京都発のスリーピースバンド・Hakubi の、片桐(Vo./Gt.)、ヤスカワアル(Ba.)、マツイユウキ(Dr.)が、コロナ禍の活動や 新曲『君が言うようにこの世界は』について語った。
3人が登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。オンエアは10月16日(日)。
Hakubiは9月に新曲『君が言うようにこの世界は』を配信リリースした。
片桐:コロナ禍になる前の2年半は毎年100本くらいのライブをやらせてもらっていて、そこから急にガクッとなくなってしまって、自分たちがライブを生活の軸にしていたので、それからすごく何をしたらいいんだろうっていう時間がすごく長くありました。
クリス:その間は何をしてたんですか。
片桐:最初の頃は本当に無になっていたんですけど、2カ月くらいしてからは初めて配信ライブをしたり、いつもお世話になっているライブハウスのステージを借りて練習に入ったり、曲を作ったりしていましたね。
クリス:今、思い返せばその経験はバンドとして力になりましたか。
片桐:けっこう会話する機会が増えた気がします。
マツイユウキ:あと、コロナ前にライブをしてたのがあったので、あれに完全に戻りきるまでは活動をしてたいっていう、負けたくないっていう気持ちがありました。
そんなHakubi は10月からJ-WAVEで放送の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「SONAR’S ROOM」の水曜を担当している。
クリス:このコーナーは楽しいですか?
片桐:楽しいですね。ラジオで3人でお話させていただくのがなかなかないので3人ですごくしゃべっちゃいます。
ヤスカワアル:必要以上に。
マツイユウキ:コーナーは15分枠なんですけど、収録は30、40分くらいしゃべっちゃってて、どこを使われるかわからないまましゃべってますね。
クリス:それも楽しいですよね。ちなみにライブは誰がMC担当なんですか?
片桐:だいたい私がやっていて、ワンマンのときはちょこっとだけ2人にしゃべってます。
ヤスカワアル:物販を宣伝したり。片桐にはできない仕事を僕らがやっています。分担作業で(笑)。
片桐:その後にバンドでスタジオに入って、セッションしていく感じなので、バンドアレンジから一緒にやってくれてますね。
クリス:楽曲の土台とか歌詞のアイデアを片桐さんが持ち込んで、みなさんがどんどん足していくっていうことですね。楽曲制作は早いですか、それとも念入りですか。
片桐:まず私が楽曲を作るのがだいぶ遅くて、そこから始まるんですけど、どの曲をやるかって選んでからはけっこう早いかなって思います。
マツイユウキ:早いときと遅いときの差が激しすぎて。
片桐:イメージがまとまっているときはすごく早いかもしれないです。
クリス:念入りにやったほうがよかったなって思うのか、勢いで作ったほうがよかったって思いますか。
片桐:アップテンポの曲とかは勢い一発で「これいいじゃん!」ってなって、それがかたちになるんですけど、時間をかけたものはかけたなりに自分たちのエッセンスがたくさん加えられるので、それも楽しいかなと思います。早い段階でアップテンポの曲を作ったあとに、ライブアレンジを加えていくのも「あれ、こんなことやってるじゃん」ってライブで気付くことも楽しいですね。
クリス:これはどんな曲ですか。
片桐:うまくいかないことが続いてしまって、それがループしてしまう朝の話なんですけど、そういうときって下を向いてしまって歩いていてもずっと足元の石ころに何度もつまずいてしまうとかネガティブなことばかり考えてしまうと思うんですけど、そこから少し目線を上げて前を向いてみたら、きっと小さな幸せが転がってて、それを見つけて歩き出すイメージというか。自分の中で朝日のイメージがそれとつながって書いた曲です。
この曲は前作『あいたがい』に続きプロデューサーにandropの内澤崇仁を迎えて制作された。
クリス:内澤さんからアドバイスとかもらいました?
マツイユウキ:この曲って最後のほうって合唱するパートがあって、僕らアンセム感を出したいって言ってたんですけど、何回も録り直しても録れなくて、うまくいかなかったんです。それを内澤さんが「誰かをイメージしてドラムを叩くといいよ」って感じでいってもらって、それって誰だろうと思って導き出したのが、オアシスのドラムの方だったんですよね。
クリス:へえ。
マツイユウキ:それを僕の肩に宿してレコーディングしました。アンセムっぽくするためにオアシスの力を借りようって。
クリス:内澤さんはプロデューサーとしてどうですか。
片桐:すごくバンドに寄り添ってくださっているので、今までのHakubiの楽曲をよく聴いてくださって。Hakubiらしいもう一段アップデートした楽曲を作ろうって話になっていて、本当に自分らしさもちゃんともってアップデートしていくっていうところをすごく意識してくださいました。
Hakubiは11月17日(木)に大阪・心斎橋BIGCATでワンマンライブ「Noise From Here」を開催する。
Hakubiの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
3人が登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。オンエアは10月16日(日)。
Hakubiは9月に新曲『君が言うようにこの世界は』を配信リリースした。
コロナ禍前は毎年100本くらいのライブをやっていた
Hakubiは2017年に京都で結成。その数年後にコロナ禍に入ったが、思うように活動はできていたのか。クリスが訊く。片桐:コロナ禍になる前の2年半は毎年100本くらいのライブをやらせてもらっていて、そこから急にガクッとなくなってしまって、自分たちがライブを生活の軸にしていたので、それからすごく何をしたらいいんだろうっていう時間がすごく長くありました。
クリス:その間は何をしてたんですか。
片桐:最初の頃は本当に無になっていたんですけど、2カ月くらいしてからは初めて配信ライブをしたり、いつもお世話になっているライブハウスのステージを借りて練習に入ったり、曲を作ったりしていましたね。
クリス:今、思い返せばその経験はバンドとして力になりましたか。
片桐:けっこう会話する機会が増えた気がします。
マツイユウキ:あと、コロナ前にライブをしてたのがあったので、あれに完全に戻りきるまでは活動をしてたいっていう、負けたくないっていう気持ちがありました。
そんなHakubi は10月からJ-WAVEで放送の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「SONAR’S ROOM」の水曜を担当している。
クリス:このコーナーは楽しいですか?
片桐:楽しいですね。ラジオで3人でお話させていただくのがなかなかないので3人ですごくしゃべっちゃいます。
ヤスカワアル:必要以上に。
マツイユウキ:コーナーは15分枠なんですけど、収録は30、40分くらいしゃべっちゃってて、どこを使われるかわからないまましゃべってますね。
クリス:それも楽しいですよね。ちなみにライブは誰がMC担当なんですか?
片桐:だいたい私がやっていて、ワンマンのときはちょこっとだけ2人にしゃべってます。
ヤスカワアル:物販を宣伝したり。片桐にはできない仕事を僕らがやっています。分担作業で(笑)。
曲作りは早い? 遅い?
続いて、楽曲制作の話題に。普段、Hakubiは片桐が弾き語りで制作した楽曲を他のメンバーに提案するという。片桐:その後にバンドでスタジオに入って、セッションしていく感じなので、バンドアレンジから一緒にやってくれてますね。
クリス:楽曲の土台とか歌詞のアイデアを片桐さんが持ち込んで、みなさんがどんどん足していくっていうことですね。楽曲制作は早いですか、それとも念入りですか。
片桐:まず私が楽曲を作るのがだいぶ遅くて、そこから始まるんですけど、どの曲をやるかって選んでからはけっこう早いかなって思います。
マツイユウキ:早いときと遅いときの差が激しすぎて。
片桐:イメージがまとまっているときはすごく早いかもしれないです。
クリス:念入りにやったほうがよかったなって思うのか、勢いで作ったほうがよかったって思いますか。
片桐:アップテンポの曲とかは勢い一発で「これいいじゃん!」ってなって、それがかたちになるんですけど、時間をかけたものはかけたなりに自分たちのエッセンスがたくさん加えられるので、それも楽しいかなと思います。早い段階でアップテンポの曲を作ったあとに、ライブアレンジを加えていくのも「あれ、こんなことやってるじゃん」ってライブで気付くことも楽しいですね。
目線を上げたら小さな幸せが転がっている
Hakubiは9月に新曲『君が言うようにこの世界は』を配信リリースした。片桐:うまくいかないことが続いてしまって、それがループしてしまう朝の話なんですけど、そういうときって下を向いてしまって歩いていてもずっと足元の石ころに何度もつまずいてしまうとかネガティブなことばかり考えてしまうと思うんですけど、そこから少し目線を上げて前を向いてみたら、きっと小さな幸せが転がってて、それを見つけて歩き出すイメージというか。自分の中で朝日のイメージがそれとつながって書いた曲です。
この曲は前作『あいたがい』に続きプロデューサーにandropの内澤崇仁を迎えて制作された。
クリス:内澤さんからアドバイスとかもらいました?
マツイユウキ:この曲って最後のほうって合唱するパートがあって、僕らアンセム感を出したいって言ってたんですけど、何回も録り直しても録れなくて、うまくいかなかったんです。それを内澤さんが「誰かをイメージしてドラムを叩くといいよ」って感じでいってもらって、それって誰だろうと思って導き出したのが、オアシスのドラムの方だったんですよね。
クリス:へえ。
マツイユウキ:それを僕の肩に宿してレコーディングしました。アンセムっぽくするためにオアシスの力を借りようって。
クリス:内澤さんはプロデューサーとしてどうですか。
片桐:すごくバンドに寄り添ってくださっているので、今までのHakubiの楽曲をよく聴いてくださって。Hakubiらしいもう一段アップデートした楽曲を作ろうって話になっていて、本当に自分らしさもちゃんともってアップデートしていくっていうところをすごく意識してくださいました。
Hakubiは11月17日(木)に大阪・心斎橋BIGCATでワンマンライブ「Noise From Here」を開催する。
Hakubiの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
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2022年10月23日28時59分まで
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番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54