宮本浩次が自身のライブツアーやパフォーマンス、食生活の変化などについて語った。
宮本が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」。オンエアは2月9日(水)。
【関連記事】宮本浩次、ソロとバンドの違い。エレカシは「シックにまとまる感じがある」
まずは現在開催中の「宮本浩次 TOUR 2021~2022 日本全国縦横無尽」の話題に。昨年10月にスタートし、5月まで続いていく。西沢が「最初と最後だと、ツアーの雰囲気ってだいぶ違うんでしょうね」と発言すると、宮本は「だいぶ変わってきましたね」とうなずく。
宮本:一体感というか、会場も含めて(変わってきた)。で、大きすぎないホールなので、やっぱりすごく、なんだろうな……。
西沢:でも基本的に暴れちゃうじゃない?
宮本:いやいや(笑)。
西沢:興奮すると走っちゃったりどこかに行っちゃったりするでしょ?
宮本:走るのは走ります。いい袖があるんですよ。ホールでも両脇があるんですよ。そうするとこの両脇に行くとですね。そういうのも盛り込み済みというか、バンドのみんなも「宮本くんってこうやって両端に行く人なんだ」って。
西沢:(笑)。
宮本:そういういろいろなペース配分とかも、なんとなくわかってきて。
西沢:最初のうちはビックリした人もいるのかな?
宮本:まあ、あのー「信頼関係」みたいなのが言われてますけどね。
西沢:(笑)。
宮本:私はもともと尊敬するそういう、まあエレファントカシマシは友だち同士でやっているバンドで、友情というと言葉があれなんだけど、中高の仲間なので。そういう意味ではツーカーの一体感。でもいまの小林武史さんはじめ大人のメンバー、プロフェッショナルなメンバーだと、自分も40年ぐらい歌を歌ってますので。でもその私でも経験値では彼らの場数にはかなわないところがあるし、やっぱりいろいろな現場で自分の腕一本で生きてきたプロフェッショナルの仲間と、まあ大人のそういう結束力というか。その道の、自分も歌手で入れてもらっているというか。
西沢:そうは言うけど、宮本浩次のエネルギーはほかにはないから。
宮本:ありがとうございます。
西沢:ライブになると、どうしてあんなんなっちゃうんですか?
宮本:いやあ……。
西沢:ひっくり返りますよね、脳みそが。
宮本:そうでしょうか(笑)。
西沢:スイッチ入ったときのあのすごさったら。エネルギーでしかないものね、出てくるものが。
宮本:あーうれしい。ピストンさんありがとうございます。
西沢:歌も歌というよりエネルギーですよね。
宮本:でもそうなのかもしれない。歌ってうまい人はうまいから、うまい下手だというとやっぱりね。おっしゃる通りで“想い”みたいなところなんですよね。想いみたいなものをみんなにドーン! と伝えるということなのかもしれない。
西沢:もうテクニックとか関係ないというか。
宮本:確かに。
西沢:こう言っちゃなんだけど、フラットから入って「ちょっとフラットしたから無理矢理シャープにしちゃえ!」みたいな力というか。
宮本:ありがとうございます(笑)。
西沢:スキーのジャンプで落ちそうになったんだけど、もう少し伸ばすみたいな、ああいう力があるんですよ、すべてに。
宮本:本当うれしいです、ありがとうございます(笑)。全部真に受けますんで。
西沢:本当です、本当本当。
宮本:でも実はうすうすわかってるんです。でもあんまり自分で言っちゃうと嫌味だから言わないだけで。
西沢:そこが一番いいところだってわかってるでしょ?
宮本:まあ本当はそうなんですよね。でもそれ言っちゃうと白けちゃうというか、みんなもすごい人なので。
西沢:でもうしろのプロの人たちは「そこが金になるからそこ出さなきゃ」って絶対思ってるよ。プロだもん。
宮本:なるほど、それでね。だからそれを盛り上げるというかね、わかってるから。
西沢:そうそう。髪の毛こういう風に(かきあげて)やったときに「お、金とれるぜあれ」っていう。
宮本:なるほど。
ツアーの詳細は特設ページまで。
西沢:あんまり食べないでしょ?
宮本:いやいや、あのね、最近「食べろ食べろ」ってみんなに言われて。
西沢:(笑)。
宮本:それで「夜とかも、お菓子とかも食べていいから」っていう風に。いまは止めているんですけど筋トレみたいのをやっているんです。トレーナーの人とかが「もっと食べてほしい」と。
西沢:そうでしょうね。
宮本:全然変わらないですね。確かにお菓子とかも、封印していたのをなんでもかんでも食べるようにしたんですよ。地方、たとえば宇都宮に行くと栗のおいしいお菓子とか、新潟だとお米で作ったお菓子とか、いろいろおいしいものがいっぱいある。そういうのを全部片っ端から食べるっていうことをやっていて。
西沢:(笑)。
宮本:それは食べきれないとお土産で持って帰るんですよ。なんてことないけど(笑)。
西沢:ここまで食べても全然太らないし、逆にこのエネルギーの出方でよくもっているなっていう。下手したらライブやったあとに2キロや3キロぐらい、そのやせた体から落ちちゃいそうな勢いじゃないですか?
宮本:そうかもしれないですね。昔は2キロぐらい減ってたので。
西沢:すごいですよ、エネルギーが。
宮本:そうなのかなあ、いやでもうーん……。
西沢:だってどんなに静かな曲でもエネルギーが出ないと歌にならないんじゃない?
宮本:(笑)。
西沢:エネルギーが出ないと仕事ならないじゃないですか。
宮本:音が高いんです。自分で作っていてなんなんですけど、音程が高すぎると感じることが多いですね。
宮本:たとえば宇都宮のホールとか高崎のホールの解説をするんですね。そうすると自分がスタッフに会ったときとかに「こんにちは」とか言ってるんですよ。その顔が「こういう顔で俺『こんにちは』って人に言ってるのか」って。
西沢:初めてわかったんだ(笑)。
宮本:人によって、あいさつする相手によって顔がなんとなく、近しいスタッフとそうじゃないスタッフで全部顔に出てて(笑)。意外に自分の警戒心が……マズいですね、顔に出てます。
西沢:そこもまたひとつ、アーティストとしては成立しているところで、こういう仕事だからこういう人が生きてこられた、すごいなあということがわかります。
宮本:そうですか(笑)?
西沢:俺ら2人揃ってさ、社会的にはけっこうダメじゃん?
宮本:(笑)。いやでもみんなそうだと思いますよ。顔はけっこうみんな気をつけたほうがいいです。顔に全部出てますね。
西沢:俺も出てるかな?
宮本:絶対出てると思いますね。
西沢:(笑)。
宮本の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の18時10分ごろから。
宮本が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」。オンエアは2月9日(水)。
47都道府県ツアー開催中
同番組に何度も出演している宮本。西沢は「あいかわらず最高!」と宮本の登場を歓迎した。【関連記事】宮本浩次、ソロとバンドの違い。エレカシは「シックにまとまる感じがある」
まずは現在開催中の「宮本浩次 TOUR 2021~2022 日本全国縦横無尽」の話題に。昨年10月にスタートし、5月まで続いていく。西沢が「最初と最後だと、ツアーの雰囲気ってだいぶ違うんでしょうね」と発言すると、宮本は「だいぶ変わってきましたね」とうなずく。
宮本:一体感というか、会場も含めて(変わってきた)。で、大きすぎないホールなので、やっぱりすごく、なんだろうな……。
西沢:でも基本的に暴れちゃうじゃない?
宮本:いやいや(笑)。
西沢:興奮すると走っちゃったりどこかに行っちゃったりするでしょ?
宮本:走るのは走ります。いい袖があるんですよ。ホールでも両脇があるんですよ。そうするとこの両脇に行くとですね。そういうのも盛り込み済みというか、バンドのみんなも「宮本くんってこうやって両端に行く人なんだ」って。
西沢:(笑)。
宮本:そういういろいろなペース配分とかも、なんとなくわかってきて。
西沢:最初のうちはビックリした人もいるのかな?
宮本:まあ、あのー「信頼関係」みたいなのが言われてますけどね。
西沢:(笑)。
宮本:私はもともと尊敬するそういう、まあエレファントカシマシは友だち同士でやっているバンドで、友情というと言葉があれなんだけど、中高の仲間なので。そういう意味ではツーカーの一体感。でもいまの小林武史さんはじめ大人のメンバー、プロフェッショナルなメンバーだと、自分も40年ぐらい歌を歌ってますので。でもその私でも経験値では彼らの場数にはかなわないところがあるし、やっぱりいろいろな現場で自分の腕一本で生きてきたプロフェッショナルの仲間と、まあ大人のそういう結束力というか。その道の、自分も歌手で入れてもらっているというか。
西沢:そうは言うけど、宮本浩次のエネルギーはほかにはないから。
宮本:ありがとうございます。
宮本のライブパフォーマンスの魅力は
続いて宮本のエネルギッシュなライブパフォーマンスに関する話題に。西沢は宮本の魅力を分析していった。西沢:ライブになると、どうしてあんなんなっちゃうんですか?
宮本:いやあ……。
西沢:ひっくり返りますよね、脳みそが。
宮本:そうでしょうか(笑)。
西沢:スイッチ入ったときのあのすごさったら。エネルギーでしかないものね、出てくるものが。
宮本:あーうれしい。ピストンさんありがとうございます。
西沢:歌も歌というよりエネルギーですよね。
宮本:でもそうなのかもしれない。歌ってうまい人はうまいから、うまい下手だというとやっぱりね。おっしゃる通りで“想い”みたいなところなんですよね。想いみたいなものをみんなにドーン! と伝えるということなのかもしれない。
西沢:もうテクニックとか関係ないというか。
宮本:確かに。
西沢:こう言っちゃなんだけど、フラットから入って「ちょっとフラットしたから無理矢理シャープにしちゃえ!」みたいな力というか。
宮本:ありがとうございます(笑)。
西沢:スキーのジャンプで落ちそうになったんだけど、もう少し伸ばすみたいな、ああいう力があるんですよ、すべてに。
宮本:本当うれしいです、ありがとうございます(笑)。全部真に受けますんで。
西沢:本当です、本当本当。
宮本:でも実はうすうすわかってるんです。でもあんまり自分で言っちゃうと嫌味だから言わないだけで。
西沢:そこが一番いいところだってわかってるでしょ?
宮本:まあ本当はそうなんですよね。でもそれ言っちゃうと白けちゃうというか、みんなもすごい人なので。
西沢:でもうしろのプロの人たちは「そこが金になるからそこ出さなきゃ」って絶対思ってるよ。プロだもん。
宮本:なるほど、それでね。だからそれを盛り上げるというかね、わかってるから。
西沢:そうそう。髪の毛こういう風に(かきあげて)やったときに「お、金とれるぜあれ」っていう。
宮本:なるほど。
ツアーの詳細は特設ページまで。
食生活に変化「なんでもかんでも食べるようにした」
西沢が「宮本さんはあんまりご飯を食べてそうにないのにパワーがすごい」とコメントして、話題は宮本の食生活に。西沢:あんまり食べないでしょ?
宮本:いやいや、あのね、最近「食べろ食べろ」ってみんなに言われて。
西沢:(笑)。
宮本:それで「夜とかも、お菓子とかも食べていいから」っていう風に。いまは止めているんですけど筋トレみたいのをやっているんです。トレーナーの人とかが「もっと食べてほしい」と。
西沢:そうでしょうね。
宮本:全然変わらないですね。確かにお菓子とかも、封印していたのをなんでもかんでも食べるようにしたんですよ。地方、たとえば宇都宮に行くと栗のおいしいお菓子とか、新潟だとお米で作ったお菓子とか、いろいろおいしいものがいっぱいある。そういうのを全部片っ端から食べるっていうことをやっていて。
西沢:(笑)。
宮本:それは食べきれないとお土産で持って帰るんですよ。なんてことないけど(笑)。
西沢:ここまで食べても全然太らないし、逆にこのエネルギーの出方でよくもっているなっていう。下手したらライブやったあとに2キロや3キロぐらい、そのやせた体から落ちちゃいそうな勢いじゃないですか?
宮本:そうかもしれないですね。昔は2キロぐらい減ってたので。
西沢:すごいですよ、エネルギーが。
宮本:そうなのかなあ、いやでもうーん……。
西沢:だってどんなに静かな曲でもエネルギーが出ないと歌にならないんじゃない?
宮本:(笑)。
西沢:エネルギーが出ないと仕事ならないじゃないですか。
宮本:音が高いんです。自分で作っていてなんなんですけど、音程が高すぎると感じることが多いですね。
警戒心が顔に出る?
宮本は「自分のことっていうのはわからないものですね」とエピソードを披露。ライブの際にはホールの解説動画などを撮ってSNSで公開しているが、そのときに自分自身に関する発見があったのだとか。宮本:たとえば宇都宮のホールとか高崎のホールの解説をするんですね。そうすると自分がスタッフに会ったときとかに「こんにちは」とか言ってるんですよ。その顔が「こういう顔で俺『こんにちは』って人に言ってるのか」って。
西沢:初めてわかったんだ(笑)。
宮本:人によって、あいさつする相手によって顔がなんとなく、近しいスタッフとそうじゃないスタッフで全部顔に出てて(笑)。意外に自分の警戒心が……マズいですね、顔に出てます。
西沢:そこもまたひとつ、アーティストとしては成立しているところで、こういう仕事だからこういう人が生きてこられた、すごいなあということがわかります。
宮本:そうですか(笑)?
西沢:俺ら2人揃ってさ、社会的にはけっこうダメじゃん?
宮本:(笑)。いやでもみんなそうだと思いますよ。顔はけっこうみんな気をつけたほうがいいです。顔に全部出てますね。
西沢:俺も出てるかな?
宮本:絶対出てると思いますね。
西沢:(笑)。
宮本の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の18時10分ごろから。
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2022年2月16日28時59分まで
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番組情報
- GROOVE LINE
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月・火・水・木曜16:30-19:00
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ピストン西沢