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MORISAKI WINが「見て号泣したのは初めて」と明かすアーティストは

MORISAKI WINが「見て号泣したのは初めて」と明かすアーティストは

MORISAKI WIN(森崎ウィン)が「過去」と「現在」をテーマに曲をセレクト。未来に向けて心がけていることについて語った。

MORISAKIが登場したのは、1月29日(土)にJ-WAVEで放送された『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「VOLVO MOVING INTO THE FUTURE」だ。MORISAKIは1月28日に新曲『anymore』をリリースした。

ライブで号泣…歌手人生を変えたアーティスト

まずMORISAKIは「過去」をテーマに楽曲をセレクト。アーティストを目の当たりにして号泣したというエピソードを語った。

MORISAKI:Bruno MarsとTravie McCoyの『Billionaire』という楽曲です。この楽曲で僕はBruno Marsに出会いまして、そこから歌手人生が大きく変わりました。自分が目指すアーティスト像だったりとか「こういう風に歌いたい!」と本当に心から思ったんです。
MORISAKI:19歳とかのときだったのかな? 歌をやっていくなかで、新たな道を切り開いてくれた存在がBruno Marsでした。まず歌い方ですかね、きれいな高音だったり、声が純粋にすごく僕の好みの声だったんです。ちょっとだけハスキーボイスになるところがあったりとか、あとBruno Marsはエンターテイナーとして楽器を弾きながら踊るし、YouTubeで画面越しにすごく魅了されたアーティストでした。

Brunoが来日した際のツアーも観に行ったと話すMORISAKI。登場と同時に泣いてしまったと話し、「アーティストを見て号泣したのは初めてだったので、本当に感動したのを覚えています」と振り返った。

渡辺:Bruno Marsに19歳で出会ってそこから歌い方も含めていろいろな影響を受けたみたいですね。
山田:目標にする人に会えたときの感動というのはあるんでしょうね。
渡辺:自分が好きな曲を生で目の前で歌い出した瞬間、イントロぐらいでもうきますよね。MORISAKIさんはミャンマーで生まれ育って小学校のときに日本にいらっしゃいました。そういうバックボーンも考えると、Bruno Marsのボーダーを越えていくというか「ジャンルとか関係ないよね」っていうスタイルじゃないですか。そこもあるんだろうなとは思いますね。

幼少期から現在まで聴き続けているMichael Jackson

続いてMORISAKIは「現在」をテーマにセレクトしたナンバーについて語った。

MORISAKI:現在に欠かせない楽曲として選んだのはMichael Jacksonの『Heal The World』です。Michael全般に言えることなんですが、小さいときからもちろん聴いていた楽曲でしたし、Michaelが流れてないときがなかったというぐらい、家でもMichaelは流れてました。
MORISAKIは今になってこの曲を聴くと、昔とは違って聴こえるとコメントした。

MORISAKI:「ここのスネア、どこで録ってきた音なんだろ?」みたいなことや、歌い方とか「こうやっていくんだな」とか「この高音なのに、この人は全然ミックスとかじゃなくて地でいってるよ」みたいな(笑)。そういう聴き方ができたり、「このリズム感はなんじゃ?」みたいな、というまた違った聴き方ができています。特にMichaelは運転中に聴くことが多いかもしれないです。スッと入ってくるので、あとは窓を閉めてると自分の世界観のなかで聴けるので、普段聴こえない音が一瞬聴こえたりするんですよね。

渡辺:「Michaelをずっといまも聴き続けている」ということがすごく大事なわけですよね。『Heal The World』自体は『Dangerous』という大ヒットアルバムに入ってます。その前作まではプロデューサーがQuincy Jonesだったんですが、ここでMichaelはほぼ自分でやるようになった。なので新しい音もこのアルバムはいっぱい取り入れているんですよね。ちょうどそうやって変わった時期なのに、ものすごい普遍的なものを作っているという、奇跡的なことが起きているわけよ。Michaelすごいね。
山田:この曲は英語の歌詞を全部覚えようと思ったぐらい、すごくすばらしい歌詞だなって初めて聴いたときに思いました。

気を付けているのはリスペクトを持つこと

最後にアジアから世界へエンターテイメントを届けるMORISAKIに、サステナブルな未来に向けて心がけていることや、よりより世界のために考えていることについて話を訊いた。

MORISAKIは多様性が問われている現代では、「誰か」を受け入れる器を持っておくことが大切だと話す。

MORISAKI:もちろん環境問題もそうで、誰かと一緒にやらなきゃいけないこともたくさんあるとは思うんですが、そのなかでも「誰かとやる」となったときに、その「誰か」を自分のなかで受け入れる器を持っておく、じゃないですけど。「僕はこう思うけど、あなたはこう思うんだ」ということに対して否定的にならない、人の意見に対して否定的にならないこと。極々当たり前のことかもしれないんですけれども、それが大きくサステナブルにもつながるんじゃないかなって思っています。

誰もがいろいろな考え方を持っていていいが、考え方の違いを馬鹿にするのではなく「そっちの目線から見るとそう思うんだね。僕はこう思う」と言い合える世の中が「多様性がある」ということなのでは? とも話すMORISAKI。一番気を付けていることについてはこう語った。

MORISAKI:「(何かの結論を)ひとつに決めなきゃいけない」となったときに、そこもお互いにリスペクトがあればちゃんとゴールに向かっていくんじゃないかなと、僕は思います。気を付けているのはリスペクトを持つことですかね。

渡辺:自分の意見を相手に敬意をはらったうえでちゃんと言うことができる、伝えることができて、向こうの意見もちゃんと訊くことができるという状況、場所、それが一番大事ですね。そういう風な場所を作る。言いづらくなっちゃう場所とか、誰かが言ったら誰かがすごく批判的にとか、上からとかで言うんじゃなくて、その場のなかではみんなが意見を戦わせられるというのが大事だなと本当に思います。

MORISAKIの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

『RADIO DONUTS』のワンコーナー「VOLVO MOVING INTO THE FUTURE」では、さまざまな分野で活躍する著名人やミュージシャンゲストが、「過去」「現在」「未来」それぞれの視点で語るエピソードトークと、自身で選曲した音楽をお届け。放送は10時50分ごろから。

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2022年2月5日28時59分まで

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