5月6日公開の映画『パティシエさんとお嬢さん』。連続ドラマ版キャスト&スタッフはそのままに、さらなる“尊すぎる純白ラブコメ”が展開される。街の小さなケーキ屋さんでパティシエとして働く主人公・丈士を演じるのは、俳優&ミュージシャンの崎山つばさ。劇場版としての『パティシエさんとお嬢さん』の進化を語るとともに、人生で初めて購入したCDはスティーヴィー・ワンダーという、自らの音楽的ルーツをじっくりと語ってくれた。
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崎山:ドラマでの丈士は、1年間お嬢さんの名前を聞くことができず、最後の最後にお嬢さんからチョコを貰ったことで初めて距離を縮めることができました。映画版ではそんな2人の関係の進展もさることながら、お店に対する丈士の気持ちや仕事に対する思いなどがより深く描かれます。キュンキュンだけではないこのディープなストーリーは、進路や未来、人生に迷っている人に対してヒントを与えることができるのではないかと思います。
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──撮影はどのように進んだのですか?
崎山:ドラマと映画版の撮影は同時に行われていたので、午前中は映画のこのシーンをとって、午後はドラマのこのシーンを撮って……とスケジュールが入り組んでいた日もありました。「次はなんだっけ?」と台本を確認するときもありましたが、ドラマ版であれ映画版であれ、役としての感情は一緒。そこで頭がこんがらがるということはありませんでした。
──ドラマも映画も同じメンバーということで、共演者との仲も深まりそうですね!
崎山:撮影は去年の夏ごろ。ちょうど東京五輪の時期でした。楽屋ではサッカー好きの岡本夏美さんを中心に、サッカー日本代表の試合を見たりしていました。「次の撮影開始までならば前半戦を見られる!」とか「今日の撮影が早く終われば今晩の試合には間に合いそう!」とみんなで言い合いながら盛り上がっていました。
崎山:ませているわけでもカッコつけているわけでもなく、初めて買ったCDは洋楽でした。たしか8歳か9歳くらい。スティーヴィー・ワンダーの『To Feel The Fire』です。テレビでやっていた特集番組を偶然目にして「カッコいい!」と。子どもながらに彼の楽曲が心に染みたのだと思います。
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──どのような音楽に影響を受けましたか?
崎山:音楽面での影響でいうと、両親の影響が大きいです。母親はQUEEN、父親は矢沢永吉さんが大好きで。僕はその“日英ロック対決”を車の中で聴いて育ちました(笑)。スポーツをやっていた中学時代は、試合前にQUEENの『We Will Rock You』でテンションを上げて、『We Are The Champions』で優勝をイメージしながら試合に臨むというルーティンがありました。
──CD派ですか?それともサブスク派ですか?
崎山:今の時代はダウンロードが多いですが、僕は楽曲が気に入ったらCDを買う派です。最近といっても3年ほど前ですが、米津玄師さんの『Flamingo/TEENAGE RIOT』はCDを買いました。ちょうどその頃に僕が和テイストの楽曲に挑戦していたこともあり、自分の中にいいインスパイアが生まれないかと聴き込みました。『Flamingo』は曲の途中で歌い方やテンポが和のテイストに近づくところがありますよね。
──寝起きの1曲があれば教えてください!
崎山:朝は目覚まし時計で起きる派ですが、もし目覚めの曲を聴くとしたらジャンルはクラシックかもしれません。ピアノの優しい旋律を聴ける曲でもいい。朝からロック系だと、目覚めた瞬間にアクセル全開になってしまって気持ちが疲れそうで。徐々にゆっくりと体も気持ちも目覚めていく感覚が好きなので、優しい曲がいいですね。ちなみにウォーミングアップのときによく聴くバンドはオアシスです。体を鍛えるときはすべてをルーティン化させる傾向にあるので、特定の1曲やアルバム1枚を永遠ループすることが多いです。
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崎山:勝負曲というか、「次も頑張ろう!」と自分自身のモチベーションを高める際に必ず聴く曲はあります。しかも爆音で。
──爆音……? するとロック?もしくはメタルかパンクの曲ですか?
崎山:違います、ジブリです。
──え?
崎山:『もののけ姫』のサントラ。中でも久石譲さんの『アシタカせっ記』を爆音で聴きます。これがとても雄大な曲で、それを聴きながら帰宅するのが自分的にめっちゃチルっているなあと思うんです(笑)。
──なぜにその曲を?
崎山:理由としては『もののけ姫』が大好きだからです。これまでの人生で20回は観ています。『もののけ姫』はいついかなるときも観ることのできる素晴らしい作品。何がどう好きなのかを聞かれても言葉で説明することができないくらい、心惹かれるものがあります。まさか『パティシエさんとお嬢さん』インタビューの場で『もののけ姫』愛を語るとは思いませんでしたが……。でも両作品には“恋模様”という共通項があります!
──眠るときに聴きたい1曲はありますか?
崎山:実はこれもジブリになってしまいますが、動画サイトにUPされている『おやすみジブリ』を聴きながら寝ることがあります。ジブリの名曲をピアノアレンジしながら、背景に虫の鳴き声や鳥のさえずりが聴こえる。それが素晴らしく良くて、聴いた瞬間に爆睡しています。
──そこまでジブリ好きならば、次はジブリ作品の声優としてお会いしたいものですね!
崎山:ありがとうございます! ジブリ作品への声優参加には憧れますし、自分の中での目標でもあります。僕としては、限界も制限も設けず、新しい自分、新しい仕事を開拓していきたいという気持ちがあります。神社好きが高じて仕事の幅が広がったり、新たな出会いがあったり、レトルトカレーのプロデュースも思わぬ反響をいただきました。今後もアイデアをどんどん具体化して、色々なことに挑戦する自分でありたいと思っています。
(取材・撮影=石井隼人)
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キュンキュンだけではないディープなストーリー
──人気連続ドラマからの劇場版進出! どのようなパワーアップがありますか?崎山:ドラマでの丈士は、1年間お嬢さんの名前を聞くことができず、最後の最後にお嬢さんからチョコを貰ったことで初めて距離を縮めることができました。映画版ではそんな2人の関係の進展もさることながら、お店に対する丈士の気持ちや仕事に対する思いなどがより深く描かれます。キュンキュンだけではないこのディープなストーリーは、進路や未来、人生に迷っている人に対してヒントを与えることができるのではないかと思います。
【関連記事】崎山つばさがお迎え、料理、マッサージも! 至れり尽くせりのデートプランにLiLiCoは…
──撮影はどのように進んだのですか?
崎山:ドラマと映画版の撮影は同時に行われていたので、午前中は映画のこのシーンをとって、午後はドラマのこのシーンを撮って……とスケジュールが入り組んでいた日もありました。「次はなんだっけ?」と台本を確認するときもありましたが、ドラマ版であれ映画版であれ、役としての感情は一緒。そこで頭がこんがらがるということはありませんでした。
──ドラマも映画も同じメンバーということで、共演者との仲も深まりそうですね!
崎山:撮影は去年の夏ごろ。ちょうど東京五輪の時期でした。楽屋ではサッカー好きの岡本夏美さんを中心に、サッカー日本代表の試合を見たりしていました。「次の撮影開始までならば前半戦を見られる!」とか「今日の撮影が早く終われば今晩の試合には間に合いそう!」とみんなで言い合いながら盛り上がっていました。
崎山つばさの音楽遍歴に迫る!
──初めて買ったCDは何ですか?崎山:ませているわけでもカッコつけているわけでもなく、初めて買ったCDは洋楽でした。たしか8歳か9歳くらい。スティーヴィー・ワンダーの『To Feel The Fire』です。テレビでやっていた特集番組を偶然目にして「カッコいい!」と。子どもながらに彼の楽曲が心に染みたのだと思います。
【関連記事】崎山つばさは「かわいい。小学生のようなウブさ」 兄役の村井良大が振り返る
──どのような音楽に影響を受けましたか?
崎山:音楽面での影響でいうと、両親の影響が大きいです。母親はQUEEN、父親は矢沢永吉さんが大好きで。僕はその“日英ロック対決”を車の中で聴いて育ちました(笑)。スポーツをやっていた中学時代は、試合前にQUEENの『We Will Rock You』でテンションを上げて、『We Are The Champions』で優勝をイメージしながら試合に臨むというルーティンがありました。
──CD派ですか?それともサブスク派ですか?
崎山:今の時代はダウンロードが多いですが、僕は楽曲が気に入ったらCDを買う派です。最近といっても3年ほど前ですが、米津玄師さんの『Flamingo/TEENAGE RIOT』はCDを買いました。ちょうどその頃に僕が和テイストの楽曲に挑戦していたこともあり、自分の中にいいインスパイアが生まれないかと聴き込みました。『Flamingo』は曲の途中で歌い方やテンポが和のテイストに近づくところがありますよね。
──寝起きの1曲があれば教えてください!
崎山:朝は目覚まし時計で起きる派ですが、もし目覚めの曲を聴くとしたらジャンルはクラシックかもしれません。ピアノの優しい旋律を聴ける曲でもいい。朝からロック系だと、目覚めた瞬間にアクセル全開になってしまって気持ちが疲れそうで。徐々にゆっくりと体も気持ちも目覚めていく感覚が好きなので、優しい曲がいいですね。ちなみにウォーミングアップのときによく聴くバンドはオアシスです。体を鍛えるときはすべてをルーティン化させる傾向にあるので、特定の1曲やアルバム1枚を永遠ループすることが多いです。
【関連記事】崎山つばさ、植田圭輔にドッペルゲンガー説を唱える「大阪用、東京用、緊急用と3人いる!」
モチベーションUP曲は爆音ジブリ!?
──勝負の1曲はありますか?崎山:勝負曲というか、「次も頑張ろう!」と自分自身のモチベーションを高める際に必ず聴く曲はあります。しかも爆音で。
──爆音……? するとロック?もしくはメタルかパンクの曲ですか?
崎山:違います、ジブリです。
──え?
崎山:『もののけ姫』のサントラ。中でも久石譲さんの『アシタカせっ記』を爆音で聴きます。これがとても雄大な曲で、それを聴きながら帰宅するのが自分的にめっちゃチルっているなあと思うんです(笑)。
──なぜにその曲を?
崎山:理由としては『もののけ姫』が大好きだからです。これまでの人生で20回は観ています。『もののけ姫』はいついかなるときも観ることのできる素晴らしい作品。何がどう好きなのかを聞かれても言葉で説明することができないくらい、心惹かれるものがあります。まさか『パティシエさんとお嬢さん』インタビューの場で『もののけ姫』愛を語るとは思いませんでしたが……。でも両作品には“恋模様”という共通項があります!
──眠るときに聴きたい1曲はありますか?
崎山:実はこれもジブリになってしまいますが、動画サイトにUPされている『おやすみジブリ』を聴きながら寝ることがあります。ジブリの名曲をピアノアレンジしながら、背景に虫の鳴き声や鳥のさえずりが聴こえる。それが素晴らしく良くて、聴いた瞬間に爆睡しています。
──そこまでジブリ好きならば、次はジブリ作品の声優としてお会いしたいものですね!
崎山:ありがとうございます! ジブリ作品への声優参加には憧れますし、自分の中での目標でもあります。僕としては、限界も制限も設けず、新しい自分、新しい仕事を開拓していきたいという気持ちがあります。神社好きが高じて仕事の幅が広がったり、新たな出会いがあったり、レトルトカレーのプロデュースも思わぬ反響をいただきました。今後もアイデアをどんどん具体化して、色々なことに挑戦する自分でありたいと思っています。
(取材・撮影=石井隼人)