん:けっこう前ですよね?
會田:最初に手伝わせてもらったのは、『from 四階の角部屋』ですね。
あいみょん:そうですね。2ndアルバム『瞬間的シックスセンス』に入っている『from 四階の角部屋』の制作ではじめましてでした。でも、私のディレクターさんが昔からお付き合いが長いので、お名前自体はずっと聞いていました。
長岡:アイゴンさんへの印象はいかがでしたか?
あいみょん:「デカ!」です(笑)。(体が)デカかったです。あのころから変動してます?
會田:ちょっとずつデカくなってると思う(笑)。
あいみょん:そのときはけっこう特殊なレコーディングやったというか、せーので録る感じだったんですよね。
會田:歌まで全部一緒だった。
あいみょん:そこからいつもお世話になっております。
長岡:僕はアイゴンさんに誘ってもらって、今回初めて参加しましたけども、楽しい雰囲気の現場だなって思いました。
あいみょん:あのときも「めっちゃいい現場だね」って言ってくれてたじゃないですか。私、めちゃくちゃうれしかったです。
長岡:アイゴンさんのことは好きですか?
あいみょん:大好きですよ! 怖くないし(笑)。
會田:僕はなんでか「すごく怖い人だと思っていました」って言われることが多いんですよ。
あいみょん:全然そんなことないですよ。
表題曲のタイトルとなっている「ビーナスベルト」は、日の出前や日没後に太陽の反対側の空に現れる、淡いピンク色の光の帯を意味する言葉。あいみょんは、そのタイトルが生まれたきっかけについて当時を振り返った。
あいみょん:曲をフルで作ったあと、タイトルをどうしようかすごく悩んだんです。歌詞のなかに夕焼けをイメージした部分があったので、“空”を連想させるタイトルにしたいと思っていたんですけど、「夕焼け」だとちょっとありきたりやなって思って。そこで、家で空に関する言葉をいろいろ調べていたときにビーナスベルトを見つけたんです。あの空のことをそう呼ぶんやって知って、みんなも見たことのある空やし、「この曲の空はこの色がいい」と思ってタイトルにしました。
長岡:素敵なタイトルだと思います。
あいみょん:そもそも、この楽曲は2021年に作っているんですよ。今回のカップリングで何を入れようかなと思ったときに、スタッフさん含めてこの曲がいいんじゃないかって話になりました。悩まずに「アイゴンに頼みましょう!」という流れでしたね。
會田:光栄です。
あいみょん:それでアイゴンさんにお願いするってなったら、なんと長岡さんも参加されることになって「えっ!?」と。
長岡:ついてきた(笑)。
あいみょん:最高のハッピーセットです! やってくださることってあるんやって思ってうれしかったです。
長岡:素敵な現場でしたけども、アイゴンさんはどうでした?
會田:あいみょんさんのデモテープを聴いて、これはカントリーテイストのギターというか、そういう楽曲が楽しそうだなと思ったときに、亮介君のギター(が浮かんだ)。もちろん、ギターのスタイルもですし、センス的なものからも、一緒にやったら絶対に面白いんじゃないかなと思ったんですよね。
長岡:ありがたいです。
あいみょん:おふたりが作品を一緒に作ったのは初めてですか?
長岡:ライブをやったことはありますけど、作るのは初めてですね。
あいみょん:うれしいです。間近で見れることがなかったので、すごい現場でした。
會田は、長岡が自宅に訪れたという制作時のエピソードを語る。
會田:最初は僕の部屋でアレンジをしてたんですよ。僕が机に向かって作業してて、そのすぐ後ろで亮介君がギターを弾いてるんですけど、すごいプレイをしてるから本当は見たいんですよね。でも、音量のチェックとかもしなきゃいけないし、いきなり振り返ったら失礼かなって思って(笑)。そういう思い出があります。
あいみょん:指がどうなっているのかがわからなさすぎますよね。レコーディングでずっと「ライブではできないですね」って言ってた(笑)。
長岡:そこだけ弾きに行きますね(笑)。そういえばアイゴンさん、ファズのギターを入れるときに「ファズかしながら」って言ってましたよね
會田:そんなこと言ってました? やべえ(笑)。
あいみょん:言ってた(笑)! よく覚えてましたね。
會田:ピンチをギャグで乗り切るスタイルでここまでやってきています。
あいみょん:緩かったもんね。アイゴンだけの現場やと、ディレクターさんたちが「アイゴンしっかり~!」みたいなことを言うんですけど、今回はアイゴンがちょっとミスっても、長岡さんが「それもカッコいい」って答えていて。めちゃくちゃ甘やかされてるやんって思いました(笑)。そのふたりの雰囲気がめっちゃよかったですね。
會田:まるでカリフォルニアの空のような。
あいみょん:そうです! 行ったことないけど(笑)。
會田:なんだけど、曲をいっぱい作ったり歌を歌う人だから、どこかに陰の部分があるんじゃないかと思って、会うたびにそこを探るんだけど、いままで見つけられていないですね。
あいみょん:たしかに、表やとそういう部分を出してないかもしれないですね。レコーディングの現場は和気あいあいと楽しい感じです。
會田:スタジオ下のエレベーターホールあたりから、なんとなくあいみょんが来たってわかるぐらいカラっとした感じの声が聴こえてくるんですよね。
長岡:とはいえ、歌っている内容はずっとカラっとしているものってわけでもないんですよね。本当はドロドロの部分もお持ちですか?
あいみょん:持ってます! 家やとけっこうズドーンってする瞬間が多いです。だけど、外に出ちゃうとそんなになくって、楽しいです。ライブの直前まで騒いでおきたいタイプなんですよ。
長岡:いいっすね。そういうのに憧れますよ。
會田:僕もライブ前は緊張しないですね。
あいみょん:私、緊張はする(笑)。
會田:ちょっとはするんですけど、どうしようってものはなくって。
長岡:じゃあ、わりと3人とも近いタイプなのかな。
あいみょん:車を先に買ったら免許取得を頑張れそうかなって思っています(笑)。昔は乗りたい車がけっこうあって、運転してみたい願望はあります。
長岡:似合いそうです。
あいみょん:アイゴンは車に乗ってますよね?
會田:僕は18歳ですぐに免許を取りました。
長岡:走っていて好きな道はありますか?
會田:風景のいいところはいっぱいあるんですけど、前の事務所が乃木坂にあったんですよ。あのあたりって六本木の“ギトギト感”というか、ガチャガチャしたところから急に静かになりますよね。昔の東京っぽさがあるというか、あの感じが好きかもしれないです。
長岡:あいみょんさんはありますか?
あいみょん:私はほとんどマネージャーさんに運転してもらってるんですけど、よく「わ~!」って言うのは渋谷です(笑)。なんだかんだ、何回見ても「人ヤバ!」「なにこれ!?」みたいになります。新しい建物が多すぎて、スクランブル交差点とか道玄坂あたりで反応しちゃいますね。
長岡:地元で好きな道はあります?
あいみょん:甲子園球場の近くなんですけど、海沿いなんですよ。鳴尾浜あたりを車で走ると気持ちいい。ドライブは好きですね。
長岡:では、ドライブで聴きたい曲を選んでいただけますか?
あいみょん:小さいころから家族で車に乗るときに聴いて最高やなって思ったのは、浜田省吾さんの『初恋』です。
あいみょんは11月4日(火)から12月22日(月)まで全国ツアー「AIMYON TOUR 2025+ “ヘブンズ・ベーカリー”」を開催中。最新情報は公式サイトまで。
會田茂一は12月4日(木)にライブイベント「小アイゴン祭~Goodbye to Romance~」を渋谷7thFLOORで開催する。最新情報はX公式アカウント(@foeget)まで。
東京都内のどこかにある特別な場所=「新しいカルチャーが生まれる場所」から長岡亮介がお届けする“大人の空間”を連想させるプログラム『CITROËN FOURGONNETTE』。放送は毎週土曜22時から。
この内容をお届けしたのは、11月8日(土)放送のJ-WAVE『CITROËN FOURGONNETTE』(ナビゲーター:長岡亮介)。ペトロールズの長岡が、心地よい音楽を紹介しながら、気の置けない仲間とともに、ときにはひとり語りで大人のライフスタイルを提案していくプログラムだ。
初めて會田茂一に会った、あいみょんの第一印象は?
今回は、ゲストとしてシンガーソングライターのあいみょんと、“アイゴン”という愛称で知られる音楽プロデューサーの會田茂一が登場した。あいみょんは、10月22日に通算18枚目となるシングル『ビーナスベルト』をリリース。カップリング曲『おじゃまします』は、彼女が長年タッグを組んできた會田と長岡による共同プロデュース作品だ。番組では、この3人が互いの関係性や楽曲制作の裏側について語り合った。
あいみょん - ビーナスベルト【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
あいみょん:はい。レコーディングがあって、そのあとに。
會田:「明日、中華を食べに行くんだけど何してます?」と誘われて、行ったよね。
あいみょん:町中華ぶりです!
長岡:あいみょんさんとアイゴンさんはどういう経緯で知り合ったんですか?
あいみょん:けっこう前ですよね?
會田:最初に手伝わせてもらったのは、『from 四階の角部屋』ですね。
あいみょん:そうですね。2ndアルバム『瞬間的シックスセンス』に入っている『from 四階の角部屋』の制作ではじめましてでした。でも、私のディレクターさんが昔からお付き合いが長いので、お名前自体はずっと聞いていました。
長岡:アイゴンさんへの印象はいかがでしたか?
あいみょん:「デカ!」です(笑)。(体が)デカかったです。あのころから変動してます?
會田:ちょっとずつデカくなってると思う(笑)。
あいみょん:そのときはけっこう特殊なレコーディングやったというか、せーので録る感じだったんですよね。
會田:歌まで全部一緒だった。
あいみょん:そこからいつもお世話になっております。
長岡:僕はアイゴンさんに誘ってもらって、今回初めて参加しましたけども、楽しい雰囲気の現場だなって思いました。
あいみょん:あのときも「めっちゃいい現場だね」って言ってくれてたじゃないですか。私、めちゃくちゃうれしかったです。
長岡:アイゴンさんのことは好きですか?
あいみょん:大好きですよ! 怖くないし(笑)。
會田:僕はなんでか「すごく怖い人だと思っていました」って言われることが多いんですよ。
あいみょん:全然そんなことないですよ。
表題曲のタイトルとなっている「ビーナスベルト」は、日の出前や日没後に太陽の反対側の空に現れる、淡いピンク色の光の帯を意味する言葉。あいみょんは、そのタイトルが生まれたきっかけについて当時を振り返った。
あいみょん:曲をフルで作ったあと、タイトルをどうしようかすごく悩んだんです。歌詞のなかに夕焼けをイメージした部分があったので、“空”を連想させるタイトルにしたいと思っていたんですけど、「夕焼け」だとちょっとありきたりやなって思って。そこで、家で空に関する言葉をいろいろ調べていたときにビーナスベルトを見つけたんです。あの空のことをそう呼ぶんやって知って、みんなも見たことのある空やし、「この曲の空はこの色がいい」と思ってタイトルにしました。
長岡:素敵なタイトルだと思います。
『おじゃまします』の制作に長岡亮介をオファーした理由
『ビーナスベルト』のカップリング曲として収録されているのが『おじゃまします』。この楽曲は、どのような経緯で生まれたのだろうか。May I come in?
會田:光栄です。
あいみょん:それでアイゴンさんにお願いするってなったら、なんと長岡さんも参加されることになって「えっ!?」と。
長岡:ついてきた(笑)。
あいみょん:最高のハッピーセットです! やってくださることってあるんやって思ってうれしかったです。
長岡:素敵な現場でしたけども、アイゴンさんはどうでした?
會田:あいみょんさんのデモテープを聴いて、これはカントリーテイストのギターというか、そういう楽曲が楽しそうだなと思ったときに、亮介君のギター(が浮かんだ)。もちろん、ギターのスタイルもですし、センス的なものからも、一緒にやったら絶対に面白いんじゃないかなと思ったんですよね。
長岡:ありがたいです。
あいみょん:おふたりが作品を一緒に作ったのは初めてですか?
長岡:ライブをやったことはありますけど、作るのは初めてですね。
あいみょん:うれしいです。間近で見れることがなかったので、すごい現場でした。
會田は、長岡が自宅に訪れたという制作時のエピソードを語る。
會田:最初は僕の部屋でアレンジをしてたんですよ。僕が机に向かって作業してて、そのすぐ後ろで亮介君がギターを弾いてるんですけど、すごいプレイをしてるから本当は見たいんですよね。でも、音量のチェックとかもしなきゃいけないし、いきなり振り返ったら失礼かなって思って(笑)。そういう思い出があります。
あいみょん:指がどうなっているのかがわからなさすぎますよね。レコーディングでずっと「ライブではできないですね」って言ってた(笑)。
長岡:そこだけ弾きに行きますね(笑)。そういえばアイゴンさん、ファズのギターを入れるときに「ファズかしながら」って言ってましたよね
會田:そんなこと言ってました? やべえ(笑)。
あいみょん:言ってた(笑)! よく覚えてましたね。
會田:ピンチをギャグで乗り切るスタイルでここまでやってきています。
あいみょん:緩かったもんね。アイゴンだけの現場やと、ディレクターさんたちが「アイゴンしっかり~!」みたいなことを言うんですけど、今回はアイゴンがちょっとミスっても、長岡さんが「それもカッコいい」って答えていて。めちゃくちゃ甘やかされてるやんって思いました(笑)。そのふたりの雰囲気がめっちゃよかったですね。
あいみょんの“陰の部分”を知りたい會田
あいみょんの印象を問われた會田は、「ふさぎ込んでいることがなくて、いつもカラッとしている」と話す。會田:まるでカリフォルニアの空のような。
あいみょん:そうです! 行ったことないけど(笑)。
會田:なんだけど、曲をいっぱい作ったり歌を歌う人だから、どこかに陰の部分があるんじゃないかと思って、会うたびにそこを探るんだけど、いままで見つけられていないですね。
あいみょん:たしかに、表やとそういう部分を出してないかもしれないですね。レコーディングの現場は和気あいあいと楽しい感じです。
會田:スタジオ下のエレベーターホールあたりから、なんとなくあいみょんが来たってわかるぐらいカラっとした感じの声が聴こえてくるんですよね。
長岡:とはいえ、歌っている内容はずっとカラっとしているものってわけでもないんですよね。本当はドロドロの部分もお持ちですか?
あいみょん:持ってます! 家やとけっこうズドーンってする瞬間が多いです。だけど、外に出ちゃうとそんなになくって、楽しいです。ライブの直前まで騒いでおきたいタイプなんですよ。
長岡:いいっすね。そういうのに憧れますよ。
會田:僕もライブ前は緊張しないですね。
あいみょん:私、緊張はする(笑)。
會田:ちょっとはするんですけど、どうしようってものはなくって。
長岡:じゃあ、わりと3人とも近いタイプなのかな。
何度走っても驚きと発見がある渋谷の街並
番組では、ゲストに「車のある生活」についても話を聞いた。あいみょんは免許を持っていないものの、いつか運転してみたいという思いを明かした。あいみょん:車を先に買ったら免許取得を頑張れそうかなって思っています(笑)。昔は乗りたい車がけっこうあって、運転してみたい願望はあります。
長岡:似合いそうです。
あいみょん:アイゴンは車に乗ってますよね?
會田:僕は18歳ですぐに免許を取りました。
長岡:走っていて好きな道はありますか?
會田:風景のいいところはいっぱいあるんですけど、前の事務所が乃木坂にあったんですよ。あのあたりって六本木の“ギトギト感”というか、ガチャガチャしたところから急に静かになりますよね。昔の東京っぽさがあるというか、あの感じが好きかもしれないです。
長岡:あいみょんさんはありますか?
あいみょん:私はほとんどマネージャーさんに運転してもらってるんですけど、よく「わ~!」って言うのは渋谷です(笑)。なんだかんだ、何回見ても「人ヤバ!」「なにこれ!?」みたいになります。新しい建物が多すぎて、スクランブル交差点とか道玄坂あたりで反応しちゃいますね。
長岡:地元で好きな道はあります?
あいみょん:甲子園球場の近くなんですけど、海沿いなんですよ。鳴尾浜あたりを車で走ると気持ちいい。ドライブは好きですね。
長岡:では、ドライブで聴きたい曲を選んでいただけますか?
あいみょん:小さいころから家族で車に乗るときに聴いて最高やなって思ったのは、浜田省吾さんの『初恋』です。
あいみょんは11月4日(火)から12月22日(月)まで全国ツアー「AIMYON TOUR 2025+ “ヘブンズ・ベーカリー”」を開催中。最新情報は公式サイトまで。
會田茂一は12月4日(木)にライブイベント「小アイゴン祭~Goodbye to Romance~」を渋谷7thFLOORで開催する。最新情報はX公式アカウント(@foeget)まで。
東京都内のどこかにある特別な場所=「新しいカルチャーが生まれる場所」から長岡亮介がお届けする“大人の空間”を連想させるプログラム『CITROËN FOURGONNETTE』。放送は毎週土曜22時から。
番組情報
- CITROËN FOURGONNETTE
-
毎週土曜22:00-22:54