クズ男にハマる4人の女性の恋愛模様と彼女たちの意地と根性が引き起こすミラクルを描いた痛快作『もっと超越した所へ。』(10月14日公開)。その公開直前イベントが11日都内で行われ、主演の前田敦子、共演の菊池風磨、趣里、千葉雄大が参加した。
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壇上では、SNSで募集した恋愛のお悩みを登壇者たちが一刀両断に解決するトークを展開。同棲中の彼氏に思いやりを持ちたいという女性の悩みに対して菊池は「いってらっしゃいと玄関まで送るとか、何気ないことでいい。僕だったら、僕が後から帰ったときには“おかえり”と迎えに来てくれるだけで嬉しい」と些細な優しさが思いやりに繋がると力説。一方の千葉は「ぬいぐるみを使って何かを言うとか?」と独特過ぎるコミュニケーションを提案して、前田から「それをやれるのかと言われたら難しい。……というかそれをやられて本当に嬉しいの?」と苦笑いで突っ込まれていた。
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議論がまとまらない中、菊池は「黙ってキスをすればいい! 女の子からきたら許しちゃう」と断言。趣里から「でもそれって本当の解決のきっかけにはならない」と指摘されるも「話し合いはその後でいい。もっと深く愛せばいい。それを繰り返す。そうすればその先へ超越していく」とバシッと決める菊池だった。
好きな相手に告白ができないという女性の悩みには「今のこの時代において、告白するのはどちらでもいい。気持ちが溢れたら溢れただけお伝えしましょうよ」と菊池。すると千葉は再び「ぬいぐるみに言わせるのはどう?」と世界観を崩さなかった。さらに告白するタイミングの合図について千葉は「DREAMS COME TRUEの歌みたいに瞬きを5回くらいすればいい」と突飛なアイデアを出して、前田は「これ参考になる? ごめんなさいね!」と相談者に平謝りだった。
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自分の彼氏と知りながら友人が告白してきたという複雑な相談には「大変だ!」と前田。菊池は「シンプルに友達をやめた方がいい。それに彼氏は自分を選んでいるわけですから、堂々といればいい」と友人と縁を切るべきだとアドバイス。千葉は、友人と話し合いをしてもらちが明かない場合は「拳でタイマン!」と物騒なことを言いだし、菊池から「さっきぬいぐるみで喋ると言っていた人ですか? トーンが全然違う……」と怯えられていた。
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(取材=石井隼人)
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