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エンタメ要素が満載のキャンプイベントとは? Jeep試乗も迫力満点な「Feel EARTH 2023 × 学びの森 with Camp Jeep」レポ

エンタメ要素が満載のキャンプイベントとは? Jeep試乗も迫力満点な「Feel EARTH 2023 × 学びの森 with Camp Jeep」レポ

提供:Stellantisジャパン株式会社

キャンプインイベント「Feel EARTH 2023 × 学びの森 with Camp Jeep」が、静岡県富士宮市のふもとっぱらキャンプ場で2023年8月5日(土)~6日(日)に開催された。

同イベントは、アウトドア雑誌「フィールドライフ」「ランドネ」「PEAKS」の3誌がプロデュースするキャンプインフェスティバル「Feel EARTH」と、Jeepオーナーの祭典である「Camp Jeep」の共同開催。コロナ禍を経て4年ぶりの開催となる今年は、「自然と遊ぶライフスタイル」をテーマに、これまでよりもパワーアップ。ライブイベント、アクティビティ、マーケット、フードブースと充実した内容となった。

ここでは、キャンプ初日の様子をお届けする。

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ライブやアクティビティも盛り上がるキャンプイベント

当日のふもとっぱらは、キャンプ日和の晴天。この日の富士宮市の最高気温は32℃で、標高の低い麓の街ではじりじりと焼きつけるような日差しが厳しかったものの、ふもとっぱらに降り立つと一転して、初夏のような心地よい日差しと爽やかな風が迎え入れてくれた。

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取材陣が到着したのは14時。午前中のうちに受付を済ませ、キャンプサイトでのテントの設営などを終え、一息ついた人々が昼食を取るために続々とメイン会場へ集まってきているタイミングだった。

会場が活気づいてきたタイミングで、メインステージでは「おいしいものは人類の奇跡だ!」をモットーに活動するミュージシャンのDJみそしるとMCごはんによるライブがスタート。「夕方からステージ付近でBBQのクックオフをします! よりBBQをおいしく食べられるように、食べ物の曲をたくさんやっていきます!」と挨拶し、「スクランブルエッグ」「エプロンボーイ」などの代表曲を次々とパフォーマンスしながら会場を盛り上げていた。

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「Feel EARTH」のメイン会場は、DJみそしるとMCごはん、Keishi Tanakaなどのアーティストライブが行われるライブステージを中心に、各種出展ブースを展開。アウトドアグッズや古着、クラフト作家によるオリジナル作品などを販売するマーケットゾーン、バーガーやホットドッグなどのライトミールから沖縄料理までバラエティ豊かなフードを提供するキッチンカーが集結したフードエリア、家族で楽しめるトランポリンやスラックラインなどのアクティビティを提供するブースなどがあり、そのどれもが笑顔の来場客でにぎわっていた。

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全国各地からJeepオーナーが集結する「Jeep Camp」

全国各地からアウトドア好きのJeepオーナーたちが集結する年に一度のイベント「Jeep Festival」は、今回から名称を「Camp Jeep」に改め復活。「Feel EARTH」のメイン会場からほど近いJeepオーナー専用キャンプエリアには、圧倒されるほど多くのJeepが一堂に会していた。

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メイン会場内にはJeepオーナー向けの専用プログラムやブース出展も。オーナー限定で利用できる「Jeepラウンジ」では、ウェルカムドリンクとして生絞りオレンジジュースやかき氷が振る舞われていた。生のオレンジにストローを挿した、見るからに涼しげな生絞りオレンジジュースは特に人気で、ブースからはみ出すほどの長蛇の列ができていたのが印象的だ。

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この「Jeepラウンジ」ではJeepオーナーとその同伴者のみが体験できるアクティビティも実施されており、専門家による「Jeepを写真や動画にうまく収めるコツ」をレクチャーする講座やワインの試飲会がおこなわれた。

取材時のタイミングではちょうど「マグロ解体ショー」がおこなわれており、歌舞伎メイク&和装のパフォーマーがダンスを踊り、ときにオーナーたちに「マグロ! マグロ!」とコール&レスポンスを煽りつつ、一本のマグロをリズミカルに捌いていた。国外からの参加者や子どもたちは特に目を輝かせて、歓声を挙げながらマグロが解体されゆく様を見守っており、順次振る舞われたマグロの刺身を食べると「おいしい!」と笑顔を見せて大満足の様子。

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その他にもJeepブースではラジコンカーを通じてJeepのオフロードでの走行性を体感できるコーナーや、日本の森づくりをサポートするJeepのCSV活動「Realの森」のブースなどが出展。「Realの森」ブースでは親子で参加できる木製コースターづくり体験が行われている真っ最中で、ノコギリで丸太を切る音と、楽しげな子どもの声が周囲に響いていた。

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Jeep車両によるオフロード走行体験

メイン会場に隣接した特設会場では、Jeep車両のオフロード同乗体験も実施。今回乗車したのはラングラー ルビコン 4xe(プラグインハイブリッドモデル)で、実際にコースを作成したインストラクターの運転のもとでオフロード走行を体験することに。

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「昔の四輪駆動と違うのは、悪路を走行するときの衝撃をサスペンションが吸収するところ。衝撃が車内に伝わらず、乗っている人に不安を感じさせない造りになっている」というインストラクターの説明通り、傍目にはかなりの凸凹道に見えるオフロードであっても、不快な衝撃は一切こちら側には伝わらない。

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急勾配の坂道を下るときはアシスト機能が自動でブレーキ制御をかけて徐行するため、フットブレーキは踏まないでOK。下降中に誤ってギアをニュートラルに入れてしまったとしてもブレーキ制御が効くため、事故を防ぐことができ安全面でも安心だ。

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V字状に穴が掘られたコースの壁に車体を沿わせるように走行する場面では、車内のモニターに車体が25度傾いていると表示された。自動車が横転する可能性が出てくるのは傾きが35度を超えてからのため、「余裕」の範囲内であるはずなのだが、車内の人間は体勢を保つのもままならないほど。日常で経験することのない車体の傾きにはかなりの恐怖感があったが、一方で走行中に1メートル以上、片方のタイヤが浮いて空転したことにはまったく気付かなかった。このことを伝えると、「硬いサスペンションだと、タイヤが接地した瞬間に“ドン”と突き上げるので、中の人に衝撃が伝わってしまいます。Jeepはそれをサスペンションがすべて吸収しているので、衝撃の体感がまったくない」と、インストラクターが補足してくれた。

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試乗を終えて外に出ると、ちょうどタイミングを同じくして別の車種での試乗体験を終えたファミリーがこちらのほうへと歩いてきた。子どもたちが「本当に楽しかった!」「後ろに乗ったほうがもう少しスリルがあったかな?」と、興奮気味に感想を話しており、アトラクション体験的に試乗を楽しんでいた姿が微笑ましかった。

「不便さも含めて、自然の楽しみの1つ」

最後に、Jeepブランドの輸入販売を手掛けるステランティスジャパンのJeepブランドマネージャー・新海宏樹氏に、本イベントにかける思いや展望について訊いた。

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――こちらのイベントには初めて参加したのですが、想像以上に素敵な雰囲気でした。会場のみなさんの様子を見ていかがですか?

「みなさまから『楽しい』とおっしゃっていただけるのがすべてで、本当にやって良かったと思います。人と一緒に何かを共有できる楽しさ、お子さんと一緒に取り組む楽しさなど、『楽しさ』の形はそれぞれの家庭で異なりますが、いずれにしてもこうした場で得られる『楽しさ』はJeepとして一番伝えていきたいところでありますし、これからもそうしたメッセージを発信していきたいと思っています」

――「Feel EARTH」と「Jeep Camp」の共催は今回で5回目とのことですね。こちらのイベントに込めた思いをお聞かせください。

「家族、お子さん、友人と自然の中で遊ぶのがこんなにも素敵なことなのだと、改めて感じさせてくれるイベントが『Feel EARTH』と『Camp Jeep』です。今回のイベントでは、自然の中で遊ぶ楽しさを最も感じさせてくれるようなイベントコンテンツをご用意しました。Jeepのオーナー様に向けては気軽にオフロードの試乗体験を楽しんでもらえたり、Jeepに関する知識を深めてもらえたりするようなコンテンツも用意いたしましたので、それらも楽しんでいただけたら、という思いです」

――将来的には、このイベントをどのようなものにしていきたいですか?

「より多くの方にご来場いただけるイベントにしたいと思っております。本日もキャンプサイトではほとんどの方がテントに泊まられていますけれど、外の空気を吸いながら寝る楽しさ、人と外で遊ぶ楽しさをもっといろいろな方に知っていただきたいです。アウトドアでは、ときには雨に降られてしまったり虫に刺されたり、夜道ではライトが必要だったり……と、自然の中で過ごすがゆえに不便なこともあります。しかし、それも1つの自然の楽しさです。不便なところも含めて、自分と自然との距離をリアルに近く感じていただきたいですね。会場にはさまざまなアクティビティもありますので、それらがどうアウトドアの楽しさに紐づいているのかということを体感していただけたらと思います」

――次回はどういう催しをやるかなど、具体的な構想はありますか?

「今すぐに具体的な案をお話しすることはできないのですが、毎年『前回を超える』という思いでイベントを企画しています。1つだけ言えるとしたら、この場をよりオープンな場所にしたいですね。Jeepオーナー、そうではない人たちが、両者が共通で楽しむことができるアクティビティを増やしていけたらと考えています」

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取材を終える頃には、米軍基地内でBBQのいろはを一から学んだというピットマスター・今田祐一氏が早朝から仕込んでいたBBQが仕上がったため、来場客は振る舞いを待ちわびて長蛇の列を作っていた。日も傾き始め、昼間よりもさらに過ごしやすい体感気温となったふもとっぱらでは、キャンプサイトでゆっくりと家族の語らいを楽しむ人、まだまだアクティビティを全力で楽しむ子どもたちなどが見受けられ、それぞれの家族が思い思いに大自然を楽しんでいる様子だ。19時から行われるキャンプファイヤーの設営も進められており、夜のプログラムへ向けて会場内は賑やかさを増しつつ、1日目の夕方は過ぎていった。

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(取材・文=加賀生馬、撮影=竹内洋平)

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