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NewJeansの大ヒットは、占星術に見ると…? 占いから読み解く最新洋楽シーン

NewJeansの大ヒットは、占星術に見ると…? 占いから読み解く最新洋楽シーン

音楽と占星術の関係を、「#占う男」としてSNSで話題のニシーが語った。

ニシーが登場したのはJ-WAVEで放送された番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。オンエアは1月15日(月)。

【SONAR MUSICは番組公式LINEでも情報発信中】

海外はスピリチュアル的な考え方がカジュアル

意外にスピリチュアルなものが多い洋楽アーティストのリリック。アーティストたちはどのようにして占星術を音楽に取り入れているのか? 占いの観点から今年期待の最新洋楽シーンを読み取る。

あっこゴリラ:ニシーさんは元々バンドマンなんですよね? STAnってバンドでメジャーデビューもされていて、そこからまさかの占い師になったと。

ニシー:そう。なかなかない経歴の持ち主です(笑)。

あっこゴリラ:以前、この番組に出られていましたが、おさらいとしてどんな話をしていただいたんですか。

ニシー:2022年くらいに出演したんですけど、ラナ・デル・レイとかケンドリック・ラマーの曲を上げて、歌詞に何座が入ってるよっていう話をしました。

あっこゴリラ:聞いた話によると、びっくりするくらいアメリカでは星座で人を判断するそうですね。「何座?」「俺は何座」「じゃあ、気が合わないね」みたいな。

ニシー:本当にそう(笑)。

あっこゴリラ:海外におけるスピリチュアルと日本における占いを代表するスピリチュアルってどんな違いがあると思いますか?

ニシー:海外ってもうちょっとカジュアルなんですよ。何座みたいな感じが。最近は日本でも広く浸透している感じもあるけど、まだ向こうのほうがもうちょっとカウンセリングの中で何座がどうのこうのみたいな話もあるらしいので、定期的にメンタルとかを調整したいなっていうときに占いを使うってことは向こうのほうがカジュアルっぽいですね。

ここで占いの要素を感じるアーティストとしてラナ・デル・レイの『Chemtrails Over The Country Club』をオンエアした。



ニシー:これは前回もお話しましたが、サビで太陽星座がかに座で、月星座が獅子座です、みたいな。ラスサビがそれで盛り上がって、それで何回も繰り返すみたいな(笑)。そんな曲あんまりないっていうか。占いやってると面白いなって思ったし、曲としても感動的な曲だし。ちょっと陰謀論みたいなことを歌っている曲とも言われていて、占いとか陰謀論とかを示唆している曲ってことで紹介しました。

あっこゴリラ:話がずれちゃうかもしれないけど、音楽を作るとか何かものを作るってスピリチュアルなものがあるなって思ったりするんですよ。だから今太陽と月っていう話も出たけど、何となくわかるなって思っちゃうところがある。

ニシー:なんだかよくわからないものからリリックであるとかメロディーであるとか、音をつかまなきゃいけないじゃないですか。それって占いで言う、ここに星があるからこういうことかもしれないってつかむ行為とほぼ一緒というか。占いをやるって表現だって思っています。

NewJeansと「おうし座」について

ニシーは占星術の観点から2024年を占う。

ニシー:西洋占星術っていう占いでは、大体1年間に1つの星座にいるんですね。年運では木星で占うことが多いです。でも去年の5月におうし座に入って、実はそれがまだ続いて、今年の5月までおうし座なんですね。だから1月1日になったけど占星術的には特に何も変わらない時期ですね。

あっこゴリラ:ええ、そうなんだ。

ニシー:変わるのは5月26日ですね。そこまでは木星のおうし座の時期と読めます。

でが、占い的に今年の音楽シーンはどのようになると読めるのか。

ニシー:まず木星っていわゆる発展拡大の星って言われていて。ラッキーな星って言われているから、単純におうし座にあるってことは、雑誌とかでは12年間のうちでラッキーな年って書いてある。おうし座の人は調子がいいって読めるわけですね。そう考えたときに何と言っても言いたいのが、NewJeansなんですよ。

あっこゴリラ:おお!

ニシー:NewJeansっておうし座が5人中3人いるんですよ。だから2022年に出てきたときにいいなと思ったときに、2023年はいいんじゃないかなって。占い関係なく単純に音楽的にいいから躍進したと思うんですけど、占星術的なものを知ってると「そうでしょ」って。

あっこゴリラ:答え合わせにもなるんですね。

ニシー:そう言えるし、音楽的にもおうし座っぽい音楽というか。ちょっとおっとりしてるというか、リラックスしてるというか、それってすごくおうし座っぽいんですよ。そういう意味でもこの人たちが流行るのはわかるなと、占星術を見てると見えるんです。

あっこゴリラ:おうし座の特徴ってあるんですか。

ニシー:おうし座って物とかお金っていう意味もあるし、それを所有したりとか、ひたすら堪能してるというか、好きなものがずっと変わらない星座とも言われるです。NewJeansは、ミン・ヒジンさんってプロデューサーがこの前、「いつの時代も変わらないものをやりたい」的なことを言ってたから、まさにそんな感じなんですよね。どんなに時代が変わっても好きだって。

おうし座は「五感」という意味もある

NewJeansの他にも、2023年にリンクしていたアーティストとして、ニシーはU2を上げた。

ニシー:ラスベガスに、「スフィア(Sphere)」という、ものすごく新しい時代を感じさせるアリーナ会場ができたんですよ。TikTokとかで話題になってたんですけど、9月にそこでU2がこけら落としのイベントをやって。U2のボーカルのボノがおうし座なんですね。物とかお金っていう意味をさっき言ったと思うんですけど、ラスベガスって聞いた時点でめっちゃおうし座っぽいと思うんですよね。金かかってるというか。スフィアって23億ドル、日本円で3400億円くらいかかってるみたいなんですけど、何がすごいって球状なんですよ。それが外から内からも世界最大のLEDスクリーンで。

あっこゴリラ:メタバース空間に自分が入り込んだみたいな感じですよね。

ニシー:おうし座って五感っていう意味もあるんですけど、五感って見る、聞く、嗅ぐとかで、そういった視覚的にすごいとか、音も16万4千個のスピーカーが会場全体に内蔵されているっていうとんでもない代物で。あと匂いとか温度とか風とかも変えられるとかで、まさに五感なんですよ。木星って拡大・発展だからめちゃくちゃそれじゃんって。さらに言うと天王星っていう革命とか技術革新も実はおうし座にあるんですね。

あっこゴリラ:だからおうし座は今、ヤバいんだ。

ニシー:ヤバい。

あっこゴリラ:全国のおうし座さん、やったじゃん。

ラッパーにはふたご座が多い

番組後半には、ニシーがこの先の音楽シーンを予想した。

ニシー:2024年5月26日に木星っていう星がふたご座に入る。ふたご座にとってはラッキーだよって読めるわけですね。ふたご座っていうのがおうし座と違って、言葉とか意味とか会話とか、ラッパーに多いんですよ。

あっこゴリラ:ええ!

ニシー:2パックとか、それを敬愛しているケンドリック・ラマーもふたご座だし、まさに言葉の星座でラッパーが多くて。占星術をやってると「そのまんまじゃん」ってテンションが上がるっていうか。そしてカニエ・ウェストもふたご座。カニエは究極のふたご座は生き残ったみたいなリリックを書いてたりとか、自分がふたご座だってことは認識してるし、2020年くらいに冥王星がどうのこうのみたいな投稿をインスタグラムのストーリーズに上げてたんですよ。それ見て超テンションが上がって(笑)。それはアメリカの建国がどうのこうのだったけど、この人って占星術を知ってるな、詳しいな、もしくはこの人っていろんな人とかスタッフがまわりにいるだろうからって感じがして。

あっこゴリラ:へえ。

ニシー:そうなると、たぶん木星がふたご座に入るって知らないわけがないんですよ。

あっこゴリラ:カニエが5月以降に何か動き出すかも?

ニシー:もしくはアルバムとかをその周辺くらいに出すのかとか。

ニシーは他にも音楽業界に大きな動きがあるかもしれないと予想する。

ニシー:まさに占いっぽいかもしれないけど、解散しているバンド・オアシスの兄のノエル・ギャラガーがふたご座なんですね。ってことは、「ワンチャン再結成あるんじゃないの?」って思ってるんですよ。単純にふたご座が木星に来るから、もう1回ふたご座の1年になるし、弟のリアム・ギャラガーがおとめ座なんですね。おとめ座にとってもポジションがいいんです、(今年の)木星が。仕事とか肩書きとかキャリアハイみたいなところに来るから、2人にとって木星がけっこういい場所に来るんですよ。そうすると、タイミング的になくはないというか。正直、音楽業界の人たちも占いに関係なく予測を立ててます。だから、ザワザワしているのが占い上でも感じられるよ、っていうのがありますね。今年の後半とか2025年の6月まで続くので、今年、来年くらいに再結成がなくはないって見てるんですよね。

今年注目の若手アーティストは?

続いて、ニシーは占星術的に見てナイジェリア出身のシンガーソングライター・テムズも注目だと言う。

ニシー:元々、ウィズキッドと一緒にやった『Essence』って曲がジャスティン・ビーバーが絡んだりして脚光を浴びたところもあるんですけど、そのあとドレイクとかビヨンセとかともやりつつ、最近だとラッパーのフューチャーの『WAIT FOR U』って曲でサンプリングされていて、それがビルボードで1位になったりして話題のアーティストです。



あっこゴリラ:テムズは占星術的に考えなくても来るっしょって感じもしますし、占星術的にもハマってると。

ニシー:ふたご座のアーティストなので、今年来るんじゃないかって話です。

また、ニシーは九星気学を用いた占いも行うそうで、そこから1人のアーティストを紹介した。

ニシー:今年が三碧木星っていう年なんですね。これが若いとかフレッシュって意味があるんですよ。そこで言うと、今年は元気とか、静と動でいくと動くみたいなイメージがある。震えるとか揺らすみたいなイメージもあるから、音楽って空気が揺れるから、音楽っていうイメージもあるんですよね。そういうのがフィーチャーされる年になるって読めたりします。

あっこゴリラ:私も三碧木星なんですけど、アドバイスとかありますか?

ニシー:三碧木星って基本的には若くてフレッシュみたいな人が多いんですよ。だからそれが真ん中に来るっていうことは主役っぽいんだけど、やり過ぎると煙たがられる感じもあるから。

あっこゴリラ:身に覚えがある(笑)。

ニシー:なのでそれに少し気をつけたほうがいいよっていうのはあるけど、それを気をつけたらそこまで悪くはないかなって思います。

ニシーは三碧木星の「若くてフレッシュ」という観点から、南アフリカのシンガーソングライター・タイラを紹介した。



ニシー:2002年生まれの若いアーティストで、『Water』は去年ヒットして、南アフリカ出身のソロアーティストとしては55年ぶりのビルボードにチャートインってこと、新風ですね。3月にアルバムが出るんじゃないかって言われていて、要注目だって感じです。

あっこゴリラ:タイラは今年の主役感がありますよね。

ニシー:厳密に言うとタイラって三碧木星ではないんですよ。でも新しいとか新風っていう意味で紹介しました。

J-WAVE『SONAR MUSIC』は、月~木の22:00-24:00にオンエア。

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