チーズプロフェッショナルとワインエキスパートの資格を持つタレントの眞鍋かをりが、チーズやワインの魅力、さらには普段実践している腸活などについて語った。
眞鍋が登場したのは、J-WAVEが手掛けるポッドキャスト番組『MY WELLNESS powered by KINS』。同番組は、総合的な菌ケアサービスを展開する株式会社KINS代表の下川穣が毎回様々なゲストを迎えて、健康で輝いて生きるためのライフスタイルについて語り合いながら「菌」との関係を紐解いていくトークセッションだ。
このトークは、SpotifyやApple Podcastsなど各種ストリーミングサービスで配信中。ここではテキストでお届けする。
・ポッドキャストはこちら
https://www.j-wave.co.jp/special/mywellness/
1回目/2回目/3回目/4回目
眞鍋:チーズって、歴史と文化をそのまま食べるような食材だと思うんです。一口味わうだけで、イマジネーションがすごく膨らむんですよね。たとえば、古代ローマ時代の人たちと同じものを食べるって普通だったらあり得ないじゃないですか。だけど、チーズは数千年前の製法がそのまま現代に受け継がれていたりするわけで。ほかにも、ヨーロッパの人が今食べているチーズは西暦800何年に制定された法律で守られているという文献があったりもして、そういったところにすごいロマンを感じるんですよね。
下川:なるほど。
眞鍋:まぁ、そんなに難しいことを考えなくてもいいんですけど(笑)。
下川:僕、マニアックなお店が大好きなんですよ。最近ハマっているのが、東京・神楽坂にある「アルパージュ」というチーズ専門店で。
眞鍋:アルパージュさん! もう、最高じゃないですか! アルパージュさんをご存じということは、結構色んなタイプのチーズを召し上がるんですか?
下川:はい、本当に臭いやつから、生クリームっぽいものまでわりと何でもイケます。
眞鍋:であれば、ガンガン臭いチーズを紹介したいです(笑)。
下川:(笑)。では、僕みたいなあんまりチーズに関する知識はないんだけど、ハマりかけの人におススメなチーズの選び方などありますか?
眞鍋:チーズって世界中に何千種類とあるので、その人に合う“推しチーズ”が必ず存在するんですよ。ただ、推しに出会う前に「ちょっと違うな……」というものに当たってしまい、チーズ自体が嫌いになっちゃう人も多い印象があります。特に目立つのは、ブルーチーズがダメな人。イタリアンレストランで出されたゴルゴンゾーラ入りのピザを食べて苦手意識が芽生えた……なんていうパターンが王道ですが、そもそもゴルゴンゾーラには、辛口の「ピカンテ」、甘口の「ドルチェ」と2つの種類があって。実はブルーチーズが苦手になった人って、「ピカンテ」のほうを食べている可能性が高いんですよね。ということで、そういった方にはクリーミーでカビの少ない甘口の「ドルチェ」をおすすめしたいです。これにちょっとジャムやはちみつを合わせたら、きっとおいしくいただけると思うんですよね。
下川:僕、先週、アルパージュさんに行ったですよ。そのときに用意していただいたブルーチーズの中に、すごくおいしいものがあったので、もしかしたらそれがドルチェだったのかも知れません。
眞鍋:それ結構トロトロしてませんでした?
下川:そうです!そうです!
眞鍋:じゃあ、きっとドルチェですね。ほかにも、ヤギの乳で作ったチーズがダメな人も多いですけど、そういう人にこそに試してほしい食べ方などもあって。そんなふうに種類や食べ方によって別物のように感じられるのが、チーズの奥深さであり、面白さだと思います。
下川:お話を聞いていたら、またアルパージュさんに行きたくなってきました(笑)。
眞鍋:やっぱり、ワインとチーズってセットなんですよ。ワインには料理との組み合わせを示す「マリアージュ」という言葉がありますが、同じ土地で生産されたワインとチーズと組み合わせることも、風味や季節で組み合わせることもできるんですよ。
下川:うわっ、なんかそれ萌えますね!
眞鍋:萌えますよね~(笑)。だからワインの資格も取っておきたいと思い、子どもがまだ小さかったんですけど、寝かしつけた後に夜な夜な勉強していました。
下川:ワインですごいイケメンが主人公のワインの漫画ありませんでしたっけ?
眞鍋:『神の雫』ですよね。
下川:そう、『神の雫』。あの作品を読んで、ちゃんとしたワインの知識を身に付けた上でワイン選びをしたいと思ったことがありましたが、ワインの勉強ってかなり多岐に渡るじゃないですか。
眞鍋:いや、ほんとに。『神の雫』の原作を書かれている樹林伸先生がワインマニアだから、作中で紹介されるワインのジャンルが幅広いんですよね。それに、主人公の神咲雫が神の舌と鼻を持っているじゃないですか。やっぱり私は凡人なので、ワインを口に含んでも、イメージが膨らんで目の前に白いワンピースの少女とか現れないわけですよ(笑)。なかなか凡人には辿り着けない境地ですけど、作品として面白いですよね。
眞鍋が特に今愛飲している銘柄について質問が及ぶと、意外な国のワインを挙げた。
眞鍋:最近のおすすめは、アルゼンチンの「トロンテス」という品種のワインです。夏にぴったりなんですよ。香りはフルーティーで、酸味もあって爽やかで。暑い日にガンガン飲んじゃうみたいな感じのワインですね。
下川:いいですね。僕もすぐ買いに行こうと思います。
眞鍋:ところで、ワインって製造過程で酵母菌が深くかかわっているじゃないですか。ワインのことはワインエキスパートの資格を取得するときに勉強したんですけど、私の中で菌とカビの違いがイマイチ理解できていなくて。
下川:わかりました。それでは僕が、これから偉そうに話し始めますね(笑)。
眞鍋:先生お願いします(笑)。
下川:まず、乳酸菌やビフィズス菌などは「細菌」と言い、酵母やアオカビなど「真菌」に分類されます。2つは親戚関係ではあるのですが、アメリカ人と日本人ぐらい違うんです。
眞鍋:でも、同じ菌なんですよね?
下川:はい。微生物というカテゴリーの中に、細菌や真菌がいるイメージです。その真菌の中に酵母やカビ、さらに、カビの中にも良いカビと悪いカビが含まれている……といった感じでどんどん分岐していくんですよ。
眞鍋:そういうことですか。ワインやチーズについて勉強していると菌の名称は習うのですが、どのカテゴリーに属するかまでは全然わかっていませんでした。
下川:意識しないとわかりにくいですよね。特に酵母は赤ワインにおいてポリフェノールを出してくれるものですから、腸内環境にアプローチできるんです。アルコールって飲み過ぎてしまうとどうあがいても身体に良いはずありませんけど、嗜むときに、より健康に良くておいしい赤ワインを選んでもらうと、僕の立場からすると非常にうれしいんですよね。
眞鍋:めちゃくちゃ活用しているのがヨーグルトメーカーです。三千円台で買ったのを「何倍、元を取ったんだろう」というぐらい使い倒しています(笑)。また、それだけじゃなくて、酒蔵さんから生の麹をネットでお取り寄せしたりもしています。
下川:生の麹!? だいぶレベルが高いですね。ごめんなさい。話を聞く前までは「お味噌汁をたくさん飲んでいるんですよ」とか「ぬか漬けをよく食べています」というぐらいかと勝手に想像していました。
眞鍋:生麹で甘酒、塩麴、醬油麴を作って冷蔵庫にストックしているんです。それらをお料理のときに、塩の代わりに塩麴、醬油の代わりに醬油麴、砂糖の代わりに甘酒……といった具合に使用しています。
下川:完璧です。最高ですね。では、今は調味料のお話でしたけど、朝食などで何か腸活について意識されていることはありますか?
眞鍋:朝食は基本、和食なんですよ。だから、自然と腸活ができている気がしています。メニューは大まかに、焼き魚、お味噌汁、野菜の副菜が2種、納豆、ご飯という感じ。副菜は塩麴や醤油麴、甘酒で味付けをし、お漬物は自分で塩麴に漬けたものを食べています。あとは、ご飯のお供として生姜の佃煮を自作したりもしていますね。
下川:めちゃくちゃすごいですね……!
眞鍋:この食生活が日常になっていることが健康でいる秘訣かなと自負しています。
下川:なぜ、ここまで腸活を意識した朝食を習慣化するに至ったんですか?
眞鍋:メニューの話をするとみんな「大変そう」と言うんですけど、私にとってはすごく時短なんですよ。だって、ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作るのも、牛乳パックに種菌を入れて一晩寝かせれば勝手にできあがっているわけで。しかも、作ったヨーグルトは冷蔵庫で保管しておけますしね。それに副菜は、作り置いたものを朝、お皿に載せているだけ。お味噌汁に関しては、前の日に出汁を取って野菜を煮ておき、朝は味噌をとくだけにしています。だから、朝の支度はめちゃくちゃ早いですよ。これが何年も続き、今ではルーティン化しているんですよね。
このように腸活について確かな見識を持つ眞鍋だが、一方で、肌美容に関しては「めちゃくちゃズボラ」で最小限のケアしかしていないのだそう。しかし、下川に言わせると「眞鍋さんが“ズボラ”と言えてる半分は腸活が担保してくれてる」とのことだ。
下川:腸活をやっていなければ“ズボラ”と言う余裕がなかったと気がします。やはり仕事柄、人の前に立つ機会が多いですし、肌のコンディションがマズい状態ではいられないわけじゃないですか。でも、今お伝えいただいたような腸活を日々行っていることで、おそらく6割以上は肌の状態が担保できているからこそ、シンプルなケアだけで成り立っているんじゃないかと思います。
「菌」との関係を紐解いていくポッドキャスト番組『MY WELLNESS powered by KINS』。ポッドキャストへのリンクなど、公式サイトはこちらから。
(構成=小島浩平)
眞鍋が登場したのは、J-WAVEが手掛けるポッドキャスト番組『MY WELLNESS powered by KINS』。同番組は、総合的な菌ケアサービスを展開する株式会社KINS代表の下川穣が毎回様々なゲストを迎えて、健康で輝いて生きるためのライフスタイルについて語り合いながら「菌」との関係を紐解いていくトークセッションだ。
このトークは、SpotifyやApple Podcastsなど各種ストリーミングサービスで配信中。ここではテキストでお届けする。
・ポッドキャストはこちら
https://www.j-wave.co.jp/special/mywellness/
1回目/2回目/3回目/4回目
苦手な人に試してほしい、ブルーチーズの選び方
2010年にチーズのソムリエとでもいうべき資格「C.P.A.認定チーズプロフェッショナル」を取得した。彼女が思うチーズの魅力とは何なのだろうか。眞鍋:チーズって、歴史と文化をそのまま食べるような食材だと思うんです。一口味わうだけで、イマジネーションがすごく膨らむんですよね。たとえば、古代ローマ時代の人たちと同じものを食べるって普通だったらあり得ないじゃないですか。だけど、チーズは数千年前の製法がそのまま現代に受け継がれていたりするわけで。ほかにも、ヨーロッパの人が今食べているチーズは西暦800何年に制定された法律で守られているという文献があったりもして、そういったところにすごいロマンを感じるんですよね。
下川:なるほど。
眞鍋:まぁ、そんなに難しいことを考えなくてもいいんですけど(笑)。
下川:僕、マニアックなお店が大好きなんですよ。最近ハマっているのが、東京・神楽坂にある「アルパージュ」というチーズ専門店で。
眞鍋:アルパージュさん! もう、最高じゃないですか! アルパージュさんをご存じということは、結構色んなタイプのチーズを召し上がるんですか?
下川:はい、本当に臭いやつから、生クリームっぽいものまでわりと何でもイケます。
眞鍋:であれば、ガンガン臭いチーズを紹介したいです(笑)。
下川:(笑)。では、僕みたいなあんまりチーズに関する知識はないんだけど、ハマりかけの人におススメなチーズの選び方などありますか?
眞鍋:チーズって世界中に何千種類とあるので、その人に合う“推しチーズ”が必ず存在するんですよ。ただ、推しに出会う前に「ちょっと違うな……」というものに当たってしまい、チーズ自体が嫌いになっちゃう人も多い印象があります。特に目立つのは、ブルーチーズがダメな人。イタリアンレストランで出されたゴルゴンゾーラ入りのピザを食べて苦手意識が芽生えた……なんていうパターンが王道ですが、そもそもゴルゴンゾーラには、辛口の「ピカンテ」、甘口の「ドルチェ」と2つの種類があって。実はブルーチーズが苦手になった人って、「ピカンテ」のほうを食べている可能性が高いんですよね。ということで、そういった方にはクリーミーでカビの少ない甘口の「ドルチェ」をおすすめしたいです。これにちょっとジャムやはちみつを合わせたら、きっとおいしくいただけると思うんですよね。
下川:僕、先週、アルパージュさんに行ったですよ。そのときに用意していただいたブルーチーズの中に、すごくおいしいものがあったので、もしかしたらそれがドルチェだったのかも知れません。
眞鍋:それ結構トロトロしてませんでした?
下川:そうです!そうです!
眞鍋:じゃあ、きっとドルチェですね。ほかにも、ヤギの乳で作ったチーズがダメな人も多いですけど、そういう人にこそに試してほしい食べ方などもあって。そんなふうに種類や食べ方によって別物のように感じられるのが、チーズの奥深さであり、面白さだと思います。
下川:お話を聞いていたら、またアルパージュさんに行きたくなってきました(笑)。
眞鍋が今イチ押しするワインの銘柄とは?
眞鍋が持つもう一つの飲食にまつわる資格が、2019年に取得した「J.S.A.認定ワインエキスパート」だ。眞鍋:やっぱり、ワインとチーズってセットなんですよ。ワインには料理との組み合わせを示す「マリアージュ」という言葉がありますが、同じ土地で生産されたワインとチーズと組み合わせることも、風味や季節で組み合わせることもできるんですよ。
下川:うわっ、なんかそれ萌えますね!
眞鍋:萌えますよね~(笑)。だからワインの資格も取っておきたいと思い、子どもがまだ小さかったんですけど、寝かしつけた後に夜な夜な勉強していました。
下川:ワインですごいイケメンが主人公のワインの漫画ありませんでしたっけ?
眞鍋:『神の雫』ですよね。
下川:そう、『神の雫』。あの作品を読んで、ちゃんとしたワインの知識を身に付けた上でワイン選びをしたいと思ったことがありましたが、ワインの勉強ってかなり多岐に渡るじゃないですか。
眞鍋:いや、ほんとに。『神の雫』の原作を書かれている樹林伸先生がワインマニアだから、作中で紹介されるワインのジャンルが幅広いんですよね。それに、主人公の神咲雫が神の舌と鼻を持っているじゃないですか。やっぱり私は凡人なので、ワインを口に含んでも、イメージが膨らんで目の前に白いワンピースの少女とか現れないわけですよ(笑)。なかなか凡人には辿り着けない境地ですけど、作品として面白いですよね。
眞鍋が特に今愛飲している銘柄について質問が及ぶと、意外な国のワインを挙げた。
眞鍋:最近のおすすめは、アルゼンチンの「トロンテス」という品種のワインです。夏にぴったりなんですよ。香りはフルーティーで、酸味もあって爽やかで。暑い日にガンガン飲んじゃうみたいな感じのワインですね。
下川:いいですね。僕もすぐ買いに行こうと思います。
眞鍋:ところで、ワインって製造過程で酵母菌が深くかかわっているじゃないですか。ワインのことはワインエキスパートの資格を取得するときに勉強したんですけど、私の中で菌とカビの違いがイマイチ理解できていなくて。
下川:わかりました。それでは僕が、これから偉そうに話し始めますね(笑)。
眞鍋:先生お願いします(笑)。
下川:まず、乳酸菌やビフィズス菌などは「細菌」と言い、酵母やアオカビなど「真菌」に分類されます。2つは親戚関係ではあるのですが、アメリカ人と日本人ぐらい違うんです。
眞鍋:でも、同じ菌なんですよね?
下川:はい。微生物というカテゴリーの中に、細菌や真菌がいるイメージです。その真菌の中に酵母やカビ、さらに、カビの中にも良いカビと悪いカビが含まれている……といった感じでどんどん分岐していくんですよ。
眞鍋:そういうことですか。ワインやチーズについて勉強していると菌の名称は習うのですが、どのカテゴリーに属するかまでは全然わかっていませんでした。
下川:意識しないとわかりにくいですよね。特に酵母は赤ワインにおいてポリフェノールを出してくれるものですから、腸内環境にアプローチできるんです。アルコールって飲み過ぎてしまうとどうあがいても身体に良いはずありませんけど、嗜むときに、より健康に良くておいしい赤ワインを選んでもらうと、僕の立場からすると非常にうれしいんですよね。
こだわりの腸活朝ごはんを時短でこなせる理由
話題は「腸活」へと移っていく。腸活はKINS代表である下川の領域。眞鍋は「プロの前で言うのもどうかと思いますけど、結構やってます!」と胸を張る。その言葉に偽りはなく、眞鍋は下川が舌を巻くほどの腸活へのこだわりを語った。眞鍋:めちゃくちゃ活用しているのがヨーグルトメーカーです。三千円台で買ったのを「何倍、元を取ったんだろう」というぐらい使い倒しています(笑)。また、それだけじゃなくて、酒蔵さんから生の麹をネットでお取り寄せしたりもしています。
下川:生の麹!? だいぶレベルが高いですね。ごめんなさい。話を聞く前までは「お味噌汁をたくさん飲んでいるんですよ」とか「ぬか漬けをよく食べています」というぐらいかと勝手に想像していました。
眞鍋:生麹で甘酒、塩麴、醬油麴を作って冷蔵庫にストックしているんです。それらをお料理のときに、塩の代わりに塩麴、醬油の代わりに醬油麴、砂糖の代わりに甘酒……といった具合に使用しています。
下川:完璧です。最高ですね。では、今は調味料のお話でしたけど、朝食などで何か腸活について意識されていることはありますか?
眞鍋:朝食は基本、和食なんですよ。だから、自然と腸活ができている気がしています。メニューは大まかに、焼き魚、お味噌汁、野菜の副菜が2種、納豆、ご飯という感じ。副菜は塩麴や醤油麴、甘酒で味付けをし、お漬物は自分で塩麴に漬けたものを食べています。あとは、ご飯のお供として生姜の佃煮を自作したりもしていますね。
下川:めちゃくちゃすごいですね……!
眞鍋:この食生活が日常になっていることが健康でいる秘訣かなと自負しています。
下川:なぜ、ここまで腸活を意識した朝食を習慣化するに至ったんですか?
眞鍋:メニューの話をするとみんな「大変そう」と言うんですけど、私にとってはすごく時短なんですよ。だって、ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作るのも、牛乳パックに種菌を入れて一晩寝かせれば勝手にできあがっているわけで。しかも、作ったヨーグルトは冷蔵庫で保管しておけますしね。それに副菜は、作り置いたものを朝、お皿に載せているだけ。お味噌汁に関しては、前の日に出汁を取って野菜を煮ておき、朝は味噌をとくだけにしています。だから、朝の支度はめちゃくちゃ早いですよ。これが何年も続き、今ではルーティン化しているんですよね。
このように腸活について確かな見識を持つ眞鍋だが、一方で、肌美容に関しては「めちゃくちゃズボラ」で最小限のケアしかしていないのだそう。しかし、下川に言わせると「眞鍋さんが“ズボラ”と言えてる半分は腸活が担保してくれてる」とのことだ。
下川:腸活をやっていなければ“ズボラ”と言う余裕がなかったと気がします。やはり仕事柄、人の前に立つ機会が多いですし、肌のコンディションがマズい状態ではいられないわけじゃないですか。でも、今お伝えいただいたような腸活を日々行っていることで、おそらく6割以上は肌の状態が担保できているからこそ、シンプルなケアだけで成り立っているんじゃないかと思います。
「菌」との関係を紐解いていくポッドキャスト番組『MY WELLNESS powered by KINS』。ポッドキャストへのリンクなど、公式サイトはこちらから。
(構成=小島浩平)
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