Billie EilishやK-POP…eillが選ぶ「通学路でもう一度聴きたい曲」

シンガーソングライター・eillが、「通学路でもう一度聴きたい」をテーマに曲をセレクトした。

eillが登場したのはJ-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』（ナビゲーター：タカノシンヤ・Celeina Ann）のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。オンエアは6月20日（火）。

eillは『happy ending』が配信中。

東急世田谷線に乗って聴いていた曲

eillは高校時代、東急世田谷線で通学していたという。世田谷線は三軒茶屋駅と下高井戸駅を結ぶ路線であり、全列車が2両編成で運行する。

eill：日とか光の入り方がすごくのどかで。乗っていて心に落ち着いて私はすごく好きでした。帰り道もいつも安心感というか、「今日も一日いい日だったな」と思わせてくれるような電車でした。でも、大人になると世田谷線に乗る機会がなかなかなくって。最近、久しぶりに世田谷線に乗って音楽を聴きながら電車に揺れていて、そのときに聴きたいなと思った曲をみなさんと一緒に聴こうと思います。

1曲目に選んだのは、Sigridの『Thank Me Later』。



eill：Sigridが大好きなので、先日東京であったワンマン公演に行かせてもらいました。特に一番好きな曲が『Thank Me Later』なんですけど、一緒に行った知り合いと「この曲が一番よかったね」と通じ合いました。帰り道の電車で今日あったことを振り返るとき、「大変だったけど明日も頑張ろう」と前向きな気持ちになれるような曲調だなと思います。高校生のときに出会ってたらハマってたらだろうなという理由でも、Sigridを選びました。

続けてeillは、2曲目にJess Glynneの『Ain't Got Far To Go』をセレクト。 eill：電車のなかって音楽に集中できる場所だったので、私にとって電車で音楽を聴いていた時間は大事だったなと思います。次に聴いてもらう曲は、毎日通学路で聴いていたJess Glynneの曲です。本当にJess Glynneが好きすぎて、教室でJess Glynneの声真似をしていました（笑）。あと、休み時間は音楽室に行ってJess Glynneの曲を歌ってカバーしたりとか。本当に救われたアーティストなので、みなさんにも聴いてもらおうと思います。

向井太一の曲で「群を抜いて好き」なのは？

3曲目は向井太一の『Just Friends』。 eill：最近出たアルバムのなかの1曲なんですけども、私が高校生の頃に向井太一さんのファンで、その頃は『24』が出ていた時期でした。『Just Friends』をなぜ選んだのかというと、この曲が群を抜いて好きで。私が普段聴くプレイリストって洋楽ばかりなんですけど、この曲だけはいつも入っています。みなさんに曲の素晴らしさをもっと知ってほしくて選曲しました。声もカッコいいし、歌詞も素敵だし、尊敬するアーティストの一人です。

衝撃を受けたBillie Eilishの曲

4曲目に選ばれたのは、Billie Eilishの『Happier Than Ever』だ。 eill：この曲を聴いたときに私は衝撃を受けました。最初はウクレレのか細い音と歌声で始まって、そこから最後にめちゃくちゃ爆発するっていう、音のピークを超えているんじゃないかなってぐらい、振れ幅がすごいんですよ（笑）。普通に曲を作ってたらなかなか考え付かないというか、思考がすごすぎて。デビューしたときは17歳だったので、高校生の私が聴いていたら刺激を受けたんだろうなと思いました。

K-POPは「自分の体、血を作っている感覚がある」

最後に選曲したのは、IVEの『WAVE』。



eill：IVEの日本の最新アルバムのリード曲です。そもそも、最後になぜK-POPを選んだかというと、私が高校生のときにPOPミュージックにも影響を受けたんですけど、K-POPの要素がすごく濃くて。自分の体、血を作っている感覚があるので、K-POPで締めたいと思いました。韓国に憧れている思いもあり、当時「いつか自分もK-POPに携われたらな」という思いを持って学校に通っていたんですね。

『WAVE』収録曲の『After LIKE -Japanese ver.-』『Take It -Japanese ver.-』では、日本詞詩をeillが担当している。

eillの最新情報は、公式サイトまで。 東京のある街、ある商店街、ある路線。セレクターたちが東京のある場面をイメージした選曲をお届けするコーナー「RADIO ENSEMBLE」の放送は、毎週月曜日から木曜日の17時台から。