J-WAVEが共同プロデュースするオンラインマガジン「守破離 -SHUHARI-」。“守破離”とは剣道や茶道などの修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。（※1）
そんな“守破離”と“音”を切り口に人物のスタイルをリアルに掘り下げ、オリジナルインタビューをInstagramとJ-WAVE NEWSで配信していく。
（※1）引用：デジタル大辞泉「守破離」より
【SHUHARI×ALLZ 連載企画】すべての記事はこちら
第6回は、SHOKIが親友であり家族、そしてビジネスパートナーと語るKAICHIについて、出会いから今に至るまでをふたりで語ってくれた。
SHOKI： 親友であり家族、そしてビジネスパートナー。俺がフロントマンでKAICHIは縁の下の力持ちって感じで、それぞれの役割が明確にあるよね。
KAICHI：そうだね。俺の仕事は、経営について考えたり、ALLZのスタッフが働きやすい環境を整えること。それから、SHOKIが次々に思いつくアイディアをどうしたら実現できるか考えること。一緒に仕事をしていく上で、何回も話し合って一番いいバランスで協力しあえていると思う。
ーーお互いの第一印象は？
SHOKI：俺とKAICHIは専門学校が一緒で、クラスは違ったけど１年生の頃からお互いの事は知ってたんだよね。
KAICHI： 18、19の頃だよね。
SHOKI： そうそう。その頃はまだ接点がなかったけど、俺はKAICHIに対して「あいつめっちゃスカしてんな」って思ってた（笑）
KAICHI：タイプ違うなって感じだよね。それが、２年生で同じクラスになったのがきっかけで、めちゃくちゃ仲良くなった。
SHOKI：そこからずっと一緒にいるようになったよね。最初はお互いに苦手だと思ってたけど、今ではかけがえのない親友。
ーー今までたくさん時間を共有してきた中で、それぞれ印象に残っている思い出はありますか？
KAICHI： アシスタントになって５年も経たないうちから、「いつか一緒に店やろう！」って二人で話してたんだよね。だけどその後、俺はドクターストップがかかるくらい手荒れがひどくなってしまって。美容師を続けられないかもしれないと思ったとき、将来的な約束をしていたこともあって、初めてSHOKIに相談したんだ。そしたら「仮に店が一緒にできなくても、俺らの仲は変わらない。だから、俺にできることがあれば、何でも言ってくれ」って話してくれたことが一番印象に残ってるかな。家族以外の人にそこまで言ってもらえることって、滅多にないじゃん。「こいつと友達で良かった」って思ったし、今でも本当に感謝してる。
ーーSHOKIさんはどうですか？
SHOKI：有名店である前の職場から声をかけられて店を移るか迷ってたとき、KAICHIが「おまえはもっとステップアップできる、行くべきだ」って背中を押してくれたんだよね。 当時、美容室の知名度なんてどうでもいいと思ってたけど、実際に移ってみたらチャンスの量が全然違って、自分の成長にもつながった。KAICHIは美容師人生を変えてくれた1人だと思ってる。
SHOKI：最初は俺とKAICHIの二人で始まった。本格的に準備を始めるタイミングで、俺たちが独立する話を聞きつけたKAIから、「二人には時間がないけど、俺には時間がある。この時間をALLZの存在を広めるために使いたい」と連絡が来たんだよね。それがきっかけでYouTubeチャンネルを開設して、映像編集としてKAIがALLZの一員になった。
KAICHI：店舗完成前から美容師じゃない人がチームの一員にいるって、今考えたら不思議だよね（笑）
SHOKI：たしかにね。俺はずっと、「美容を通して、いろいろなジャンルの取り組みにチャレンジできる環境を作りたい」って考えてたから、良いスタートだったと思う。一緒に働いてくれるスタッフを決めるとき、一番重要視したのはマインドなんだよね。何より「俺たちと働きたい」と思ってくれている人と手を組みたかったから、雇用条件とか職務内容とか詳しいことを何も書かずに募集をかけた。
KAICHI：美容師以外の人からも問い合わせが来て、素直に嬉しかったよね。最終的に俺とKAICHIを中心に、映像編集・KAI、美容師2人、デザイナー2人が揃った。
ーーお二人の今後のビジョンを教えて下さい。
KAICHI：俺はALLZにいるみんなを支えていきたい。その第一歩として、もっとSHOKIの魅力に光があたるように動いていこうと思ってる。美容師としては、ALLZに入ってくれる若い世代にALLZでの経験を「良いものだった」と思ってくれたら嬉しい。ALLZで働くことを選んだ人たちが、前向きにステップアップしていけるように手助けできるような環境を整えていきたいな。
SHOKI： さっきの話に通ずるんだけど、“美容師なのに”じゃなくて“美容師だから”いろいろなことができる、という価値観を広げていきたい。美容師という職業の価値を上げることは大きな目標の一つ。あとは、次世代の美容師をスターにすること。よりスピーディーに成長できる環境を整えることで、貴重な若い時間でできることの幅を広げてあげたい。そのためにALLZでは、スタッフが25歳までにスーパースターになれるようなカリキュラムを必死に考えてる。今までは何らかの技術に特化した美容師が売れてきたけど、ALLZから次世代で活躍するハイブリッド美容師をどんどん輩出していきたいね。
僕もカイチも新たな挑戦が続き、この歌のリリックが刺さりまくってる！
Interview ／ Photo：Gaku Jungnickel
Text ／ Edit：Nao U
26歳にしてSHACHU店長を任されたSHACHUの若き旗手。得意とする「ホワイトグレー」、「インナーカラー」や「裾カラー」などデザイン性の高いカラーリングがInstagramで話題になり、デビューから半年で売り上げを倍増させた実績を持つ実力派。デザイン性の高さや、お客様に寄り添う接客技術から芸能人やアーティストからの指名が急増中。昨今ではカラーだけでは無く、メンズのフェードカットなどの技術でも人気を博し、SHACHUでのメンズ指名率1位になるなど、常に進化し続ける次世代のオピニオンリーダーとして注目を集めている。
Instagram
「守破離 -SHUHARI-」
─師から学び、型を破り、確立する─
“守破離”を切り口に「人」のスタイルをリアルに掘り下げるオンラインマガジン
https://www.instagram.com/shuhari_official/
そんな“守破離”と“音”を切り口に人物のスタイルをリアルに掘り下げ、オリジナルインタビューをInstagramとJ-WAVE NEWSで配信していく。
（※1）引用：デジタル大辞泉「守破離」より
守破離 -SHUHARI- × ALLZ 連載企画 vol.6
2023年3月、美容師のSHOKIが手掛ける美容室「ALLZ」（オルズ）が渋谷にオープンした。新たなキャリアの幕開けとなる渋谷の店舗を舞台に、鍵を受け取った入居初日から開店、そして現在までを追う、守破離 -SHUHARI- × ALLZのコラボレーション連載。インタビューや対談など様々な企画で、独占取材を全8回に渡ってお届けする。【SHUHARI×ALLZ 連載企画】すべての記事はこちら
第6回は、SHOKIが親友であり家族、そしてビジネスパートナーと語るKAICHIについて、出会いから今に至るまでをふたりで語ってくれた。
SHOKI： 親友であり家族、そしてビジネスパートナー。俺がフロントマンでKAICHIは縁の下の力持ちって感じで、それぞれの役割が明確にあるよね。
KAICHI：そうだね。俺の仕事は、経営について考えたり、ALLZのスタッフが働きやすい環境を整えること。それから、SHOKIが次々に思いつくアイディアをどうしたら実現できるか考えること。一緒に仕事をしていく上で、何回も話し合って一番いいバランスで協力しあえていると思う。
ーーお互いの第一印象は？
SHOKI：俺とKAICHIは専門学校が一緒で、クラスは違ったけど１年生の頃からお互いの事は知ってたんだよね。
KAICHI： 18、19の頃だよね。
SHOKI： そうそう。その頃はまだ接点がなかったけど、俺はKAICHIに対して「あいつめっちゃスカしてんな」って思ってた（笑）
KAICHI：タイプ違うなって感じだよね。それが、２年生で同じクラスになったのがきっかけで、めちゃくちゃ仲良くなった。
SHOKI：そこからずっと一緒にいるようになったよね。最初はお互いに苦手だと思ってたけど、今ではかけがえのない親友。
ーー今までたくさん時間を共有してきた中で、それぞれ印象に残っている思い出はありますか？
KAICHI： アシスタントになって５年も経たないうちから、「いつか一緒に店やろう！」って二人で話してたんだよね。だけどその後、俺はドクターストップがかかるくらい手荒れがひどくなってしまって。美容師を続けられないかもしれないと思ったとき、将来的な約束をしていたこともあって、初めてSHOKIに相談したんだ。そしたら「仮に店が一緒にできなくても、俺らの仲は変わらない。だから、俺にできることがあれば、何でも言ってくれ」って話してくれたことが一番印象に残ってるかな。家族以外の人にそこまで言ってもらえることって、滅多にないじゃん。「こいつと友達で良かった」って思ったし、今でも本当に感謝してる。
ーーSHOKIさんはどうですか？
SHOKI：有名店である前の職場から声をかけられて店を移るか迷ってたとき、KAICHIが「おまえはもっとステップアップできる、行くべきだ」って背中を押してくれたんだよね。 当時、美容室の知名度なんてどうでもいいと思ってたけど、実際に移ってみたらチャンスの量が全然違って、自分の成長にもつながった。KAICHIは美容師人生を変えてくれた1人だと思ってる。
SHOKI：最初は俺とKAICHIの二人で始まった。本格的に準備を始めるタイミングで、俺たちが独立する話を聞きつけたKAIから、「二人には時間がないけど、俺には時間がある。この時間をALLZの存在を広めるために使いたい」と連絡が来たんだよね。それがきっかけでYouTubeチャンネルを開設して、映像編集としてKAIがALLZの一員になった。
KAICHI：店舗完成前から美容師じゃない人がチームの一員にいるって、今考えたら不思議だよね（笑）
SHOKI：たしかにね。俺はずっと、「美容を通して、いろいろなジャンルの取り組みにチャレンジできる環境を作りたい」って考えてたから、良いスタートだったと思う。一緒に働いてくれるスタッフを決めるとき、一番重要視したのはマインドなんだよね。何より「俺たちと働きたい」と思ってくれている人と手を組みたかったから、雇用条件とか職務内容とか詳しいことを何も書かずに募集をかけた。
KAICHI：美容師以外の人からも問い合わせが来て、素直に嬉しかったよね。最終的に俺とKAICHIを中心に、映像編集・KAI、美容師2人、デザイナー2人が揃った。
ーーお二人の今後のビジョンを教えて下さい。
KAICHI：俺はALLZにいるみんなを支えていきたい。その第一歩として、もっとSHOKIの魅力に光があたるように動いていこうと思ってる。美容師としては、ALLZに入ってくれる若い世代にALLZでの経験を「良いものだった」と思ってくれたら嬉しい。ALLZで働くことを選んだ人たちが、前向きにステップアップしていけるように手助けできるような環境を整えていきたいな。
SHOKI： さっきの話に通ずるんだけど、“美容師なのに”じゃなくて“美容師だから”いろいろなことができる、という価値観を広げていきたい。美容師という職業の価値を上げることは大きな目標の一つ。あとは、次世代の美容師をスターにすること。よりスピーディーに成長できる環境を整えることで、貴重な若い時間でできることの幅を広げてあげたい。そのためにALLZでは、スタッフが25歳までにスーパースターになれるようなカリキュラムを必死に考えてる。今までは何らかの技術に特化した美容師が売れてきたけど、ALLZから次世代で活躍するハイブリッド美容師をどんどん輩出していきたいね。
「音」
guca owl「High Wall」僕もカイチも新たな挑戦が続き、この歌のリリックが刺さりまくってる！
Text ／ Edit：Nao U
PROFILE
SHOKI26歳にしてSHACHU店長を任されたSHACHUの若き旗手。得意とする「ホワイトグレー」、「インナーカラー」や「裾カラー」などデザイン性の高いカラーリングがInstagramで話題になり、デビューから半年で売り上げを倍増させた実績を持つ実力派。デザイン性の高さや、お客様に寄り添う接客技術から芸能人やアーティストからの指名が急増中。昨今ではカラーだけでは無く、メンズのフェードカットなどの技術でも人気を博し、SHACHUでのメンズ指名率1位になるなど、常に進化し続ける次世代のオピニオンリーダーとして注目を集めている。
「守破離 -SHUHARI-」
─師から学び、型を破り、確立する─
“守破離”を切り口に「人」のスタイルをリアルに掘り下げるオンラインマガジン
https://www.instagram.com/shuhari_official/
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