とうもろこしが弱酸性のマスクに! 肌にやさしく抗菌性を備えた「CORNマスク」とは

生活者一人ひとりのアクションで温室効果ガスの排出量を削減し、脱炭素社会実現を推進することを目的として、博報堂と三井物産が手掛ける共創型プラットフォーム「Earth hacks」。

サッシャとノイハウス萌菜がナビゲーターを務めるJ-WAVEの番組『STEP ONE』では毎週木曜日、この「Earth hacks」の理念に賛同した企業の担当者が電話出演し、エシカルな商品やサービスをPRする 「CHEER UP WORKERS」というコーナーを展開している。ここでは、11月10日(木)のオンエアの模様を紹介していく。とうもろこしを原料とする「CORNマスク」とは?

質感は「タオル生地のよう」

今回電話を繋いだ元テレビ朝日アナウンサーで起業家の宇佐美佑果さんは現在、自ら立ち上げた株式会社DEW(デュー)の代表取締役を務めている。同社では、どんな取り組みを実施しているのか?

宇佐美:弊社では、環境問題をはじめとした様々な社会問題の解決に向けて、一人ひとりが気軽にアプローチできる仕組みづくりを推進しています。その一環として、「DEW Select」というデザイン性・アート性とともに、エシカルなストーリーを持つ日用品や生活雑貨をお届けするオンラインセレクトショップを運営しておりまして。その中から、今回はCORNマスクをご紹介できればと思います。
サッシャ:実は私たちも、朝からCORNマスクを付けておりまして。

ノイハウス:付け心地がすごくいいですね。

宇佐美:ありがとうございます。CORNマスクは、コーン=とうもろこしのでんぷんである「ポリ乳酸」を主な原料とするマスクです。とうもろこしというと、食べ物としてのイメージが強いですが、実は、家畜用飼料や工業用としても多く生産されているんですよ。このマスクに関しては、農業廃棄物となった茎や葉の一部を原料として使用しています。

ノイハウス:コーンの生地と聞いて、食用のコーンの食感から「つるっとしてるのかな」と想像していたのですが、実際に手に取ってみると、タオル生地のような柔らかい質感ですね。

宇佐美:そうなんですよ。それに、このとうもろこしのでんぷん(ポリ乳酸)の糸は、健康な人の肌と同じ弱酸性で、手術の際に肌を縫い合わせる縫合糸として使用されるほど安全性の高い、お肌にやさしい糸なんです。

50回洗っても品質が落ちない

ノイハウス:ちなみに、このCORNマスクを展開することによって、どのくらいのCO2を削減できるのでしょうか?

宇佐美:CO2削減率を示す「デカボスコア」で表すと、マスク一枚につき44%OFFになります。また、新しいポリウレタンから作ったマスクと、とうもろこしのデンプンを原料とするこのポリ乳酸のマスクを比較すると、CO2の削減量が一枚あたり0.11kgとなります。

「Earth hacks」では、CO2e(CO2 相当量に換算した値のこと)排出削減率を「デカボスコア」として算出。この画像は、デカボスコアが一目でわかるように提供されているもの。

なお、とうもろこしのでんぷん(ポリ乳酸)の糸は抗菌性も備えており、50回洗っても品質が落ちないという。一枚のマスクを長く使えて経済的であることから、お肌と環境だけでなく、お財布にも優しいというわけだ。

サッシャ:このCORNマスクは、どこで買えるのでしょうか?

宇佐美:こちらは弊社のオンラインショップ、あるいは「Earth hacks」のホームページからご購入いただけます。

サッシャ:わかりました。宇佐美さん、「DEW」はこれからも色々と展開していくんでしょ?

宇佐美:はい、もっと色々な商品を提供していこうと企んでいるところです。

Earth hacksの詳細は、公式サイトやInstagramまで。

・Earth hacks公式サイト
https://earthhacks.jp/

・Earth hacks公式Instagram
https://www.instagram.com/earthhacks.jp

J-WAVEの番組『STEP ONE』のワンコーナー「CHEER UP WORKERS」は、月曜~木曜の11時45分~11時50分にオンエア。

(構成=小島浩平)
番組情報
STEP ONE
月・火・水・木曜
9:00-13:00

関連記事