令和ロマン・松井ケムリ、実家が太すぎるエピソード「お茶に金粉が浮いてる」 福留光帆が思わず嫉妬

お笑いコンビ・令和ロマンの松井ケムリと福留光帆が、「実家が太いってずるい?」をテーマに語り合った。

この内容をお届けしたのは、9月3日(水)放送のJ-WAVE『GURU GURU!』(水曜日ナビゲーター:福留光帆)。世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく“逆転ラジオ”。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。

オンエアは9月10日(水)28時ごろまで、radikoのタイムフリー機能で楽しめる。

「動物園に行きたい」って言ったら…驚きのエピソード

今回のテーマは「実家が太いってずるい?」。裕福な家庭に生まれると「ずるい!」と言われがち。でも、太いからって楽勝というわけでもないのかも? 実家が太いでお馴染み、令和ロマン・松井ケムリを迎えて、グルグル考えていく。

松井:まあ、実家は太いですけど。こればっかりはしょうがないので。

福留:それ言ってみたい。ケムリさんはどれくらい実家が太いんですか?

松井:言い方は難しいですけど、父親が大和証券っていう会社の副会長をやっておりまして、家とかは東京の高級住宅街って言われる渋谷区・松濤っていう場所にあったりとかはします。

福留:つまりお坊ちゃんということで。

松井:簡単に言えばそうですね。

福留:かっこいい。同じお坊ちゃんでいえば、(父親が大企業の社長に就任した)ラランドのニシダさんはライバルってことですか?

松井:ライバルじゃないですよ。金持ちケンカせずでやってますから。ニシダも思ってるんじゃないかな。

続いて、松井に「お坊ちゃんエピソード」を訊くと……。

松井:よく言うのは、大学生のときに久々に実家帰ったら、出されたお茶に金粉が浮いてることがありました。

福留:金粉って味ないですよね。

松井:金(きん)が余っちゃったんで(笑)。あと、子どものころ、「動物園に行きたい」って言って連れて行ってもらった動物園がシンガポール動物園だったことがあります。

福留:いつもエピソードを出されると悔しいので自分のエピソードを重ねたくなるけど、まったく思い付かないんだよな。

松井:それなら言わなくていいでしょ(笑)。

福留:逆に、実家が太くてコンプレックスもあったみたいですけど。

松井:はい。芸人としてはハングリーさが足りないみたいな言い方をされることはあります。実際にハングリーさは少なめではあるんですけど。あと、実害としては、吉本興業ってどれだけ後輩が売れてても絶対に先輩がおごるみたいな暗黙のルールがあるんですけど、先輩がすごく気を遣って「俺らが食ってる飯なんか食いたくないやろ」ってことで誘われないみたいなことはありますよ。

福留:ちょっとさっきケムたん(ケムリ)の鼻につく発言があって。私は、かに道楽がこの世でいちばん好きで、かに道楽を食べるためにお仕事頑張ってるって話をケムたんにしたら、「かに道楽はカニ料理のなかでもリーズナブルなほうだから」って言われたんですよ。悔しい!

松井:まあ、そうじゃないですか(笑)。質については別に何も言ってないですからね。

太い実家のお小遣い事情は?

番組では、リスナーから「実家の太さ」でのメリット・デメリットについて、メッセージが多数寄せられた。

私は祖父母がちょっと太めです。数年に一度、祖母の誕生日に孫の年齢×1万円を孫全員に配ることがあります。そのときはさすがに得してるなって思います。

福留:え!?

松井:しかも、祖母自身が祝われるべきタイミングでもらえるってことですよね。すごいですね。

福留:おばあちゃん、長生きしてほしいですね(笑)。

松井:たしかに。どんどん増えていくわけですから。でも、これってすごいですよ。20歳の孫が3人いたら、それだけで60万円ですからね。

福留:ケムたんのお小遣いはどんな感じだったの?

松井:僕、お小遣いは太めゆえかもしれないですけど、月にいくらっていう感じでもらったことがなくて、足りなくなったらもらってました。

福留:ドカンとって感じですか?

松井:学生だったんで1,000円とか2,000円単位でしたけど。これ言っといたほうがいいと思うけど、うちの父親っていわゆるたたき上げで、平社員からいまの副会長の座まできた人なので、僕が子どものときはそんなに裕福じゃなかったんですよ。ただ、父がしっかりした人で、派手な使い方はしないんですよね。

福留:ちゃんとしてるんですね。

リスナーから、誕生日プレゼントにまつわる質問も届いた。

いままでもらった誕生日プレゼントで、いちばんうれしかったものは?

福留:土地とかですか?

松井:もらったことあるわけないでしょ。『地面師たち』じゃないんだから。

福留:月の土地の一部とか。

松井:昔、流行ったけどもらってもうれしくないでしょ。

福留:どんなものいただくんですか?

松井:やっぱり、たまたまほしかったものとかをくれると、「この人、すごく考えてくれたのかな」って思うことはあります。それこそ、「僕らの別荘」っていう僕も参加してるYouTubeグループの今野(一輝)が誕生日プレゼントにコンセントをくれたんですよ。マルチタップって言うんですかね。「かっこいいやつあったから」って。それが、僕がその前日まで買おうと思ってたやつだったんです。

福留:すごい。

松井:それはうれしかったですね。

福留:実家が太いにもかかわらず、平和なプレゼントで悔しい。私はいままでもらった高いプレゼントとか考えてたのに。

松井:高いとかはいいでしょ。

物事のありがたみが若干わからないかも

「私の実家は細い」というリスナーからは、こんなメッセージが届いた。

家にファミコンとかゲームはなかったし、外食もあまりしない家庭でした。でも、両親が深夜まで働き、稼いでくれたお金で大学まで行かせてくれました。お金の関係上、夜間制の大学でしたがとても感謝しています。そんな生い立ちもあり、子どものころはぜいたくできなかったので、大人になって自分でお金を稼ぐようになり、回らないお寿司屋に初めて行けるようになったときなど、味わえる感動は格別です。いろんなもののありがたみを感じられるので、とてもよかったなと思っています。

松井:ぐうの音も出ないですよ。そんなすばらしいメッセージを読まれたら(笑)。ここで僕が「かわいそうですね」なんて言えるわけないじゃないですか。

福留:「庶民か」とか言わないんですね。

松井:すばらしいことですよ。そういう意味では僕は物事のありがたみは若干わからないかもしれないですね。

福留:私も最近は自分のお金でかに道楽に行けるようになったんですけど、それまでは中学の卒業記念とお姉ちゃんの高校卒業記念で、両親がかに道楽に連れて行ってくれたことがあったな……。

松井:かけがえのない思い出ですよ。

福留:でも、ランチだったな。

松井:それは言われてもしょうがない(笑)。

福留:でも、ケムリさんにとってはファミレスなんですからね!

松井:それは言ってねえよ(笑)。

私の家は政治家を多く輩出している家系で、代々太めです。いちばんこの家で生まれてよかったことは、推しの俳優が大河ドラマで私の先祖を演じたときで、人生でもっとも大きな声が出ました。

松井:へえ、これはすごいですよ。

福留:これ、うれしいのかな。

松井:僕とは全然タイプが違いますね。うちは父親が一代でこうなっただけなので、先祖がどうとかではないから。福留さんの家はどうなんですか?

福留:先祖は……まだ生きてますよ。

松井:そんなわけないでしょ(笑)。全部生きてるの?

福留:じいちゃん(笑)。

松井:じいちゃんのことを先祖って呼んでんの(笑)? 二親等内ですよ(笑)。でも、言われません? 僕は父から「うちの家系はもともと織田信長の家に仕えてたけど、本能寺の変で焼き討ちにあったときに逃げ出して、そのまま農家をやってた」って聞いたことがあります。

福留:私は、お正月の飲み会で、じいちゃん同士がベロベロに酔っ払ってテーブルを破壊したことなら知ってます。

松井:直近すぎんだよ(笑)。それ事実ですから。

令和ロマンは、7年ぶりとなる単独ライブ「RE:IWAROMAN」を2026年5月16日(土)に神奈川・Kアリーナ横浜で開催する。ライブの詳細や最新情報は公式X(@official_reiwa)まで。

J-WAVE『GURU GURU!』は、毎週月曜~木曜の22時からオンエア。公式Xではオンエアのハイライト動画なども公開中だ。

radikoで聴く
2025年9月10日28時59分まで

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番組情報
GURU GURU!
月・火・水・木曜
22:00-24:00

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