J-WAVEで放送されている番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』で、Suchmosの『Whole of Flower』が1位を獲得した。
このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのデータをポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは6月15日(日)付のチャートを紹介!
先週から50ポイントの特大ジャンプアップで一気にトップ10入り。今月末に公開となる映画『F1® エフワン』のサウンドトラックからの1曲で、エントリー5週目でトップ10入りを果たした。サウンドトラックもさることながら、映画も大注目。『トップガン マーヴェリック』の制作チームが再集結し、主演を演じるのはBrad Pitt。ひと足先に映画を観た、日本人唯一のF1ドライバー・角田裕毅はインタビューで「本当にリアルなF1を感じた。細かい音まで入っていて、ヘルメットの中でどう聞こえるのかまで、よく表現されていた」とコメントした。F1の全面協力で、世界各国の本物のサーキットで撮影が行われた、まさに体感型のレーシングアクション作品となっている。
ニューカマーバンド・CheChe『Spotlight』が先週39位初登場から30ポイントアップで9位に。6月15日(日)は「父の日」ということで、CheCheのメンバーに「お父さんとの思い出」を尋ねた。ギターでコーラスのDagabaziは「いまは取り壊されてしまったイオンのゲームセンターで小学生のころ、恐竜をやっつけるゲームを毎週一緒にやっていました」と、幼少のころの思い出を明かしてくれた。そんなDagabaziは父親から教えてもらった曲があり、それは大滝詠一の名盤『A LONG VACATION』収録の『カナリア諸島にて』。それ以外にもStardust Revueや斉藤和義、The Beatlesにも影響を受けているという。
34位から26ポイントアップで8位に。ロンドン生まれ、26歳のネオソウルシンガー・Olivia Dean。9月にリリース予定のニューアルバム『The Art of Loving』からの1曲だ。『Nice To Each Other』は、編集なしの1テイクで撮影されたミュージックビデオも話題となっている。広い撮影スタジオのような場所で、次々と移動したりセットを変えながら、Olivia本人が撮影クルーやダンサーと息の合ったパフォーマンスを披露している。監督を務めたのは、ロンドンを拠点に活動する映像作家のJake Erland。ミュージックビデオをはじめ、ルイ・ヴィトンやディオール、アディダスなどの映像も手がける超売れっ子。しかもJakeはBeabadoobeeの彼氏で、彼女の曲のミュージックビデオのいくつかはJakeが担当している。
先週から16ポイントアップで、この日のチャートにはアルバム『Gen』から4曲目のランクイン。先週までは同アルバムから『Star』がトップ10に入っていたが、入れ替わるように『2』がチャートインした。『2』では韓国のラッパーでコメディアンのLee Youngjiをフィーチャー。日本語、英語、韓国語の3カ国語で歌詞が書かれており、Lee Youngjiも日本語でのラップに挑戦している。コラボが発表された際、Lee YoungjiはSNSに「中学生のときにいつもカラオケで星野 源さんの歌を歌っていた。コラボできるなんて信じられない」と喜びの声を投稿していた。
初登場で6位にランクイン。2024年にもっともブレイクを果たしたアーティストのひとり、Sabrina。8月にリリース予定のニューアルバム『Man's Best Friend』からの先行シングルとなる。2024年にリリースされたアルバム『Short n' Sweet』でもタッグを組んだJack AntonoffとAmy Allenとの共同プロデュースによる1曲だ。6月はじめにスペインで開催されたフェス『Primavera Sound』でヘッドライナーを務めたSabrinaは、8月には藤井 風も出演するアメリカ・シカゴのフェス『Lollapalooza』でもヘッドライナーを担当することが決まっている。
Mrs. GREEN APPLEの『breakfast』が今週のチャートで100曲中、もっとも高いポジションに初登場した「High Power Debut」曲となった。朝の情報番組『サン!シャイン』(フジテレビ系)のテーマソングとして書き下ろされた同曲は、1日のスタートにぴったりなキレのあるポップチューンだ。ミセスといえば、いよいよ6月18日(水)にKアリーナ横浜で初の主催エンターテインメントショー「CEREMONY」を開催する。ステージの中央にはアーティストたちが座る観覧エリアが設けられ、それを囲むように配置されたVIPシート席にはドレスコードが設けられている。同イベントには『TOKIO HOT 100』番組プロデューサーが参加予定のため、クリスは「来週、感想を訊いてみたいと思います」とコメントした。
2連覇中だったSTUTSが4位に登場で3連覇ならず。番組ではリスナーがアーティストに関するクイズに答える「逆電バスター」を実施。先週、同番組にゲスト出演したSTUTS。『99 Steps』はポカリスウェットのCMソングだが、STUTSは「学生時代によく部活で汗をかいたあとに飲んでました」という話をしていた。番組終了後にクリスは「何部だったの?」と質問したそうで、クイズはその部活を当てるというもの。正解は「テニス部」で、STUTSは中学高校とテニス部に所属しており、高校の途中から音楽にハマり、部活をやめてトラック作りを始めたのだとか。
【関連記事】首位獲得の「ポカリスエットのCMソング」を手がけたSTUTS、楽曲制作時に思い浮かべていた情景とは?
カリフォルニアの三姉妹バンド・HAIMのニューアルバム『I quit』収録曲が、エントリー2週目に3位にランクインした。同曲はHAIMの3人が青春時代を振り返ったもので、特に彼女たちのこれまでの恋愛の失敗談が綴られているという。イギリスの雑誌『i-D』のインタビューで語ったところによると、3人ともうまくいかない恋愛を山ほど重ねてきたのだとか。そのなかでも、三女のAlanaは非常に好意を寄せた人物がいた際、いざその人と結ばれるシチュエーションを迎えた瞬間に彼が大きなおならを暴発。バツが悪くなってしまい、イチャイチャはそこで中断。さらに、ふたりがベッドに横になっていると、彼が飼っていた大型犬がベッドに飛び乗ってAlanaの鼻に噛みついて流血騒ぎに。その後、彼と会うことは二度となかったという。
先週7位から5ポイントアップで再びトップ目前の2位に。番組では、最新アルバム『LOVE NEVER DIES』からリミックスバージョン(『LOVE NEVER DIES (Eric Kupper Remix)』)をオンエアした。MISIAといえば、活動初期からリミックスアルバムをリリースするなど、DJとコラボしたリミックス楽曲を数多く発表してきた。そんなリミックスについてMISIA本人は以前、J-WAVEの番組にゲスト出演した際に「私の楽曲はデビュー当時からリミックスが話題になり、ラジオでもたくさんかかるようになりました。なので、いまでもDJのみなさんやリミックス楽曲にとてもリスペクトがあり、それで最新アルバムにも3曲リミックス曲を入れました」と語っている。
先週初登場2位からランクアップで首位を獲得。6年ぶりの新曲となる『Whole of Flower』は、7月2日(水)にリリースとなるニューEP『Sunburst』からの1曲となる。Suchmosが『TOKIO HOT 100』でナンバーワンを獲得するのは2019年の『WATER』以来6年ぶりで、通算では8曲目のナンバーワンとなった。これまでにチャートには全18曲エントリーしており、ナンバーワン打率は脅威の4割4分4厘。そんなSuchmosは、いよいよ6月21日(土)と22日(日)に横浜アリーナでワンマンライブを開催。22日の公演はスペースシャワーTVで生配信されることも決定している。
■今週のTOP10
1位:Suchmos『Whole of Flower』
2位:MISIA『LOVE NEVER DIES』
3位:HAIM『Take me back』
4位:STUTS feat. Kohjiya, Hana Hope『99 Steps』
5位:Mrs. GREEN APPLE『breakfast』
6位:Sabrina Carpenter『Manchild』
7位:星野 源 feat. Lee Youngji『2』
8位:Olivia Dean『Nice To Each Other』
9位:CheChe『Spotlight』
10位:ROSÉ『Messy』
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのデータをポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは6月15日(日)付のチャートを紹介!
10位:ROSÉ『Messy』
9位:CheChe『Spotlight』
8位:Olivia Dean『Nice To Each Other』
7位:星野 源 feat. Lee Youngji『2』
6位:Sabrina Carpenter『Manchild』
5位:Mrs. GREEN APPLE『breakfast』
4位:STUTS feat. Kohjiya, Hana Hope『99 Steps』
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3位:HAIM『Take me back』
2位:MISIA『LOVE NEVER DIES』
1位:Suchmos『Whole of Flower』
■今週のTOP10
1位:Suchmos『Whole of Flower』
2位:MISIA『LOVE NEVER DIES』
3位:HAIM『Take me back』
4位:STUTS feat. Kohjiya, Hana Hope『99 Steps』
5位:Mrs. GREEN APPLE『breakfast』
6位:Sabrina Carpenter『Manchild』
7位:星野 源 feat. Lee Youngji『2』
8位:Olivia Dean『Nice To Each Other』
9位:CheChe『Spotlight』
10位:ROSÉ『Messy』
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
radikoで聴く
2025年6月22日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54