スキマスイッチの大橋卓弥と常田真太郎が、活動のターニングポイントや新旧の東京、新曲『up!!!!!!』について語った。
2人が登場したのは、J-WAVEの特別番組『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL COREDO MUROMACHI presents LIFE WITH HARMONY』(ナビゲーター:板井麻衣子・nico)。「LIFE WITH HARMONY」をテーマに、新しいライフスタイルのヒントを探る9時間。古き良き東京・日本、新しい東京・日本の両方にスポットを当て、新しいライフスタイルのヒントを探った。
【オンエア:2022年10月10日(月・祝)】
スキマスイッチは7月に新曲『up!!!!!!』を配信リリースしている。
板井:20年を振り返って、活動の節目はいつ頃でしたか?
大橋:いろいろありますけど、僕らは2008年に1回ソロ活動をして。1年限定でやったんですけど、そこは2人で一度違う活動をしてリフレッシュしようっていう期間でもあったので、そこが1つのポイントだったかなって思います。
板井:1年を経てまた一緒にっていうときは、2人の中での話ってたくさんあったんじゃないのかなって思うんですけど。
常田:スキマスイッチに戻るときはすごかったですね(笑)。すんなり戻る感じの雰囲気を出したほうがいいのかななど考えていましたが、1年間僕はほとんど裏方で(大橋)卓弥は表舞台に立ってたので、どういう風に戻ろうかなって。それで最初ツアーで戻ったんですけど、それも外から見たら何となくぎくしゃくしてるんだろうなって。今思うと。距離感がつかめないまま何となく2、3カ月くらい過ごして、らちが明かなくなって「ちゃんと話したほうがいいんだろうな」って。結構いろんなテンションで、たまには語気を荒げながら「こういうところが分からないんだよ」みたいな感じで、今までの思ってたことをぶつけ合った感じの1日がありました。
板井は「スキマスイッチは1年の休止を経て、向かう方向が変わった部分があったか?」と問いかけると、大橋はうなずく。
大橋: 2008年までは2人でがむしゃらに駆け抜けたって感じだったし、僕らの最初のベストアルバムを出した直後にお互いソロ活動を1年挟もうってなったので。
板井:びっくりするニュースでした。
大橋:でも僕らにとっては、例えばレコーディングにしてもそうですけど、ありがたいことにいろんなオファーをいただいて、同時進行でいろんなことをしていかなきゃいけなくなったりとか。そうすると2人の会話がどうしても減っていって。とにかく目の前にあることをどうにか間に合わせないとっていう。それですれ違ったというか、少し2人の距離感が変わったかなっていう瞬間で。その距離感を埋めるための話し合いをして、僕たちはこういう風に進んでいこうねって確認し合ったような感じですね。
板井:東京という言葉を聞いたときに、どんな景色やカルチャーが思い浮かびますか。
大橋:東京に18歳で出てきて、たぶん人生の半分は東京になったんですけど。でも、まだまだ知らない場所のほうが多くて、東京って小さいながらにいろんな場所がいっぱい詰まってるっていう印象はありますね。
板井:常田さんはどうですか?
常田:やっぱり23区とそれ以外のところの文化って違うなって。最近、西東京と呼ばれる立川に遊びに行ったりするんですけど、23区から出ると、うわ、すごい街だなって思いますし、それこそ立川とか行くと僕の地元・名古屋とか愛知県の雰囲気もちょっとあったりとかして。ちょっと向こうに山が見えたりするじゃないですか。その差っていうか、文化の違いがない交ぜになっている。そして人の多さっていうのはもちろんあります。どこ行ってもこんなに人がいることはないので。
板井:それでいて、あきる野市のほうまで行くと大自然が広がっていたりしますからね。
常田:そうですよね。古きよき日本の原風景みたいなものも東京ってあるじゃないですか。それが1つのエリアで全部見れるっていうのってすごく変わってる場所だなって感じますね。
続けて板井は「古きよき音楽を感じる瞬間もあるか」と質問した。
大橋:ありますね。そもそも2人とも70年代とか80年代の音楽がすごく好きで、そういうところからすごくインスピレーションを受けて楽曲制作をすることもありますし、あと僕は個人的にはギターもそうですけど、自分の生まれた年のギターとか。ギターってピアノとかクラシック楽器に比べたらそんなに歴史が長いわけじゃないんですけど、それでも自分と同い年のギターを見つけたらこれは運命だって思って買ってみたりとか。そういうものっていうのは、前にそのギターを持っていたオーナーさんだったりとか、そういう人がどういう人だったのかとか想像したりするのも楽しかったりしますね。そういう楽器で作った音楽ってその雰囲気が出たりとか、そういうのをするのがすごく面白いなって感じますね。
板井:先日、スキマスイッチのYouTubeチャンネルで奥田民生さんとヴィンテージギターを選ばれてましたね。
大橋:そうなんですよ(笑)。買わなきゃ終わらない雰囲気だったんですよ(笑)。
板井:今回のコラボレーションはすごく新鮮でした。
大橋:自分たちの中でいろんなものにこだわって作ってきた時代があって、今は何でもありな感じになってきているところがあるんですよね。ファーストアルバムなんかはエレキギターは使わないみたいな縛りを自分たちで作って制作していたんですけど、今はそういうのもなく。自分たちの音楽を面白く届けるために、僕らのアレンジバージョンとRounoがアレンジしたバージョンを制作して、同じ曲でもこんなに違うふうに聴こえるんだねってところを楽しんでもらえたらと思って。僕らのないものが出てきたら面白いかなって思って、そういう経緯で。Rounoは全然アプローチが違うし、勉強になることもたくさんありました。
板井:今後もこういうコラボがあるんでしょうか。
常田:どんどん広げていきたいですよね。日本人の方もそうですけど、外国の方ともやってみたいですし、そういうところをどんどん取っ払って大きく幅を広げていきたいなって。それは最終的には自分たちの血や肉になって今後につながるのかなって思っているからチャレンジしたいですね。
現在、スキマスイッチは全国ツアー「スキマスイッチ TOUR 2022 "café au lait”」を開催中。スキマスイッチの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
番組では他にも、コレド室町からxiangyuが1日にわたってレポートを実施したり、リスナーから「#日本橋の良いところ」についてメッセージ募集したりと盛り上がった。
2人が登場したのは、J-WAVEの特別番組『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL COREDO MUROMACHI presents LIFE WITH HARMONY』(ナビゲーター:板井麻衣子・nico)。「LIFE WITH HARMONY」をテーマに、新しいライフスタイルのヒントを探る9時間。古き良き東京・日本、新しい東京・日本の両方にスポットを当て、新しいライフスタイルのヒントを探った。
【オンエア:2022年10月10日(月・祝)】
スキマスイッチは7月に新曲『up!!!!!!』を配信リリースしている。
デビュー20周年 ターニングポイントのひとつはソロ活動
スキマスイッチ1999年に結成。2003年にメジャーデビューを果たし、来年デビュー20周年を迎える。板井:20年を振り返って、活動の節目はいつ頃でしたか?
大橋:いろいろありますけど、僕らは2008年に1回ソロ活動をして。1年限定でやったんですけど、そこは2人で一度違う活動をしてリフレッシュしようっていう期間でもあったので、そこが1つのポイントだったかなって思います。
板井:1年を経てまた一緒にっていうときは、2人の中での話ってたくさんあったんじゃないのかなって思うんですけど。
常田:スキマスイッチに戻るときはすごかったですね(笑)。すんなり戻る感じの雰囲気を出したほうがいいのかななど考えていましたが、1年間僕はほとんど裏方で(大橋)卓弥は表舞台に立ってたので、どういう風に戻ろうかなって。それで最初ツアーで戻ったんですけど、それも外から見たら何となくぎくしゃくしてるんだろうなって。今思うと。距離感がつかめないまま何となく2、3カ月くらい過ごして、らちが明かなくなって「ちゃんと話したほうがいいんだろうな」って。結構いろんなテンションで、たまには語気を荒げながら「こういうところが分からないんだよ」みたいな感じで、今までの思ってたことをぶつけ合った感じの1日がありました。
板井は「スキマスイッチは1年の休止を経て、向かう方向が変わった部分があったか?」と問いかけると、大橋はうなずく。
大橋: 2008年までは2人でがむしゃらに駆け抜けたって感じだったし、僕らの最初のベストアルバムを出した直後にお互いソロ活動を1年挟もうってなったので。
板井:びっくりするニュースでした。
大橋:でも僕らにとっては、例えばレコーディングにしてもそうですけど、ありがたいことにいろんなオファーをいただいて、同時進行でいろんなことをしていかなきゃいけなくなったりとか。そうすると2人の会話がどうしても減っていって。とにかく目の前にあることをどうにか間に合わせないとっていう。それですれ違ったというか、少し2人の距離感が変わったかなっていう瞬間で。その距離感を埋めるための話し合いをして、僕たちはこういう風に進んでいこうねって確認し合ったような感じですね。
東京は23区とそれ以外で文化が違う
続いては、番組のテーマでもある「古き良き東京、新しい東京」の話題に。板井:東京という言葉を聞いたときに、どんな景色やカルチャーが思い浮かびますか。
大橋:東京に18歳で出てきて、たぶん人生の半分は東京になったんですけど。でも、まだまだ知らない場所のほうが多くて、東京って小さいながらにいろんな場所がいっぱい詰まってるっていう印象はありますね。
板井:常田さんはどうですか?
常田:やっぱり23区とそれ以外のところの文化って違うなって。最近、西東京と呼ばれる立川に遊びに行ったりするんですけど、23区から出ると、うわ、すごい街だなって思いますし、それこそ立川とか行くと僕の地元・名古屋とか愛知県の雰囲気もちょっとあったりとかして。ちょっと向こうに山が見えたりするじゃないですか。その差っていうか、文化の違いがない交ぜになっている。そして人の多さっていうのはもちろんあります。どこ行ってもこんなに人がいることはないので。
板井:それでいて、あきる野市のほうまで行くと大自然が広がっていたりしますからね。
常田:そうですよね。古きよき日本の原風景みたいなものも東京ってあるじゃないですか。それが1つのエリアで全部見れるっていうのってすごく変わってる場所だなって感じますね。
続けて板井は「古きよき音楽を感じる瞬間もあるか」と質問した。
大橋:ありますね。そもそも2人とも70年代とか80年代の音楽がすごく好きで、そういうところからすごくインスピレーションを受けて楽曲制作をすることもありますし、あと僕は個人的にはギターもそうですけど、自分の生まれた年のギターとか。ギターってピアノとかクラシック楽器に比べたらそんなに歴史が長いわけじゃないんですけど、それでも自分と同い年のギターを見つけたらこれは運命だって思って買ってみたりとか。そういうものっていうのは、前にそのギターを持っていたオーナーさんだったりとか、そういう人がどういう人だったのかとか想像したりするのも楽しかったりしますね。そういう楽器で作った音楽ってその雰囲気が出たりとか、そういうのをするのがすごく面白いなって感じますね。
板井:先日、スキマスイッチのYouTubeチャンネルで奥田民生さんとヴィンテージギターを選ばれてましたね。
縛られず、自分たちの音楽を面白く届けたい
スキマスイッチは7月に『up!!!!!!』を配信リリースした。今回の新曲には、これまで全曲セルフ・プロデュースだったスキマスイッチとしては史上初の試みとなる、外部アレンジャーに新鋭のサウンド・プロデューサーRounoを迎えて制作された別アレンジの『up!!!!!! feat. Rouno』と、それぞれのインストも含めた全4曲を収録している。大橋:自分たちの中でいろんなものにこだわって作ってきた時代があって、今は何でもありな感じになってきているところがあるんですよね。ファーストアルバムなんかはエレキギターは使わないみたいな縛りを自分たちで作って制作していたんですけど、今はそういうのもなく。自分たちの音楽を面白く届けるために、僕らのアレンジバージョンとRounoがアレンジしたバージョンを制作して、同じ曲でもこんなに違うふうに聴こえるんだねってところを楽しんでもらえたらと思って。僕らのないものが出てきたら面白いかなって思って、そういう経緯で。Rounoは全然アプローチが違うし、勉強になることもたくさんありました。
板井:今後もこういうコラボがあるんでしょうか。
常田:どんどん広げていきたいですよね。日本人の方もそうですけど、外国の方ともやってみたいですし、そういうところをどんどん取っ払って大きく幅を広げていきたいなって。それは最終的には自分たちの血や肉になって今後につながるのかなって思っているからチャレンジしたいですね。
現在、スキマスイッチは全国ツアー「スキマスイッチ TOUR 2022 "café au lait”」を開催中。スキマスイッチの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
番組では他にも、コレド室町からxiangyuが1日にわたってレポートを実施したり、リスナーから「#日本橋の良いところ」についてメッセージ募集したりと盛り上がった。
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2022年10月10日(月・祝)9:00-17:55
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