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車は「走るリビング」-双子を持つDJ TAROが語る、家族とのドライブの楽しみ方

車は「走るリビング」-双子を持つDJ TAROが語る、家族とのドライブの楽しみ方

J-WAVEの都市型カルチャーフェス「J-WAVE INSPIRE TOKYO 2023」が本日7月15日(土)、メイン会場である国立代々木競技場第一体育館ほかで開幕した。ライブのほか、マーケットブースが充実していることも特徴的なフェスだ。

J-WAVEで『SATURDAY NIGHT VIBES』(毎週土曜25:00~27:00)のナビゲーターを務めるDJ TAROによるスペシャルDJプレイも、「Honda ステップ ワゴン」の体感ブースにて披露された。このイベントに絡めて、双子の父であるDJ TAROに、家族でどうドライブを楽しんでいるかなど、車への想いを聞いた。

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DJ TAROによるDJブースも大盛り上がり

DJ TAROは同イベントにて、Twitterからリアルタイムでリクエストを受け付けつつ、その場で曲を次々とかけ、合間に小気味よいトークを挟み、さらに、少しでも手が空けばファンとの写真撮影やサインにまで応じるという、縦横無尽なワンオペスタイルのプレイで会場を沸かせた。

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その中で、ザ・ビートルズの名曲「Ob-La-Di, Ob-La-Da」のカバーを流す場面があった。初代ステップ ワゴンのCMで使用され、この度およそ25年ぶりに最新モデルのCMソングとしても復活した曲だ。その陽気でポップなサウンドが周囲に響き渡ると、足を止めてDJライブを鑑賞していた人は楽しげに体を揺らし、通り過ぎていく人さえもスキップしたり、サビを口ずさんだりしていた。

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半世紀以上前に発表されたスタンダードナンバーをプレイリストに加えた理由について、DJ TAROはこう語る。

「多くの人が小さい頃に聴いていた曲ですよね。お父さん、お母さんが聴いていた人もいるでしょうし、CMで流れていたのを思い出す人もいたのでは」

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オープンカーから、ファミリーカーへ

こどもといっしょにどこいこう――そんなキャッチコピーも思い出される「Ob-La-Di, Ob-La-Da」。5歳の双子の父であるDJ TAROも、現在ファミリーカーを愛用するカーユーザーの一人だ。しかし、独身時代の車の好みは今と180度違っていたという。

「免許を取得した18歳のときから、子どもが生まれてファミリーカーを購入した46歳までの間、大体4~5年単位で乗り替えいたのですが、その間、ほとんどツーシーターでオープンカーしか乗ってませんでした(笑)」

こうした車の嗜好および車好きになった背景には、両親の影響があったらしく、DJ TAROは、こんな思い出話を披露してくれた。

「僕の両親は、すごく車が好きな人たちでした。子どもの頃に家族で出かけるときなんか、父親と母親で一台ずつ運転していたくらいでしたから。その後、僕が免許を取ってからは、一人一台、計三台の車を家で所有していた時期もありましたね」

「特に、ミュージシャンである母が運転する車で音楽を聴くことが、音楽を好きになった原点みたいなところがあって。その母が、屋根のない開放的なスポーツタイプのオープンカーに乗っていたので、僕のDNAにも自然と刷り込まれていったんです(笑)」

かくして母の英才教育により、音楽、そして車をこよなく愛する大人へと成長したDJ TARO。しかし、ライフステージが変われば、乗りたい車も変わる。時は流れ、双子のパパとなったことを契機に「車内で家族との時間を共有できる車にしたい」と思い立ち、数年前に大型のファミリーカーに買い替えたそうだ。

「走るリビング」のように家族と車を楽しむ日々

では現在、その車で “こどもといっしょに”どんなところへ出かけているのだろうか?

「千葉方面に行くことが多いです。千葉には海も山も、それに、行きつけのホースガーデンもあるので。ドライブは丸一日かけることがほとんどで、そうなると、車の中で過ごす時間も長くなる。そんな中で子どもたちは、おしゃべりをしたり、音楽聞いたり、食事したりと、思い思いの時間を楽しんでいるように見えます。あと、車内設備としてテレビも一応あるんですけど、移動中はあまり見せず、外の景色を見せてあげるようにしています」

さらに、DJ TAROはこう続ける。

「子どもたちは車にいることが好きみたいで。子どもにとって一番身近な乗り物って、家の自動車だと思うんですよ。だから、車にいることを好きでいてくれるのは、親としてうれしい限りです。そんなふうに今は、『走るリビング』のような感覚で車を活用しています」

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そんな Honda ステップ ワゴン体感ブースでのDJ TAROのライブは明日16日(日)も行われる。(Honda ステップ ワゴンの展示自体は、「J-WAVE INSPIRE TOKYO 2023」最終日の17日<月・祝>まで)。気になる方はぜひ、国立代々木競技場第一体育館まで、足を運んでみては。

(取材・文=小島浩平)

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