SKY-HIも確信! Novel Coreは「最近、いい感じ」 好調な背景を語り合う

Novel CoreがSKY-HIと対談。Novel Coreが活動を続ける中での変化や、ハウスバンド・THE WILL RABBITS結成の裏側を語った。

Novel Coreが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『DIVE TO THE NEW WORLD』(ナビゲーター:SKY-HI)の7月15日(土)放送回。

7月19日(水)にNovel Core & THE WILL RABBITSはファーストシングル『BYE BYE』をリリースする。

トーク音声の再生は7月22日(土)28時ごろまで

チームに対する信頼感が増え、ステージで着飾らなくなった

Novel Coreは2020年、SKY-HI主宰のマネジメントレーベル・BMSGの所属第1弾アーティストとして契約、活動を続けている。

SKY-HI:最近、いい感じですよね。

Novel Core:ちょっとキテる感はありますね。世に発表できてないことも含めて、すごいって感じがしてます。

SKY-HI:具体的なものもそうだけど、流れがいい感じがする。この前のツアーを観てすごかったからね。熱の伝搬だから当たり前なんだけど、クラブチッタのライブ、ライブハウスツアー、今回のEX THEATER ROPPONGI公演まで観て、できあがったみたいな感じがすごいしました。

Novel Core:めちゃくちゃうれしいですね。ツアーをまわるたびにチームの結束力がすごく上がっていく感覚が体の中にあって。打ち上げとかもそうだし、ライブが終わった瞬間から即時にチームのスタッフさんからライブに関するフィードバックが出て、それをすぐに拾って僕と(DJ)KOTAくんとかバンドメンバーとかと一緒に話し合って、次の公演までに必ず前公演を超えるものにするっていうことを毎公演続けていて。今回の場合は11公演やらせてもらったので、作ってる感がすごくあるというか。

SKY-HI:わかる。チームのみんなが未来のことを自分事にしてる感じがあるよね。Novel Coreと一緒にいる未来を具体的に自分の未来として想像している感じがします。

またSKY-HIはNovel Coreから出る自分自身への安心感が増したと話す。

Novel Core:それは僕も少し感じることが多くて。パフォーマンスとかそれ以外の分野とかもそうだけど、単純に自信がついたっていうのはあるのかなと思っていて。それにプラス一緒に戦ってくれる人たちが明確にいるっていうチームに対する信頼感が増えたのでステージ上で着飾らなくなったというか、自然体でいられますね。

SKY-HI:あれはカッコよかったね。完全に準備できた感があるんだよな。来年1月の日本武道館公演は成功した、って思いましたもん。

Novel Core:頑張らないとですね。本当に緊張するな。

SKY-HI:今は完全にそのスイッチ入ってる頃かなって思うんだけど。

Novel Core:1年前からチケットを売り出していて、それ自体が前代未聞クラスだったっていう話で。席の割り振りとかもあるので先にステージのプランをある程度FIXさせなきゃいけないっていうのがめちゃくちゃ早くて(笑)。

SKY-HI:チケットを買うお客さんもすごいよ。1年後の予定を空けるわけだから。

Novel Core:本当にそうですよね。今は本格的に演出プランの話をしてたり。今までは僕が総合演出みたいなことをやらせてもらっていて、各セクション、照明だったり映像だったりのハブになっていて。でもそれに限界を感じていて。それこそBE:FIRSTのツアーとかを観に行かせてもらって、各セクションのコミュニケーションが初期の段階からちゃんと取れてるライブってこうなるんだ、すげえ、きれいだ、カッコいいって思って、すぐマネージャーにそれを相談して、演出関係で一緒にやれる人を入れたいですって言って。武道館からそういう体制でやっていこうと思っています。

ハウスバンド・THE WILL RABBITSを結成した理由

Novel Coreは、DJ KOTAに加え、 Hibiki Sato(Dr.)、Yuya Kumagai(Gt.)、Yuki Uchimura(Key.)の4人体制となるハウスバンド・THE WILL RABBITSを結成。7月19日(水)にはTHE WILL RABBITSと共に作り上げた初のシングル『BYE BYE』をリリースする。

Novel Core & THE WILL RABBITS / BYE BYE (Prod. Chaki Zulu) -Music Video-

SKY-HI:バンド感が本当にあるよね。

Novel Core:夢が叶いました。なんだかんだ言って学生時代からバンドやりたかったんだろうなっていうのがずっとあって。よくよく考えたら僕のインディーズのデビュー曲『Metafiction』もロックチューンだし。

Novel Core『Metafiction』

Novel Core:そういうのを考えたらロック好きだし、バンド好きだったんだなって今あらためて感じています。

SKY-HI:音像のダイナミクスも全然違うけど、アーティストとしてフロントマンとしてのパフォーマンスも違ってくるじゃないですか。そういう意味で言うとバンド感あるなって。Novel Core & THE WILL RABBITSのパフォーマンスを観ていてそう思って楽しかったですね。武道館公演の半年前にNovel Core & THE WILL RABBITSというバンド名義の曲をリリースするって、これはNovel Coreにとってどういうタイミングだったの?

Novel Core:単純にバンドを明確に成長させなきゃいけないってライブのたびにチームとしてそういう話になることが多くて。個々の演奏技術もそうだし、バンドとしての息の合い方だったりとか、グルーブ感のところをもっと育てていかなきゃいけないよねって話になって。もともと寝食を共にして一緒にまわってってやってる、いわゆるバンドとされる人たちと並んでライブに出たときの差をすごく感じるっていうか。

SKY-HI:サポートメンバーとパーマネントバンドの演奏力以外の違いは確かに存在すると思います。

Novel Core:そのコミュニケーション面とかもっと強化しようってなったときに、それってフロントマンの自分がみんなに対して明確に目標とか課題を渡してみんなそこに向かって行くって段階で初めて生まれると思って。これは名前を手渡すしかないと思って。

SKY-HI:名前って意識が変わるからね。

ボカロPが現代のポップスに与えた影響

番組後半では、漫画の話から現在の音楽シーンの話題に。

SKY-HI:漫画ってそんな読まないんだよね?

Novel Core:姉がすごく漫画好きで、家にたくさんあったので、わりと読んではいます。少年漫画の主人公になりたいなって結構意識しながら生きてきたのはあります。

SKY-HI:それはすごく伝わっております(笑)。

Novel Core:あはは(笑)。

SKY-HI:主人公症候群だよね。

Novel Core:その言葉カッコいいですね。あと実は僕、ボカロかなり通ってるんですよ。

SKY-HI:確かに主人公症候群ってそっちっぽいね。

Novel Core:僕は米津玄師さんもハチのイメージがすごく強いんで。ボカロPは僕大好きですよ。

SKY-HI:ボカロPの現代のポップスに与えた影響ってすごいもんね。

Novel Core:デカいと思います。YOASOBIとかモロど真ん中だと思います。

SKY-HI:1回、YOASOBIのAyaseくんと米津と俺の3人で話したことがあって。そのときに気付いたんだよね。普通にヒット曲がどうだって話をしてたんだけど、3分の2はボカロPだってなったんだよね。

Novel Core:僕はわりと音楽で通ってきているルーツというか道が特殊ではあるとは思うんです。ロックも通ってるし、邦楽とか洋楽のポップスからR&Bも通ってるし。

SKY-HI:あと腕を縛られて指揮をするのも通ってるし……。

Novel Core:それだけだと語弊が生まれそうですけど(笑)。一応説明すると僕は中学生の3年間で指揮者をやらせてもらったのがきっかけで音楽の道に入っていくんですけど、中学2年のときに指揮をやってたら、当時いた理科の先生から「そんなメトロノームみたいなただリズムを取るだけの指揮だったら必要ない。うしろで手を縛った状態で体だけで表現してみろ」って言われて、体だけで指揮をするってことを1回やってるんですよね。

SKY-HI:そうしてCoreが生まれたっていう。

Novel Core:生まれました。

SKY-HI:あはは(笑)。

Novel Coreの最新情報は、公式サイトまで。

『DIVE TO THE NEW WORLD』は国内外のさまざまなフィールドで活躍するアーティストやクリエイターたちの“本心”にSKY-HIが“DIVE”していくプログラム。放送は毎週土曜23時から。
radikoで聴く
2023年7月22日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
DIVE TO THE NEW WORLD
毎週土曜
23:00-23:54

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