トレンディエンジェル 斎藤 司とモデルの長谷川ミラが、BIGBANGのライブやミュージックビデオの魅力を語り合った。
トークが繰り広げられたのは、J-WAVEで放送中の番組『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』(ナビゲーター:グローバー)。毎週、1組の「レジェンド・ミュージシャン」を語り合う番組だ。BIGBANG特集は5月27日と6月4日にオンエア。ここでは6月4日(土)のオンエアをテキストで紹介する。
【前回の記事】
BIGBANGの「伝説に残るダンス」は…トレンディエンジェル・斎藤が愛を語る
長谷川:日本のアーティストを含めても、BIGBANGのMCはトップクラスなんじゃないかなって。音楽を知らない方が行ってもめちゃくちゃ楽しいパフォーマンスだと思います。もちろん生歌なので「こんなに踊りながら歌えるの!?」というクオリティの高さ、あと「ファンを楽しませたい」という想いがすごく伝わってくるんです。2回目にコンサートに行ったとき、ステージがセンターで、それぞれ花道があって、その花道がクレーンでグーンって上がって……。その光景を鮮明に覚えてます。「生きててよかった」って。
斎藤:早いよ!
長谷川:高校生のときっていろいろあるじゃないですか。「将来どうしよう?」みたいな多感な時期に、一生懸命お小遣いやバイト代を貯めて行けたコンサート。ファンクラブにも入ってて、アリーナが当たったんです。あの幸せ、あの瞬間の変えられない思い出。「こんなにいい思い出をありがとう」って感謝です。特にコロナになってライブの美しさを感じました。
グローバー:忘れられないポイントはありますか?
長谷川:自分にとっての思い出の曲が流れた瞬間の盛り上がりはもちろん半端ないんですけど、やっぱり会場が一体となる『FANTASTIC BABY』ですね。
グローバー:ライブ会場だとどうなるんですか?
長谷川:もうとんでもないことになってます。隅々まで盛り上がってます。
斎藤:“でかディスコ”でしょ。
斎藤:ベタで本当に申し訳ないですけど、やっぱり『HARU HARU』はわかりやすく泣ける。“目頭2:50”と言わせてください。これはみんなまずベタに共感するところです。
長谷川:入口が『HARU HARU』だった「V.I.P」(BIGBANGファンの名称)は多いんじゃないかな。私自身も「3分ちょっとで号泣できるんだ!?」って思うぐらい。
斎藤:音楽が流れていてセリフもないけどわかるんですよ。G-DRAGONがいい演技するんですよね。
長谷川:セリフがないっていうのがまたポイントですよね。言語がわからなくても、なにが起きてるかがわかる。
斎藤:そうなんですよ。
長谷川:最初からグローバルを見据えてたK-POP、BIGBANG、さすがだなって思いました。
長谷川はほかにも『BLUE』のMVもおすすめする。
長谷川:ちょっと雲がかったような広い土地、ニューヨークの街はずれ的なイメージの映像です。『BLUE』は、気分が下がるときのブルーという意味だと思うんですけど、そこまで落ち込みすぎてない、涼しげなブルー。青という意味のなかにもいろいろあるんだなと、MVを通してすごく感じました。「無になれるようなMV」っていうのかな。
3位:『IF YOU』
長谷川:やっぱりサビの部分のG-DRAGONさんの声が切ない。細い高い声がたまらないです。G-DRAGONさんだけがいいわけじゃなくて、そのコーラスの手前までのD-LITEさんだったりSOLさんだったり、みんなのバランスがあってのBIGBANGなので、それがすごく強く濃く聴けるのが『IF YOU』なんじゃないかなと思います。
2位:『BLUE』
長谷川:最初はスローな悲しいトーンの入りなんですけど、後半でアップテンポになって「ちょっと頑張ろ、よし!」というような感覚かな。「ブルーになってる暇ない!」って。ブルーな気持ちのときってアゲアゲな曲を受け付けられないことありません? だけれども前に進みたい、そんなときに聴く曲です。
1位:『FXXK IT』
長谷川:これもMVを観るとパーティソングではあるんですけど『FANTASTIC BABY』や『BANG BANG BANG』とは違うテイストの盛り上がりソングですかね。
斎藤:チル寄りですね。
長谷川:韓国語がわからないと理解できないんじゃないか、面白くないんじゃないか、楽しめないんじゃないかって意見もあるんですが、テンポとか歌い方とかで不思議と伝わってくるんですよね。「もういっか、イェイイェイ」っていうのが伝わりますから。
斎藤:これは歌詞とMVを観てほしい。合わせたら「あ、そういうことか」とわかると思う。
長谷川:どういう曲か妄想を楽しんだあとに、念の為に歌詞を確認するのがK-POPの楽しみ方のひとつかもしれないですね。
斎藤:BIGBANGは意味合いのある曲が多いもんね。
長谷川:意外とそうなんです。
斎藤:すいません、安易なほうにいっちゃいました。本当は「人参である」って言おうとしたんです。私にとっていわゆる「馬の鼻の先に付ける人参」みたいな。僕はとにかく2016年 『M-1グランプリ』優勝したあとに、G-DRAGONに憧れてちょっと頑張ってたんです。だけど彼らが兵役に行ってしまって、僕は心が折れてしまって。物足りなさというか「なにを目標に生きていけばいいんだ」ぐらい。今回G-DRAGONがカムバックして俺にビッグプレゼントをくれたことで、僕はもう一回奮い立ったんです。だから私にとって、言葉こそ安直ですけど、「スーパースター」とつけさせていただきました。
一方の長谷川は、自分にとってBIGBANGは「ソウル(魂)」だと語った。
長谷川:コンサートに行くことが本当に最大のモチベーションです。毎日自分が聴いているBIGBANGの曲をメンバーたちがコンサートで歌ってくれてる。なにかご褒美をもらってるような、あの感覚って人生で感じたことがない。きっとこれからあの不思議な感覚を感じることはできないんじゃないかと怖くなるぐらいの体験をさせてくれた、魂を震わせてもらった感覚をBIGBANGに与えてもらったので、「BIGBANGとは魂(ソウル)」ですね。
J-WAVE『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』では、ゲストを迎え、1組の「レジェンド・ミュージシャン」をテーマに音楽談義を展開。放送時間は土曜の17時から。
トークが繰り広げられたのは、J-WAVEで放送中の番組『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』(ナビゲーター:グローバー)。毎週、1組の「レジェンド・ミュージシャン」を語り合う番組だ。BIGBANG特集は5月27日と6月4日にオンエア。ここでは6月4日(土)のオンエアをテキストで紹介する。
【前回の記事】
BIGBANGの「伝説に残るダンス」は…トレンディエンジェル・斎藤が愛を語る
「生きててよかった」と思えるライブ
G-DRAGON、SOL、T.O.P、D-LITEの4人からなる韓国のボーイズグループ・BIGBANG。斎藤と長谷川は口をそろえて「BIGBANGはライブがすごい」とコメントする。長谷川が自身の体験を振り返りつつ、ライブの見どころを語った。長谷川:日本のアーティストを含めても、BIGBANGのMCはトップクラスなんじゃないかなって。音楽を知らない方が行ってもめちゃくちゃ楽しいパフォーマンスだと思います。もちろん生歌なので「こんなに踊りながら歌えるの!?」というクオリティの高さ、あと「ファンを楽しませたい」という想いがすごく伝わってくるんです。2回目にコンサートに行ったとき、ステージがセンターで、それぞれ花道があって、その花道がクレーンでグーンって上がって……。その光景を鮮明に覚えてます。「生きててよかった」って。
斎藤:早いよ!
長谷川:高校生のときっていろいろあるじゃないですか。「将来どうしよう?」みたいな多感な時期に、一生懸命お小遣いやバイト代を貯めて行けたコンサート。ファンクラブにも入ってて、アリーナが当たったんです。あの幸せ、あの瞬間の変えられない思い出。「こんなにいい思い出をありがとう」って感謝です。特にコロナになってライブの美しさを感じました。
グローバー:忘れられないポイントはありますか?
長谷川:自分にとっての思い出の曲が流れた瞬間の盛り上がりはもちろん半端ないんですけど、やっぱり会場が一体となる『FANTASTIC BABY』ですね。
グローバー:ライブ会場だとどうなるんですか?
長谷川:もうとんでもないことになってます。隅々まで盛り上がってます。
斎藤:“でかディスコ”でしょ。
号泣もののMV
続いて斎藤が、数分で号泣できてしまうという『HARU HARU』のミュージックビデオの魅力を解説した。BIGBANG - 하루하루(HARU HARU) M/V
長谷川:入口が『HARU HARU』だった「V.I.P」(BIGBANGファンの名称)は多いんじゃないかな。私自身も「3分ちょっとで号泣できるんだ!?」って思うぐらい。
斎藤:音楽が流れていてセリフもないけどわかるんですよ。G-DRAGONがいい演技するんですよね。
長谷川:セリフがないっていうのがまたポイントですよね。言語がわからなくても、なにが起きてるかがわかる。
斎藤:そうなんですよ。
長谷川:最初からグローバルを見据えてたK-POP、BIGBANG、さすがだなって思いました。
長谷川はほかにも『BLUE』のMVもおすすめする。
BIGBANG - BLUE M/V
BIGBANGのバラード曲TOP3!
長谷川が「涙なくして聴けない」というテーマでBIGBANG のバラード曲を3つセレクトした。3位:『IF YOU』
BIGBANG - IF YOU (WORLD TOUR 2015~2016 [MADE] IN JAPAN : THE FINAL)
2位:『BLUE』
長谷川:最初はスローな悲しいトーンの入りなんですけど、後半でアップテンポになって「ちょっと頑張ろ、よし!」というような感覚かな。「ブルーになってる暇ない!」って。ブルーな気持ちのときってアゲアゲな曲を受け付けられないことありません? だけれども前に進みたい、そんなときに聴く曲です。
1位:『FXXK IT』
BIGBANG - ‘에라 모르겠다(FXXK IT)’ M/V
斎藤:チル寄りですね。
長谷川:韓国語がわからないと理解できないんじゃないか、面白くないんじゃないか、楽しめないんじゃないかって意見もあるんですが、テンポとか歌い方とかで不思議と伝わってくるんですよね。「もういっか、イェイイェイ」っていうのが伝わりますから。
斎藤:これは歌詞とMVを観てほしい。合わせたら「あ、そういうことか」とわかると思う。
長谷川:どういう曲か妄想を楽しんだあとに、念の為に歌詞を確認するのがK-POPの楽しみ方のひとつかもしれないですね。
斎藤:BIGBANGは意味合いのある曲が多いもんね。
長谷川:意外とそうなんです。
BIGBANGキャッチコピー
最後にふたりがBIGBANGのキャッチコピーを発表。斎藤はストレートに「スーパースター」と表現した。斎藤:すいません、安易なほうにいっちゃいました。本当は「人参である」って言おうとしたんです。私にとっていわゆる「馬の鼻の先に付ける人参」みたいな。僕はとにかく2016年 『M-1グランプリ』優勝したあとに、G-DRAGONに憧れてちょっと頑張ってたんです。だけど彼らが兵役に行ってしまって、僕は心が折れてしまって。物足りなさというか「なにを目標に生きていけばいいんだ」ぐらい。今回G-DRAGONがカムバックして俺にビッグプレゼントをくれたことで、僕はもう一回奮い立ったんです。だから私にとって、言葉こそ安直ですけど、「スーパースター」とつけさせていただきました。
一方の長谷川は、自分にとってBIGBANGは「ソウル(魂)」だと語った。
長谷川:コンサートに行くことが本当に最大のモチベーションです。毎日自分が聴いているBIGBANGの曲をメンバーたちがコンサートで歌ってくれてる。なにかご褒美をもらってるような、あの感覚って人生で感じたことがない。きっとこれからあの不思議な感覚を感じることはできないんじゃないかと怖くなるぐらいの体験をさせてくれた、魂を震わせてもらった感覚をBIGBANGに与えてもらったので、「BIGBANGとは魂(ソウル)」ですね。
J-WAVE『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』では、ゲストを迎え、1組の「レジェンド・ミュージシャン」をテーマに音楽談義を展開。放送時間は土曜の17時から。
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2022年6月11日28時59分まで
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番組情報
- MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY
-
毎週土曜17:00-17:54