sugar meとして活動する寺岡歩美が、出産を経て変化した楽曲制作への意識や、新作『SUPER ME』について語った。また弾き語りライブも披露した。
寺岡が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。このコーナー「MUSIC+1」は毎回ゲストを迎え、最新のトピックを伺う。4月3日(水)のオンエア内容をテキストで紹介する。
Sugar meは3月29日に6曲入りのミニアルバム『SUPER ME』をリリースした。
寺岡:ただいま!
サッシャ:おかえり! テリーとは4年ぶりなんだけど、前回はリモートでのゲスト出演だったから、番組を卒業してからスタジオに来るのは初めて。5年ぶり。
寺岡:めちゃくちゃ久しぶりです。久しぶりにしっかりしたほうの受付から通されて、すごく不思議な気持ちになりました。
サッシャ:関係者は裏のほうから入りますからね。
寺岡はこの5年で出産を経験。「家族の立ち会いができなくて、マスクをしたまま子どもが生まれた」とコロナ禍の出産を振り返る。
サッシャ:よくぞ頑張りました。1人で心細かったと思います。生活は変わりましたか?
寺岡:180度変わりましたね。どうしても子ども中心の生活になってしまうので、アーティスト活動との切り替えがすごく難しかったですね。昔だと少し田舎道を散歩していても「曲のアイデアが降りてこい」って感じだったんですけれど、今は「子どもが車に轢かれないかな」って。「そっちは行かないで」って。そんな感じでお尻を追いかけて過ごしていますね。
ノイハウス:切り分けられないからこそ、一緒にしちゃえみたいな感じが、新作に表れているのかなって思うんですけど。
Sugar meは3月29日に6曲入りのミニアルバム『SUPER ME』をリリースした。
寺岡:寺岡歩美というもともとの人格と、sugar meというアーティスト像が近くなった感覚はすごくあります。
サッシャ:前は別々の感覚だったの?
寺岡:なりたい自分みたいな、「こういうサウンドにしたい」というところは若干ありました。でも今作は歌詞とか日本語であらためて書いてみたりとか、いろいろありまして。娘に聴かせたいというところが大きくて、ちょっと日本語を増やそうかなと思ったんです。
サッシャ:日本語が多くて、イスから転げ落ちそうになりましたよ。
寺岡:ちょっと1つの挑戦っていうことで、自分の中でも乗り越えて“SUPER”になろうというのもあります。
寺岡:10メートルの布地を2歳の娘と一緒に着色して、そこから切り取ったものを使用してデザインを施しました。それをシャツに仕立てまして。holo shirts.というオーダーメイドのシャツストアがあるんですが、なんと(主宰の方は)『STEP ONE』でゲスト出演されて出会った方なんです。
サッシャ:『STEP ONE』があってできたアートワークなんですね。でもどうやって着色したんですか。例えば絵の具を手に着けてペタペタって感じ?
寺岡:そうですね。筆もあったんですけど娘には自由にさせて、私はスポンジに水を含ませてポンポンとにじませる係で、ほとんど娘が手掛けて10メートルを作りました。
サッシャ:テリーはどんな指示をしたの?
寺岡:「次は青が出てきたね!」「もうちょっと描いてみようか」みたいな。
サッシャ:ママだ。信じられない(笑)。
ノイハウス:10メートルだと、アートワークやシャツだけだと余りますよね。
寺岡:たくさん端切れが出るので、なんとツアーグッズにしちゃおうという企画が進行中です。
サッシャ:全部一点もの?
寺岡:そうです。2つとして同じもののないグッズになっています。
【radikoで聴く】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20240403123656(2024年4月10日28時59分まで)
寺岡:娘のために1曲書こうということで。コロナの時期を経て、そこから今でも戦火が絶えませんが不安定な世の中が続いていますけど、強く育ってほしいなという思いを込めた1曲です。
寺岡の歌声を聴き終わり、同じ母でもあるノイハウスは「感動しました」と感極まり涙を流す。
寺岡:こんな時代に新しい命を生み育てるのに本当に良かったんだろうかって思う瞬間も実はあったりするんですけど、それでも力強く、こんな時代だからこそ育ってくれている娘を見て、寝顔を見ながらこういう曲を書きたいなと思って書いた曲です。共感をしていただけてうれしいな。
サッシャ:(子どもが生まれると)ものの見方のベクトルが変わるよね。
寺岡:本当に変わりますよね。見え方も全然違うし、ニュース1つとってもアンテナが立つというか。
ノイハウス:自分だったらどうしようとか、他の人の気持ちを考えることがより増えるというか。
サッシャ:子どものことを願うばかりだよね。
寺岡:自分ができることって実はあんまりないんだなって。子育てしていると勝手に育つっていうところもあるので、本当に祈りに似た気持ちというか、そういう意味で『あなたの神様が』というタイトルにしました。
『SUPER ME』には、寺岡の10年来の友人であるドイツ・ベルリンのミュージシャン・Robert Kretzschmarとのデュエット曲『Slow Life』も収録。4月13日(土)からはRobert Kretzschmarとのツーマンツアー「sugar me × Robert Kretzschmar“Long time no see! - Reunion tour”」もスタートする。
寺岡:「会いたかった」の気持ちを込めて、それぞれのソロセットがありつつセッションもやるライブになります。 デュエット曲『Slow Life』もやりたいなと思っています。
サッシャ:子育てもしているとなかなか切り替えが難しいと思いますけど、曲作りはその後もはかどっているんですか?
寺岡:今回はこのツアーのために曲を書き始めたので、これをきっかけにしてこれからはちょくちょく書いていきたいなと思っています。
Sugar meの最新情報は、公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
寺岡が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。このコーナー「MUSIC+1」は毎回ゲストを迎え、最新のトピックを伺う。4月3日(水)のオンエア内容をテキストで紹介する。
Sugar meは3月29日に6曲入りのミニアルバム『SUPER ME』をリリースした。
出産後、生活が180度変わった
寺岡は2019年の春まで『STEP ONE』でナビゲーターを務め、“テリー”の愛称で親しまれていた。寺岡:ただいま!
サッシャ:おかえり! テリーとは4年ぶりなんだけど、前回はリモートでのゲスト出演だったから、番組を卒業してからスタジオに来るのは初めて。5年ぶり。
寺岡:めちゃくちゃ久しぶりです。久しぶりにしっかりしたほうの受付から通されて、すごく不思議な気持ちになりました。
サッシャ:関係者は裏のほうから入りますからね。
寺岡はこの5年で出産を経験。「家族の立ち会いができなくて、マスクをしたまま子どもが生まれた」とコロナ禍の出産を振り返る。
サッシャ:よくぞ頑張りました。1人で心細かったと思います。生活は変わりましたか?
寺岡:180度変わりましたね。どうしても子ども中心の生活になってしまうので、アーティスト活動との切り替えがすごく難しかったですね。昔だと少し田舎道を散歩していても「曲のアイデアが降りてこい」って感じだったんですけれど、今は「子どもが車に轢かれないかな」って。「そっちは行かないで」って。そんな感じでお尻を追いかけて過ごしていますね。
ノイハウス:切り分けられないからこそ、一緒にしちゃえみたいな感じが、新作に表れているのかなって思うんですけど。
Sugar meは3月29日に6曲入りのミニアルバム『SUPER ME』をリリースした。
寺岡:寺岡歩美というもともとの人格と、sugar meというアーティスト像が近くなった感覚はすごくあります。
サッシャ:前は別々の感覚だったの?
寺岡:なりたい自分みたいな、「こういうサウンドにしたい」というところは若干ありました。でも今作は歌詞とか日本語であらためて書いてみたりとか、いろいろありまして。娘に聴かせたいというところが大きくて、ちょっと日本語を増やそうかなと思ったんです。
サッシャ:日本語が多くて、イスから転げ落ちそうになりましたよ。
寺岡:ちょっと1つの挑戦っていうことで、自分の中でも乗り越えて“SUPER”になろうというのもあります。
娘と共作したアートワーク
ミニアルバム『SUPER ME』のアートワークは寺岡と娘との共作だという。寺岡はこの日、そのデザインと同じ洋服を着てスタジオに登場していた。super me本日リリースとなりました!聴いてね♪
— sugar me (@sugar_me_is_me) March 28, 2024
SUPER ME LINKhttps://t.co/S0FEJb3Yew pic.twitter.com/t4YkzkUvEM
寺岡:10メートルの布地を2歳の娘と一緒に着色して、そこから切り取ったものを使用してデザインを施しました。それをシャツに仕立てまして。holo shirts.というオーダーメイドのシャツストアがあるんですが、なんと(主宰の方は)『STEP ONE』でゲスト出演されて出会った方なんです。
サッシャ:『STEP ONE』があってできたアートワークなんですね。でもどうやって着色したんですか。例えば絵の具を手に着けてペタペタって感じ?
寺岡:そうですね。筆もあったんですけど娘には自由にさせて、私はスポンジに水を含ませてポンポンとにじませる係で、ほとんど娘が手掛けて10メートルを作りました。
サッシャ:テリーはどんな指示をしたの?
寺岡:「次は青が出てきたね!」「もうちょっと描いてみようか」みたいな。
サッシャ:ママだ。信じられない(笑)。
ノイハウス:10メートルだと、アートワークやシャツだけだと余りますよね。
寺岡:たくさん端切れが出るので、なんとツアーグッズにしちゃおうという企画が進行中です。
サッシャ:全部一点もの?
寺岡:そうです。2つとして同じもののないグッズになっています。
子育ては祈りに似た気持ち
番組では寺岡が『SUPER ME』収録の『あなたの神様が』を弾き語りで披露した。【radikoで聴く】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20240403123656(2024年4月10日28時59分まで)
寺岡:娘のために1曲書こうということで。コロナの時期を経て、そこから今でも戦火が絶えませんが不安定な世の中が続いていますけど、強く育ってほしいなという思いを込めた1曲です。
寺岡の歌声を聴き終わり、同じ母でもあるノイハウスは「感動しました」と感極まり涙を流す。
寺岡:こんな時代に新しい命を生み育てるのに本当に良かったんだろうかって思う瞬間も実はあったりするんですけど、それでも力強く、こんな時代だからこそ育ってくれている娘を見て、寝顔を見ながらこういう曲を書きたいなと思って書いた曲です。共感をしていただけてうれしいな。
サッシャ:(子どもが生まれると)ものの見方のベクトルが変わるよね。
寺岡:本当に変わりますよね。見え方も全然違うし、ニュース1つとってもアンテナが立つというか。
ノイハウス:自分だったらどうしようとか、他の人の気持ちを考えることがより増えるというか。
サッシャ:子どものことを願うばかりだよね。
寺岡:自分ができることって実はあんまりないんだなって。子育てしていると勝手に育つっていうところもあるので、本当に祈りに似た気持ちというか、そういう意味で『あなたの神様が』というタイトルにしました。
『SUPER ME』には、寺岡の10年来の友人であるドイツ・ベルリンのミュージシャン・Robert Kretzschmarとのデュエット曲『Slow Life』も収録。4月13日(土)からはRobert Kretzschmarとのツーマンツアー「sugar me × Robert Kretzschmar“Long time no see! - Reunion tour”」もスタートする。
寺岡:「会いたかった」の気持ちを込めて、それぞれのソロセットがありつつセッションもやるライブになります。 デュエット曲『Slow Life』もやりたいなと思っています。
サッシャ:子育てもしているとなかなか切り替えが難しいと思いますけど、曲作りはその後もはかどっているんですか?
寺岡:今回はこのツアーのために曲を書き始めたので、これをきっかけにしてこれからはちょくちょく書いていきたいなと思っています。
Sugar meの最新情報は、公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
radikoで聴く
2024年4月10日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00