ザ・クロマニヨンズのメンバー・甲本ヒロトが、最新アルバムの制作エピソードや、最近ハマっていることについて語った。
甲本が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「DESIGN YOUR LIFE」。オンエアは1月14日(土)。
甲本:仕事がない日は、だいたいお昼ぐらいまで寝ることが多いです。
渡辺:起きてからやることってあります?
甲本:今って乾燥しているからか、起きたらすげえ喉が渇いているから水を絶対飲む。
渡辺:ごはんも召し上がります?
甲本:最近はパンを食べますね。あとは野菜も食べたりするよ。
渡辺:ご飯を食べていた時期もあったということですか?
甲本:あった気もするけど、ここ数年の朝はパンを食べてますね。
渡辺:自分のスペースにいるときも仕事はされるんですか?
甲本:仕事っていう感覚はあまりないんですけど、面白そうな曲ができそうだと思ったらレコーディングできるものはそろっています。
渡辺:じゃあ、朝ごはんを食べてからはそういうスペースに行く感じですか?
甲本:うん。レコードを聴いてるうちに急に曲を思いついたりもする。そんな感じ。
渡辺:『イノチノマーチ』はシングルとして出たときはステレオだったんですけど、アルバムではモノラルミックスなんですね。
甲本:変ですよね。逆はよくあるけれども。
渡辺:そこはやっぱりこだわりってことですよね?
甲本:もともと全部モノラルでいいんじゃないかなって思っていたんです。でもアルバムとシングル両方買ってくれている人もいるから、何か変化をつけたいねという話になりました。
渡辺:いわゆるバージョンを変えたということですね。
甲本:そうです。テイクは同じなんですけども、ミックスだけでも雰囲気が違うので面白いです。
渡辺:ちなみに、『イノチノマーチ』は『ギョギョッとサカナ☆スター』(Eテレ)と『超ギョギョッとサカナ☆スター』(NHK総合)の主題歌です。ここにアナログのシングルがあるんですけども、ジャケットのイラストはさかなクンが担当されています。
甲本:そうです。お願いしました。
渡辺:かわいい魚の絵が描かれております。アルバムには力強いナンバーが並んでいたり、ちょっと肩の力が抜けるようなナンバーもあったりと、本当に楽しく聴かせていただきました。
甲本:みんなでごはんに行くのが減った。鍋を囲む機会みたいなのは減ったなあ。
山田:会話は電話でされたのでしょうか?
甲本:レコーディングは普通に会ってやるけど。前に「ザ・クロマニヨンズツアーPUNCH 2019-2020」ってツアーがあったんだけど、途中で中止になったんですよ。本当だったら一緒に旅をしていたこの時間、みんなに会いたいなと思って一回だけリモートでお話したことがあるよ。「何やってるの?」「不安じゃない?」って。
渡辺:メンバーとの絆を感じられますね。
ザ・クロマニヨンズは2月2日(木)より、全国ツアー「ザ・クロマニヨンズ ツアーMOUNTAIN BANANA 2023」を開催する。Zepp Hanedaを皮切りに、全24公演。
渡辺:お酒とかは飲まれますか?
甲本:飲むんですけど、レコードを聴き始めると、気が付いたら全然飲んでいないときがある。
渡辺:集中しているんですね。
山田:レコードは何枚も、何時間も聴かれるのですか?
甲本:はい。気付くと外が明るくなるんですよ。
渡辺:すごいですねえ。
甲本:趣味ってそういうものじゃないですか?
渡辺:ジャンルもいろいろ聴くんですか?
甲本:そうそう。だから大変なんですねえ。
渡辺:ご自身でアナログ屋さんに行って探されたりもするんですか?
甲本:行ってますし、増え続けるんですよ。どうしようかなあ。
甲本はオーディオ機材にとあるこだわりを持っているそうだ。
甲本:音の着地点がちゃんとあるんです。そうしないとオーディオのこだわりって底なし沼なんですよ。僕が最初に聴いて感動したのは1960年代のビートグループの音楽だったんですね。そこで「こいつらは何を聴いていたんだろう」って想像したんです。その人たちが聴いていた音、元になった音を聴いてみたかったんですね。だから、超高級のオーディオではなく、イギリスの60年代の高校生ぐらいが聴いていたようなセットです。
渡辺:つまり、ビンテージですね。
甲本:はい。今は高くなっているけども、イギリスの家庭でちょっと頑張れば買えたんじゃないかっていう、一般的なセットをそろえたんですよ。
渡辺:同じレコード盤で同じセットなら、ヒロトさんが聴いている音が当時も流れていたってことですね。
甲本:だからオリジナル盤を買うんですよね。イギリスでリリースされたレコードをそのセットでかけると完璧なんじゃないかと想像するんです。
山田:素敵。
甲本:本を買ったらついてくるおまけでもいいんだけど、もっと楽しいのがいいなと思って。Photoshopを使って自分でデザインして、ハガキの用紙に焼き付けてカットします。
渡辺:オリジナルの栞!
甲本:うん。栞用の紐も好きな長さに切る。本に向かう気持ちが高まるような、楽しくなるような栞を作るのが今好きなんです。
渡辺:それはすごい。いくつか作っているんですか?
甲本:何種類か。音楽ものを読むときはこれ、SFにはこれ、って変えてます。
渡辺:いいなあ、その趣味。本を大事に読んでいらっしゃるんですね。
ザ・クロマニヨンズの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深掘りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
甲本が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「DESIGN YOUR LIFE」。オンエアは1月14日(土)。
朝はパン派
ザ・クロマニヨンズは甲本ヒロトと真島昌利を中心に2006年に結成されたロックバンド。まずは甲本から朝のルーティンを訊いた。甲本:仕事がない日は、だいたいお昼ぐらいまで寝ることが多いです。
渡辺:起きてからやることってあります?
甲本:今って乾燥しているからか、起きたらすげえ喉が渇いているから水を絶対飲む。
渡辺:ごはんも召し上がります?
甲本:最近はパンを食べますね。あとは野菜も食べたりするよ。
渡辺:ご飯を食べていた時期もあったということですか?
甲本:あった気もするけど、ここ数年の朝はパンを食べてますね。
渡辺:自分のスペースにいるときも仕事はされるんですか?
甲本:仕事っていう感覚はあまりないんですけど、面白そうな曲ができそうだと思ったらレコーディングできるものはそろっています。
渡辺:じゃあ、朝ごはんを食べてからはそういうスペースに行く感じですか?
甲本:うん。レコードを聴いてるうちに急に曲を思いついたりもする。そんな感じ。
通算16枚目のアルバム、収録曲に工夫も
ザ・クロマニヨンズは1月18日(水)、ニューアルバム『MOUNTAIN BANANA』をリリースする。本作はシングル『イノチノマーチ』を含む全12曲入りとなっており、CDと完全生産限定アナログ盤の2形態で発売される。渡辺:『イノチノマーチ』はシングルとして出たときはステレオだったんですけど、アルバムではモノラルミックスなんですね。
甲本:変ですよね。逆はよくあるけれども。
渡辺:そこはやっぱりこだわりってことですよね?
甲本:もともと全部モノラルでいいんじゃないかなって思っていたんです。でもアルバムとシングル両方買ってくれている人もいるから、何か変化をつけたいねという話になりました。
渡辺:いわゆるバージョンを変えたということですね。
甲本:そうです。テイクは同じなんですけども、ミックスだけでも雰囲気が違うので面白いです。
渡辺:ちなみに、『イノチノマーチ』は『ギョギョッとサカナ☆スター』(Eテレ)と『超ギョギョッとサカナ☆スター』(NHK総合)の主題歌です。ここにアナログのシングルがあるんですけども、ジャケットのイラストはさかなクンが担当されています。
甲本:そうです。お願いしました。
渡辺:かわいい魚の絵が描かれております。アルバムには力強いナンバーが並んでいたり、ちょっと肩の力が抜けるようなナンバーもあったりと、本当に楽しく聴かせていただきました。
リモートでメンバーたちと繋がりあった思い出
コロナ禍によってザ・クロマニヨンズの活動は変化したのだろうか?甲本:みんなでごはんに行くのが減った。鍋を囲む機会みたいなのは減ったなあ。
山田:会話は電話でされたのでしょうか?
甲本:レコーディングは普通に会ってやるけど。前に「ザ・クロマニヨンズツアーPUNCH 2019-2020」ってツアーがあったんだけど、途中で中止になったんですよ。本当だったら一緒に旅をしていたこの時間、みんなに会いたいなと思って一回だけリモートでお話したことがあるよ。「何やってるの?」「不安じゃない?」って。
渡辺:メンバーとの絆を感じられますね。
ザ・クロマニヨンズは2月2日(木)より、全国ツアー「ザ・クロマニヨンズ ツアーMOUNTAIN BANANA 2023」を開催する。Zepp Hanedaを皮切りに、全24公演。
音響設備へのこだわり
続けて甲本は、夜時間の過ごし方について語った。時間があるときはレコードを聴いているのだそう。渡辺:お酒とかは飲まれますか?
甲本:飲むんですけど、レコードを聴き始めると、気が付いたら全然飲んでいないときがある。
渡辺:集中しているんですね。
山田:レコードは何枚も、何時間も聴かれるのですか?
甲本:はい。気付くと外が明るくなるんですよ。
渡辺:すごいですねえ。
甲本:趣味ってそういうものじゃないですか?
渡辺:ジャンルもいろいろ聴くんですか?
甲本:そうそう。だから大変なんですねえ。
渡辺:ご自身でアナログ屋さんに行って探されたりもするんですか?
甲本:行ってますし、増え続けるんですよ。どうしようかなあ。
甲本はオーディオ機材にとあるこだわりを持っているそうだ。
甲本:音の着地点がちゃんとあるんです。そうしないとオーディオのこだわりって底なし沼なんですよ。僕が最初に聴いて感動したのは1960年代のビートグループの音楽だったんですね。そこで「こいつらは何を聴いていたんだろう」って想像したんです。その人たちが聴いていた音、元になった音を聴いてみたかったんですね。だから、超高級のオーディオではなく、イギリスの60年代の高校生ぐらいが聴いていたようなセットです。
渡辺:つまり、ビンテージですね。
甲本:はい。今は高くなっているけども、イギリスの家庭でちょっと頑張れば買えたんじゃないかっていう、一般的なセットをそろえたんですよ。
渡辺:同じレコード盤で同じセットなら、ヒロトさんが聴いている音が当時も流れていたってことですね。
甲本:だからオリジナル盤を買うんですよね。イギリスでリリースされたレコードをそのセットでかけると完璧なんじゃないかと想像するんです。
山田:素敵。
オリジナルの栞づくりにハマる
甲本は「生活を彩るお気に入りのモノ」として「本の栞」を挙げた。甲本:本を買ったらついてくるおまけでもいいんだけど、もっと楽しいのがいいなと思って。Photoshopを使って自分でデザインして、ハガキの用紙に焼き付けてカットします。
渡辺:オリジナルの栞!
甲本:うん。栞用の紐も好きな長さに切る。本に向かう気持ちが高まるような、楽しくなるような栞を作るのが今好きなんです。
渡辺:それはすごい。いくつか作っているんですか?
甲本:何種類か。音楽ものを読むときはこれ、SFにはこれ、って変えてます。
渡辺:いいなあ、その趣味。本を大事に読んでいらっしゃるんですね。
ザ・クロマニヨンズの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深掘りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。
radikoで聴く
2023年1月21日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- RADIO DONUTS
-
毎週土曜8:00-12:00
-
渡辺 祐・山田玲奈