ラッパー、シンガーソングライターのNovel Coreが、自身のルーツとなる楽曲、そしてニューアルバム『No Pressure』に込めた想いを明かした。
Novel Coreが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは8月15日（月）、16日（火）。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
昨年の11月にはメジャーファーストアルバム『A GREAT FOOL』をリリース。収録曲『THANKS, ALL MY TEARS (Prod. UTA)』は「J-WAVE SONAR TRAX」にも選出された。そんなNovel Coreは8月3日にメジャー2ndアルバム『No Pressure』をリリース。今回は同作に込められた自分らしさについて、話してもらった。
Novel Core：『No Pressure』はこれまで自分が挑戦してこなかった、さまざまなジャンル・テイストに果敢にチャレンジしている意欲作です。アコースティックギター1本で歌っているものもあれば、自分が大好きなファッションについてラップしまくっている曲まで、多種多様な楽曲が揃った作品になっています。
そんな中でも注目していただきたいのが『独創ファンタジスタ (Prod. KNOTT)』という曲なんですけど、この楽曲に込めた自分らしさという点で言うと、これまで自分はロックだったりHIPHOPだったり、いろんなジャンルの音楽に触れて育ってきました。そういったものを1箇所でクロスオーバーさせているところがNovel Coreらしさかなと思っていて。この楽曲も2000年代初頭のHIPHOPサウンドをベースとしながら、ポップのテイストも混ぜています。MVでも女装に挑戦させてもらっていたり、本当に等身大で何でも混ぜていく自分のスタンスが現れている作品になっているかなと思います。
制作についてなんですけど、このアルバムを作っている最中に初の全国ツアーもまわっていまして、作詞に割ける時間がなかなか取れませんでした。ツアーファイナルの大阪公演を終えた次の日にそのまま兵庫に行きまして、姫路のスタジオでこの楽曲のプロデューサーであるKNOTTさんと詰めていきました。ギリギリのスケジュール感でやったからこそ、振り切ったリリックだったり、素直な歌詞・メロディが降りてきたのかなと思っています。
それこそ、レコーディング中もKNOTTのお2人から提案があって、実際にブースの中でエフェクターではなく、モノホンの拡声器を使ってレコーディングをさせてもらったり、新しいことにもたくさんチャレンジさせていただきました。ぜひそこにも注目してほしいですね。
Novel Core：ルーツの1曲として選んだのはThe Black Eyed Peas（ブラック・アイド・ピーズ）の『Where Is The Love?』です。僕は高校1年生でラップを始めたんですけど、この曲は同じクラスの女の子が「ラップをやるんだったらこの曲を聴いてほしい」と教えてくれました。この曲は世界平和だったり、争いだったり、そういうものへのメッセージがテーマになっています。それこそ最近は“世界平和”というものを身近に感じる機会も増えてきていると思います。そんな中で僕自身、音楽が紛争なんかを直接解決する糸口になるかはわからないですけど、問題提起という意味ではすごく優れたツールなんじゃないかと思っています。
自分も「人が考えるきっかけになる作品を作りたい」と思って、音楽の道に進みました。つまり『Where Is The Love?』はこの道に進むきっかけになった楽曲ですね。MVもメッセージ性が強い内容ですし、こういう楽曲を自分もコンスタントに作りたいと、このタイミングで改めて思っています。未だにブラック・アイド・ピーズの『Where Is The Love?』は自分の初期衝動を思い出すという意味でも、聴き直したりしています。それくらい当時の自分にとっては衝撃的なサウンドでした。
同級生のススメで『Where Is The Love?』に出会ったNovel Core。そんな彼は今でもThe Black Eyed Peasの背中をどこかで追っているようだ。
【Novel Core 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編／後編
・Spotifyで聞く
前編／後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
（構成＝中山洋平）
Novel Coreが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは8月15日（月）、16日（火）。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
Novel Coreの自分らしさは「ジャンルのクロスオーバー」
東京都出身、21歳のNovel Coreは、2017年に開催された「BAZOOKA!!! 第12回高校生RAP選手権」において、歴代最年少で優勝し、その後本格的にアーティスト活動を開始した。現在はSKY-HIが主宰するマネジメント / レーベル・BMSGの第1弾アーティストとして活躍している。昨年の11月にはメジャーファーストアルバム『A GREAT FOOL』をリリース。収録曲『THANKS, ALL MY TEARS (Prod. UTA)』は「J-WAVE SONAR TRAX」にも選出された。そんなNovel Coreは8月3日にメジャー2ndアルバム『No Pressure』をリリース。今回は同作に込められた自分らしさについて、話してもらった。
Novel Core：『No Pressure』はこれまで自分が挑戦してこなかった、さまざまなジャンル・テイストに果敢にチャレンジしている意欲作です。アコースティックギター1本で歌っているものもあれば、自分が大好きなファッションについてラップしまくっている曲まで、多種多様な楽曲が揃った作品になっています。
そんな中でも注目していただきたいのが『独創ファンタジスタ (Prod. KNOTT)』という曲なんですけど、この楽曲に込めた自分らしさという点で言うと、これまで自分はロックだったりHIPHOPだったり、いろんなジャンルの音楽に触れて育ってきました。そういったものを1箇所でクロスオーバーさせているところがNovel Coreらしさかなと思っていて。この楽曲も2000年代初頭のHIPHOPサウンドをベースとしながら、ポップのテイストも混ぜています。MVでも女装に挑戦させてもらっていたり、本当に等身大で何でも混ぜていく自分のスタンスが現れている作品になっているかなと思います。
制作についてなんですけど、このアルバムを作っている最中に初の全国ツアーもまわっていまして、作詞に割ける時間がなかなか取れませんでした。ツアーファイナルの大阪公演を終えた次の日にそのまま兵庫に行きまして、姫路のスタジオでこの楽曲のプロデューサーであるKNOTTさんと詰めていきました。ギリギリのスケジュール感でやったからこそ、振り切ったリリックだったり、素直な歌詞・メロディが降りてきたのかなと思っています。
それこそ、レコーディング中もKNOTTのお2人から提案があって、実際にブースの中でエフェクターではなく、モノホンの拡声器を使ってレコーディングをさせてもらったり、新しいことにもたくさんチャレンジさせていただきました。ぜひそこにも注目してほしいですね。
「ラップをやるなら、この曲を」勧められて衝撃を受けた曲
15歳でラップを始めたというNovel Core。そんな彼のルーツとなる1曲は？Novel Core：ルーツの1曲として選んだのはThe Black Eyed Peas（ブラック・アイド・ピーズ）の『Where Is The Love?』です。僕は高校1年生でラップを始めたんですけど、この曲は同じクラスの女の子が「ラップをやるんだったらこの曲を聴いてほしい」と教えてくれました。この曲は世界平和だったり、争いだったり、そういうものへのメッセージがテーマになっています。それこそ最近は“世界平和”というものを身近に感じる機会も増えてきていると思います。そんな中で僕自身、音楽が紛争なんかを直接解決する糸口になるかはわからないですけど、問題提起という意味ではすごく優れたツールなんじゃないかと思っています。
自分も「人が考えるきっかけになる作品を作りたい」と思って、音楽の道に進みました。つまり『Where Is The Love?』はこの道に進むきっかけになった楽曲ですね。MVもメッセージ性が強い内容ですし、こういう楽曲を自分もコンスタントに作りたいと、このタイミングで改めて思っています。未だにブラック・アイド・ピーズの『Where Is The Love?』は自分の初期衝動を思い出すという意味でも、聴き直したりしています。それくらい当時の自分にとっては衝撃的なサウンドでした。
同級生のススメで『Where Is The Love?』に出会ったNovel Core。そんな彼は今でもThe Black Eyed Peasの背中をどこかで追っているようだ。
【Novel Core 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編／後編
・Spotifyで聞く
前編／後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
（構成＝中山洋平）
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