エバースの佐々木隆史と町田和樹が「交際0日婚」について、さまざまな意見も踏まえて語り合った。
この内容をお届けしたのは、10月10日(木)に放送されたJ-WAVEの番組『GURU GURU!』(木曜日ナビゲーター:エバース)。世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく“逆転ラジオ”。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。
番組調べによると最近、結婚相談所サンマリエが行った調査が話題になったそうで、都内在住のZ世代(20歳~26歳)の男女102人を対象に行ったアンケートによると、およそ6割が「交際0日婚」肯定派だったそうだ。
果たして交際0日婚は新常識になっていくのか。今回、交際0日婚の定義を「昔からの友だちや職場の人などある程度知った仲で、恋人としての交際期間を設けずに結婚すること」とし、「あなたはできるか!? 交際0日婚」と題して、エバースの2人がトークを繰り広げた。
佐々木:町田は交際0日婚は、肯定派? 否定派?
町田:けっこう、否定派かもな。やっぱりキツいだろ。ある程度面識があっても「付き合ってこうだった」とか(がわからない)。俺も女友だちとかいて仲良くするけど、別にその子がどういう交際をしているか、男性といるときにどんな風にしているか全くわからないから。
佐々木:友だちだからこそ、付き合わなくてもその人と2人っきりのときに、どういう感じかわかるじゃん。
町田:まあまあ……でも結局わからないと思う。頭固いけど。今、誰か近場の人に「結婚しよう」って言われたら「なんで?」ってなる。
佐々木:じゃあ、結婚するにあたって交際期間はどれくらい必要だと思う?
町田:2カ月(笑)。
佐々木:短っ! それなら0日婚でもよくない?
町田:それはちょっと違うわ。最低2カ月じゃないかな。
佐々木:それだと0日婚否定派にしてはブレるな。
一方の町田も交際0日婚は否定派で、結婚までの交際は1~2年は必要だと答えた。
町田:それくらいの期間がないと。それから長い目で見て何十年も一緒にいるわけですから、1、2年付き合ったり一緒に住んでみたりしてわかることもありますからね。
佐々木:2年って長くない? 最短で1年?
町田:それくらいは必要じゃないかな。
否定派の意見(一部)
・どういう人かわかるためにも交際日数は必要だと思う。
・結婚となると責任とかでると思うので。
・結婚後にいろいろと知らなかったことが出てくるのは不安。
・もともと友だちであっても、恋人とか夫婦になると対応とか変わりそうだから。
佐々木:さっきのアンケートは6割は賛成だったって聞いたんですけど、嘘なんですかね(笑)。
町田:世代とかインタビュー取ったタイミングで違うんじゃないですか。まあ、俺らの感覚は普通なのかな。
肯定派の意見(一部)
・結婚は結局利害の一致だと思うので、自分の都合と相手の都合が合っていれば、世間一般で言うラブラブした夫婦生活をする必要もないと思う。
・恋人だと別れるという選択肢があるけど、結婚して縛ってしまえば相手の悪いところが見えても「この人はこういう人なんだ」と寛容になれるんじゃないかな。
・友だちとか知り合いの期間があれば0日婚でもいいと思う。
佐々木:肯定派はちょっと変わった人が多かったんですね。
町田:個性的な。
佐々木:でも、0日婚こそ正義って感じというよりは、それもありなんじゃないかなっていう。
町田:だからZ世代とかも多様性の時代だから、別にありなんじゃないっていう。
佐々木:結婚さえしちゃえば後はお互いの良いところも悪いところも折り合い付けてっていうことなんですかね。でも、僕は付き合う期間の良さもあると思いますけどね。付き合っているときって対面で立ってるイメージ。結婚は隣で同じ方向を向いて立っているイメージ。
町田:それ、新しい視点みたいにしゃべっているけど聞いたことあるよ(笑)。誰かが言ってたよ。
佐々木:俺的に言うと、そういうのもありかなって。
町田:「かな」って言うのやめろ(笑)。
サイトウさんは33歳の会社員。結婚相手はもともとよく行く飲み屋の店員だったそうで、そこから友だち関係になったという。ある日「まわりに『お互い何歳まで独身だったら結婚しちゃう?』という男女間のよくある約束を果たした人がいない」との話題になり、そこからしばらく経った日にまたその話題になり「じゃあ、やってみる?」ということで交際期間を設けずに結婚したという。
佐々木:サイトウさんは、友だち同士のときに大人の関係ではあったんですか?
サイトウさん:一切なかったですね。ただの友だちだったまま結婚しました。僕自体、結婚しようとか何も思っていなくて、ずっと1人でいようかなと思っていたくらいなんですけど、「お互い何歳まで独身だったら」っていう歳になっちゃったので。約束した手前というか。
佐々木:結婚後は関係性って変わったりするものなんですか。
サイトウさん:一緒に住んでいるだけですね。めちゃくちゃ仲のいい友だちみたいな感じに近いですね。
町田:その状態が長いとファーストキスとかどうしたんですか?
サイトウさん:僕らはそれが現在も1個もないですね。一緒に暮らしているけど寝室は別々ですし、何もないですね。子どももいなくてもいいんじゃないっていう。
町田:そういうパターンもあるんですね。
佐々木:お互い別の異性の方と会うとかはありなんですか?
サイトウさん:それはしょっちゅうやっていますね。もともと飲み屋の友だちだったので、共通の男女の友だちとかいるので、知っている人でも知らない人でもあるよなって。
町田が「もし、サイトウさんに好きな人ができたら?」と質問すると、「隠し事をしない約束事もあるので、そのときに考える」サイトウさんは答えた。
町田:実は今も奥さんがサイトウさんに恋愛感情があるとかはないですか?
サイトウさん:たぶんないんじゃないですかね。その話は結婚する前にしたというか。暮らし始める前に綿密な打ち合わせみたいなものをやってお互いの親には会うべきか、親にはこの関係を正直に言うべきかみたいな、いろいろ話したうえで……みたいな感じですね。
佐々木:まさに利害の一致っていうことですね。
町田:そういう人と会えたのもすごいことですよね。
佐々木:いきなり例えば俺とお前がNSC(吉本総合芸能学院)のときにコンビを組んで「ここから最後までこのコンビでやってください」ってなるのと、「2、3年やって、こいつとならいけるな」って思うのはまた違くない?
町田:それは違う。だから0日婚は意味がわからないと思っています(笑)。
佐々木:僕ら今、コンビ歴でもう少しで9年になるんですけど、たぶんコンビ組みたての最初の1年って、町田が理想の相方って感覚は全くなかったというか。町田もそうだった思いますし。でも僕らって同期の芸人のなかでは落ちこぼれだったんですよ。だから「町田を見捨てて俺と組もうぜ」とか、みんなに取り合いになることが一切なかったから、町田も俺とやるしかない状況、これで結果を出さなきゃいけない状況で何年か頑張って。
町田:そうだね。
佐々木:結果、(同期で)一番手応えを掴んで今こうやってラジオのナビゲーターをやらせてもらっているわけじゃないですか。そう考えると0日婚みたいに、「こいつとやるしかない」って決めたら意外にうまくいくんじゃないかなって。
町田:マジでいいこと言ってるね。そうかもな。いたもんな、とっかえひっかえ相方を変えてとか。でも今は、みんないない。
佐々木:コンビを組みたての年って、マジで町田はおもしろくないと思っていましたから(笑)。でもこいつと結果を出すしかないと思って。町田もそうだったかかもしれないけど、その結果、同期のなかでは芽が出たわけじゃないですか。それを結婚に当てはめた場合、交際0日婚もうまくいくんじゃないかなっていう考えもありますね。
町田:マジでそう。そこに愛が入ってくるとまた難しいこともあると思うんですけど。
佐々木:僕らお互い結婚していないからね(笑)。
町田:参考にならない希な話かもしれないけど、覚悟としての1個の例としてはいいのかもね。
世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく“逆転ラジオ”である『GURU GURU!』。エバースは木曜日の担当だ。現在、radikoでは、「ミスや失敗を恐れ、何もしない人が多いけどそれでいいのか!? 恥ずかしい感覚って、そんなにこわい?」というテーマを深堀りした回が再生可能だ。
この内容をお届けしたのは、10月10日(木)に放送されたJ-WAVEの番組『GURU GURU!』(木曜日ナビゲーター:エバース)。世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく“逆転ラジオ”。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。
交際0日婚ってキツくない?
お付き合いをして段階を踏んでから結婚という今までの常識に対して、交際期間0日でいきなり結婚する「交際0日婚」が話題になっている。番組調べによると最近、結婚相談所サンマリエが行った調査が話題になったそうで、都内在住のZ世代(20歳~26歳)の男女102人を対象に行ったアンケートによると、およそ6割が「交際0日婚」肯定派だったそうだ。
果たして交際0日婚は新常識になっていくのか。今回、交際0日婚の定義を「昔からの友だちや職場の人などある程度知った仲で、恋人としての交際期間を設けずに結婚すること」とし、「あなたはできるか!? 交際0日婚」と題して、エバースの2人がトークを繰り広げた。
佐々木:町田は交際0日婚は、肯定派? 否定派?
町田:けっこう、否定派かもな。やっぱりキツいだろ。ある程度面識があっても「付き合ってこうだった」とか(がわからない)。俺も女友だちとかいて仲良くするけど、別にその子がどういう交際をしているか、男性といるときにどんな風にしているか全くわからないから。
佐々木:友だちだからこそ、付き合わなくてもその人と2人っきりのときに、どういう感じかわかるじゃん。
町田:まあまあ……でも結局わからないと思う。頭固いけど。今、誰か近場の人に「結婚しよう」って言われたら「なんで?」ってなる。
佐々木:じゃあ、結婚するにあたって交際期間はどれくらい必要だと思う?
町田:2カ月(笑)。
佐々木:短っ! それなら0日婚でもよくない?
町田:それはちょっと違うわ。最低2カ月じゃないかな。
佐々木:それだと0日婚否定派にしてはブレるな。
一方の町田も交際0日婚は否定派で、結婚までの交際は1~2年は必要だと答えた。
町田:それくらいの期間がないと。それから長い目で見て何十年も一緒にいるわけですから、1、2年付き合ったり一緒に住んでみたりしてわかることもありますからね。
佐々木:2年って長くない? 最短で1年?
町田:それくらいは必要じゃないかな。
付き合う期間の良さもある
番組では事前の街頭インタビューを実施。「交際0日婚はありorなし?」という質問を行った。否定派の意見(一部)
・どういう人かわかるためにも交際日数は必要だと思う。
・結婚となると責任とかでると思うので。
・結婚後にいろいろと知らなかったことが出てくるのは不安。
・もともと友だちであっても、恋人とか夫婦になると対応とか変わりそうだから。
佐々木:さっきのアンケートは6割は賛成だったって聞いたんですけど、嘘なんですかね(笑)。
町田:世代とかインタビュー取ったタイミングで違うんじゃないですか。まあ、俺らの感覚は普通なのかな。
肯定派の意見(一部)
・結婚は結局利害の一致だと思うので、自分の都合と相手の都合が合っていれば、世間一般で言うラブラブした夫婦生活をする必要もないと思う。
・恋人だと別れるという選択肢があるけど、結婚して縛ってしまえば相手の悪いところが見えても「この人はこういう人なんだ」と寛容になれるんじゃないかな。
・友だちとか知り合いの期間があれば0日婚でもいいと思う。
佐々木:肯定派はちょっと変わった人が多かったんですね。
町田:個性的な。
佐々木:でも、0日婚こそ正義って感じというよりは、それもありなんじゃないかなっていう。
町田:だからZ世代とかも多様性の時代だから、別にありなんじゃないっていう。
佐々木:結婚さえしちゃえば後はお互いの良いところも悪いところも折り合い付けてっていうことなんですかね。でも、僕は付き合う期間の良さもあると思いますけどね。付き合っているときって対面で立ってるイメージ。結婚は隣で同じ方向を向いて立っているイメージ。
町田:それ、新しい視点みたいにしゃべっているけど聞いたことあるよ(笑)。誰かが言ってたよ。
佐々木:俺的に言うと、そういうのもありかなって。
町田:「かな」って言うのやめろ(笑)。
交際0日婚 その実態は…
番組後半には、実際に交際0日婚をしたという男性(サイトウさん)と電話を繋ぎ、エバースがその実態を探っていった。サイトウさんは33歳の会社員。結婚相手はもともとよく行く飲み屋の店員だったそうで、そこから友だち関係になったという。ある日「まわりに『お互い何歳まで独身だったら結婚しちゃう?』という男女間のよくある約束を果たした人がいない」との話題になり、そこからしばらく経った日にまたその話題になり「じゃあ、やってみる?」ということで交際期間を設けずに結婚したという。
佐々木:サイトウさんは、友だち同士のときに大人の関係ではあったんですか?
サイトウさん:一切なかったですね。ただの友だちだったまま結婚しました。僕自体、結婚しようとか何も思っていなくて、ずっと1人でいようかなと思っていたくらいなんですけど、「お互い何歳まで独身だったら」っていう歳になっちゃったので。約束した手前というか。
佐々木:結婚後は関係性って変わったりするものなんですか。
サイトウさん:一緒に住んでいるだけですね。めちゃくちゃ仲のいい友だちみたいな感じに近いですね。
町田:その状態が長いとファーストキスとかどうしたんですか?
サイトウさん:僕らはそれが現在も1個もないですね。一緒に暮らしているけど寝室は別々ですし、何もないですね。子どももいなくてもいいんじゃないっていう。
町田:そういうパターンもあるんですね。
佐々木:お互い別の異性の方と会うとかはありなんですか?
サイトウさん:それはしょっちゅうやっていますね。もともと飲み屋の友だちだったので、共通の男女の友だちとかいるので、知っている人でも知らない人でもあるよなって。
町田が「もし、サイトウさんに好きな人ができたら?」と質問すると、「隠し事をしない約束事もあるので、そのときに考える」サイトウさんは答えた。
町田:実は今も奥さんがサイトウさんに恋愛感情があるとかはないですか?
サイトウさん:たぶんないんじゃないですかね。その話は結婚する前にしたというか。暮らし始める前に綿密な打ち合わせみたいなものをやってお互いの親には会うべきか、親にはこの関係を正直に言うべきかみたいな、いろいろ話したうえで……みたいな感じですね。
佐々木:まさに利害の一致っていうことですね。
町田:そういう人と会えたのもすごいことですよね。
こいつとやるしかないって決めたら意外にうまくいくかも
さまざまな意見を聞いたエバースの2人は、最後に、結婚を芸人のコンビに例えながら番組を振り返った。佐々木:いきなり例えば俺とお前がNSC(吉本総合芸能学院)のときにコンビを組んで「ここから最後までこのコンビでやってください」ってなるのと、「2、3年やって、こいつとならいけるな」って思うのはまた違くない?
町田:それは違う。だから0日婚は意味がわからないと思っています(笑)。
佐々木:僕ら今、コンビ歴でもう少しで9年になるんですけど、たぶんコンビ組みたての最初の1年って、町田が理想の相方って感覚は全くなかったというか。町田もそうだった思いますし。でも僕らって同期の芸人のなかでは落ちこぼれだったんですよ。だから「町田を見捨てて俺と組もうぜ」とか、みんなに取り合いになることが一切なかったから、町田も俺とやるしかない状況、これで結果を出さなきゃいけない状況で何年か頑張って。
町田:そうだね。
佐々木:結果、(同期で)一番手応えを掴んで今こうやってラジオのナビゲーターをやらせてもらっているわけじゃないですか。そう考えると0日婚みたいに、「こいつとやるしかない」って決めたら意外にうまくいくんじゃないかなって。
町田:マジでいいこと言ってるね。そうかもな。いたもんな、とっかえひっかえ相方を変えてとか。でも今は、みんないない。
佐々木:コンビを組みたての年って、マジで町田はおもしろくないと思っていましたから(笑)。でもこいつと結果を出すしかないと思って。町田もそうだったかかもしれないけど、その結果、同期のなかでは芽が出たわけじゃないですか。それを結婚に当てはめた場合、交際0日婚もうまくいくんじゃないかなっていう考えもありますね。
町田:マジでそう。そこに愛が入ってくるとまた難しいこともあると思うんですけど。
佐々木:僕らお互い結婚していないからね(笑)。
町田:参考にならない希な話かもしれないけど、覚悟としての1個の例としてはいいのかもね。
世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく“逆転ラジオ”である『GURU GURU!』。エバースは木曜日の担当だ。現在、radikoでは、「ミスや失敗を恐れ、何もしない人が多いけどそれでいいのか!? 恥ずかしい感覚って、そんなにこわい?」というテーマを深堀りした回が再生可能だ。
2024年10月24日28時59分まで
番組情報
- GURU GURU!
-
月・火・水・木曜22:00-24:00