andropの内澤崇仁(Vo)と前田恭介(Ba)が、映画『アナログ』で流される音楽「劇伴」制作の裏話を語った。
2人が登場したのは、8月7日(月)放送の『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)のワンコーナー「MUSIC+1」だ。
ノイハウス:裏話を大暴露していただきたいと思います。
サッシャ:暴露する裏話があるの!?
ノイハウス:気になります。
サッシャ:実は全部ボツになって作り直したとかは暴露って言いますけど、あるんですか?
内澤:今年の頭くらいに撮影とかいろいろ入っているんです。映画の劇伴ってメチャクチャ大変だと思ったのでその前に準備期間として、お話をいただいたときからけっこう作っていたものがあったんです。それを撮影に入る前に監督に聴いてもらったら、全部ボツになりました。
サッシャ:えー!
ノイハウス:厳しいですね。
内澤:5、6曲作ったんですけど全部ボツで。
サッシャ:シーンに合わせて尺とかも作り直したってこと?
内澤:基本的には撮影が終わって編集して、画ができてから尺は決まっていきます。その前に一応曲の雰囲気、テーマソングだったりとかを監督に聴いてもらったんですが「この曲はちょっと違うな」みたいな感じで言われました。
サッシャ:「こういうほうがいい」と言われるんですか?
内澤:「ギターがいい」「ストリングスがいい」とかは言われるんですけど。本当に今回はメチャクチャ妥協が一切許されない現場で、監督もそうなんですけれどもみなさん妥協しないで臨んでいますね。
サッシャ:そんな内澤さんを前田さんはどうやってフォローしたんですか?
前田:andropの制作もけっこう重なっていたりしたのでもう疲弊しきっているから、これはほかのandropの業務は我々でやったほうがいいなと(笑)。
サッシャ:内澤さんの業務を減らそうと。
前田:この人の業務はいま減らすべきだというのは、メチャクチャ心がけました。
サッシャ:(笑)。
内澤:いろいろ重なっていました。
サッシャ:最終的に完成したものは大満足というか、監督にも認められたんですか?
内澤:映像もすばらしいものになっていましたし、曲も一生懸命やりました。
ビートたけしの恋愛小説が原作の『アナログ』は、内澤によると「携帯がない世界での純愛」を描くという。
サッシャ:泣かせるのをテーマにしたみたいな?
内澤:映像を観ているだけで泣けるんですけど、それにどうやって音をつけたらいいんだろう? と悩みながら。
サッシャ:ポップスの曲を作るのと、映画のBGMの劇伴はまったく違う作業?
内澤:歌詞とかもまったくないですし、尺も途中からテンポが切り替わったりとかがザラなんです。なので音楽的な技術がないとすんなり聴かせられないので、そういうのには苦労しました。
サッシャ:もともとそういう知識があるんですか?
内澤:いや僕は本当にまったく、バンドマンですから。
サッシャ:音楽学校で理論とか学んだとかはないですよね。
内澤:そういうのはないですから、一生懸命やるだけという感じです。
内澤:本当にみなさん妥協がないので、まだ続いています。
ノイハウス:え?
内澤:今日僕、これから(制作に)行きます。
サッシャ:ちょっと待って? 10月公開……まだ納品全部終わってないんですか?
内澤:まだ残っています。本当は市場がデカいので、遅くとも半年前には完成していてそこから宣伝をやるんですが。
サッシャ:いま8月ですよね。10月公開だと業界的にいうと試写とかもやっている時期ですよ。
内澤:まさにそうです。
サッシャ:うわあ……。
ノイハウス:そう言われるとさらに気になっちゃいますね。
サッシャ:それけっこう暴露話ですね!
内澤:はい、すみません言っちゃいました。
サッシャ:(笑)。
前田:でも、妥協していないからね。
サッシャ:すばらしいね。
内澤:いろいろなセクションが妥協を許さずでやっています。
ノイハウス:すごいチームですね。
内澤:勉強になります。「もの作りってこういう風にするべきだな」って思いましたね。
ノイハウス:妥協をしないと。これからandropもいろいろ大変になりそうですね。
前田:まあ、andropも妥協せずにギリギリまでやってきたからね。
サッシャ:何回『アナログ』は観たの?
内澤:わかんないです(笑)。本当にたくさん観ました。
andropの最新情報は、公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
2人が登場したのは、8月7日(月)放送の『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)のワンコーナー「MUSIC+1」だ。
作ったものが一度すべてボツに
この日の「MUSIC+1」では、劇伴を担当した10月公開の映画『アナログ』の裏話について話を訊いた。ビートたけしが初めて書きあげた同名の恋愛小説を映画化。二宮和也が主演、波瑠がヒロインを務めている。ノイハウス:裏話を大暴露していただきたいと思います。
サッシャ:暴露する裏話があるの!?
ノイハウス:気になります。
サッシャ:実は全部ボツになって作り直したとかは暴露って言いますけど、あるんですか?
内澤:今年の頭くらいに撮影とかいろいろ入っているんです。映画の劇伴ってメチャクチャ大変だと思ったのでその前に準備期間として、お話をいただいたときからけっこう作っていたものがあったんです。それを撮影に入る前に監督に聴いてもらったら、全部ボツになりました。
サッシャ:えー!
ノイハウス:厳しいですね。
内澤:5、6曲作ったんですけど全部ボツで。
サッシャ:シーンに合わせて尺とかも作り直したってこと?
内澤:基本的には撮影が終わって編集して、画ができてから尺は決まっていきます。その前に一応曲の雰囲気、テーマソングだったりとかを監督に聴いてもらったんですが「この曲はちょっと違うな」みたいな感じで言われました。
サッシャ:「こういうほうがいい」と言われるんですか?
内澤:「ギターがいい」「ストリングスがいい」とかは言われるんですけど。本当に今回はメチャクチャ妥協が一切許されない現場で、監督もそうなんですけれどもみなさん妥協しないで臨んでいますね。
サッシャ:そんな内澤さんを前田さんはどうやってフォローしたんですか?
前田:andropの制作もけっこう重なっていたりしたのでもう疲弊しきっているから、これはほかのandropの業務は我々でやったほうがいいなと(笑)。
サッシャ:内澤さんの業務を減らそうと。
前田:この人の業務はいま減らすべきだというのは、メチャクチャ心がけました。
サッシャ:(笑)。
内澤:いろいろ重なっていました。
サッシャ:最終的に完成したものは大満足というか、監督にも認められたんですか?
内澤:映像もすばらしいものになっていましたし、曲も一生懸命やりました。
ビートたけしの恋愛小説が原作の『アナログ』は、内澤によると「携帯がない世界での純愛」を描くという。
サッシャ:泣かせるのをテーマにしたみたいな?
内澤:映像を観ているだけで泣けるんですけど、それにどうやって音をつけたらいいんだろう? と悩みながら。
サッシャ:ポップスの曲を作るのと、映画のBGMの劇伴はまったく違う作業?
内澤:歌詞とかもまったくないですし、尺も途中からテンポが切り替わったりとかがザラなんです。なので音楽的な技術がないとすんなり聴かせられないので、そういうのには苦労しました。
サッシャ:もともとそういう知識があるんですか?
内澤:いや僕は本当にまったく、バンドマンですから。
サッシャ:音楽学校で理論とか学んだとかはないですよね。
内澤:そういうのはないですから、一生懸命やるだけという感じです。
10月公開…8月の今は「制作はまだ残っています」
内澤は劇伴の制作作業について、衝撃の事実を暴露した。内澤:本当にみなさん妥協がないので、まだ続いています。
ノイハウス:え?
内澤:今日僕、これから(制作に)行きます。
サッシャ:ちょっと待って? 10月公開……まだ納品全部終わってないんですか?
内澤:まだ残っています。本当は市場がデカいので、遅くとも半年前には完成していてそこから宣伝をやるんですが。
サッシャ:いま8月ですよね。10月公開だと業界的にいうと試写とかもやっている時期ですよ。
内澤:まさにそうです。
サッシャ:うわあ……。
ノイハウス:そう言われるとさらに気になっちゃいますね。
サッシャ:それけっこう暴露話ですね!
内澤:はい、すみません言っちゃいました。
サッシャ:(笑)。
前田:でも、妥協していないからね。
サッシャ:すばらしいね。
内澤:いろいろなセクションが妥協を許さずでやっています。
ノイハウス:すごいチームですね。
内澤:勉強になります。「もの作りってこういう風にするべきだな」って思いましたね。
ノイハウス:妥協をしないと。これからandropもいろいろ大変になりそうですね。
前田:まあ、andropも妥協せずにギリギリまでやってきたからね。
サッシャ:何回『アナログ』は観たの?
内澤:わかんないです(笑)。本当にたくさん観ました。
andropの最新情報は、公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
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2023年8月14日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00