インドの子どもたちの支援にも繋がるタオルとは？ ケミカルフリーでCO2も削減

生活者一人ひとりのアクションで温室効果ガスの排出量を削減し、脱炭素社会実現を推進することを目的として、博報堂と三井物産が手掛ける共創型プラットフォーム「Earth hacks」。

サッシャと日替わりパートナーがナビゲーターを務めるJ-WAVE『STEP ONE』のコーナー「CHEER UP WORKERS」では毎週木曜日、この「Earth hacks」の理念に賛同した企業の担当者が電話出演し、エシカルな商品やサービスをPRするコラボレーション企画を展開している。

ここでは、木曜日のパートナー・世良マリカを迎えた2月2日（木）のオンエアの模様を紹介していく。創業92年の老舗タオルメーカーが手掛ける、オーガニックコットンとシルクを使用したフェイスタオルとは？

インドの子どもたちの就学・奨学を支援するタオル

今回電話を繋いだのは、愛媛県今治市にある創業92年の老舗タオルメーカー「楠橋紋織株式会社」の阿部泰子さん。同社ではユーザーが思わず触れたくなるような使い心地の良いタオルづくりを長年追求し、最近では、環境に配慮したオリジナルブランド「KuSu organic」を展開しているという。

サッシャ：その「KuSu organic」から今回、フェイスタオルをスタジオに届けていただきましたけど、触り心地が良いですね。このタオル、どんな素材から作られているのでしょうか？

阿部：こちらの製品は、「PBP YARNプロジェクト」対象のインド産オーガニックコットンと、シルクからできております。PBP YARNプロジェクトとは、同プロジェクト対象のオーガニックコットン糸を使うことによって、インドの綿農家さんの有機農法への転換支援や、子どもたちの就学・奨学などに役立てられる寄付金が積み立てられていく仕組みのことです。

サッシャ：なるほど。では、こちらのタオルを展開することによって、どれくらいのCO2が削減されていることになるのでしょうか？

阿部：CO2削減率を表す「デカボスコア」で示すと、25%OFFです。このCO2削減率は、通常のコットン・シルクを使用して作ったフェイスタオルのCO2e（二酸化炭素換算）が3.13kgCO2eであるのに対し、オーガニックコットンとシルクを使用した当社のフェイスタオルのCO2eが2.32kgCO2eであることから、両者を比較して算出した数値となります。

ケミカルフリーの「新バイオ精練加工」により、CO2削減を実現

CO2を削減するために、裏側ではどんな企業努力をしているのだろうか。

阿部：一番のポイントは、綿加工の最初に行われる、タオルの精練加工を特別な加工に変えているところです。精練加工では通常、化学薬品加工を行いますが、「KuSu organic」のタオルは「新バイオ精練加工」という技術を採用しています。これにより、ケミカルフリーになるだけではなく、使用エネルギーの削減と水の使用量も節約も実現しているんです。

サッシャ：良いこと尽くめですね。そういった裏側を知ると、より使いたくなります！

阿部：ありがとうございます。

世良：触り心地が良いだけではなく、裏でも良いことがたくさんあるんですね。そんな素敵な「KuSu organic」のフェイスタオルですが、どちらで購入することができるのでしょうか？

阿部：弊社が運営するオンラインストア「くすばしタオル」でお求めいただけます。

サッシャ：ちなみに、フェイスタオル以外に「KuSu organic」ではどんな製品を取り扱っているのですか？

阿部：フェイスタオルのほか、バスタオルとウォッシュタオルの計3タイプを取り揃えております。あと、カラーは5色展開しています。

サッシャ：この今スタジオにあるグレー以外にも色の種類があるということですね。家具やお風呂場に合った色合いのものを選んでいただいても、良いかもしれませんね。

肌触り良く、環境に優しく、そして、インドの綿農家や子どもたちへの支援にも繋がる「KuSu organic」のタオルは公式オンラインストアなどで購入できる。気になる方はチェックしてみては。

Earth hacksの詳細は、公式サイトやInstagramまで。

・Earth hacks公式サイト
https://earthhacks.jp/

・Earth hacks公式Instagram
https://www.instagram.com/earthhacks.jp

J-WAVEの番組『STEP ONE』のワンコーナー「CHEER UP WORKERS」は、月曜～木曜の11時45分～11時50分にオンエア。

（構成＝小島浩平）