開催中の第32回オリンピック競技大会(2020/東京)。J-WAVEの取材隊が、スポーツのみならず、音楽やファッション、カルチャーの視点から、競技の魅力や楽しみをお伝えします。今回はスケートボード・パーク編をお届けします。(J-WAVE NEWS編集部)
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パークは、複雑な形をした窪地状のコースを45秒間で自由に技を組み合わせて滑る採点競技。世界トップレベルのスケーター女子20人、男子20人が燃えるような太陽の下で大舞台に挑みました。ストリート部門に比べると、男女ともに関係者やチームの応援団がたくさん来ており、会場はかなり盛り上がっていました。せっかくなので今回はメディア専用の座席ではなく、より近距離で見られるスタンド席でオーストラリアとブラジルの応援団に囲まれながら観戦・取材をおこないました。
パーク2日間を目の前で見ていて、(ストリートもいれると4日間)スケートボードの多面的な魅力を肌で感じ、もっと好きになりました。スケーターたちの滑りや技量はもちろん素晴らしいのですが、何よりスケートボードへの熱量や、選手同士の友情、仲間をリスペクトする姿勢がこんなにわかりやすく見られる競技は、これまでのオリンピックにはなかったのではないでしょうか。選手たちがハグをしたり讃えあっている様子も話題になっていましたね。特に女子金メダリストの四十住さくら選手が、滑り終えたほぼ全員の選手それぞれに声をかけていた姿が印象的でした。また、男子銀メダリストのPedro Barross選手(ブラジル代表)は会見で「尊敬する大好きな友達と一緒に表彰台に立てて本当に嬉しい。スケートボードは単なるスポーツではなく、ライフスタイルであり特別なもの。ファミリー(スケーターたち)と『すべてをリスペクトする』というメッセージをオリンピックを通して世界へ発信できたと思う」と話していました。選手たちの熱い思いを生で体感して、気が付いたら暑さや疲れも吹き飛び、こちらまで自然と笑顔になっていました。素敵な瞬間を見せてくれてありがとう!そして選手や関係者のみなさま本当にお疲れさまでした。
8月5日の男子スケートボードパークを最後に、「有明アーバンスポーツパーク」も幕を閉じます。屋外競技のみの会場で、メディアセンター(報道陣が作業をしたり記者会見をおこなう会場)では暑すぎて停電が起きたことも…。暑い中でも立ちっぱなしで誘導をしたり、猛暑日にはバーアイスや氷を支給してくださった会場スタッフさんにも頭が上がりません。私がオリンピック取材会場の中でおそらく最も足を運んだ「有明アーバンスポーツパーク」お世話になりました!
【女子決勝の会場BGM】
・Into the Void / Black Sabbath
・No / Big Boys
・So Here We are / Bloc Party
・The Perfect Kiss / New Order
・Parklife / Blur
・Little Girl / Death From Above 1979
・Don't Stand In Line / Pailhead
・Gorilla Biscuits / Start Today
・Start Choppin' / Dinosaur Jr.
・Sonic Reducer / Dead Boys
・I Found That Essence Rare / Gang Of Four
・Lexicon Devil / The Germs
・Los Angeles / Frank Black
・Stormtroopin' / Ted Nugent
・Going Up The Country / Canned Heat
・Morning / MICH
・Brother / The Organ
・Bigmouth Strikes Again / The Smiths
・Raining Blood / Slayer
・Monkey Man / The Specials
(※筆者が独自に調べたものです。男子決勝のほうは競技に夢中になりすぎて調べきれず……すみません。涙)
そして、次回の記事ではオリンピック東京2020のスケートボードとBMXの場内DJを務めた、アムステルダム在住のDJに独占取材! 大会を終えた感想や選曲の理由、スケートボードと音楽の関係などについて伺いました。どうぞお楽しみに!
(Writer:Kana Shionoya)
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パーク部門でさらに感じた、スケートボードの魅力
今回は、8月4日~5日に行われた新種目のスケートボード・パークの様子をレポート。会場はゆりかもめ・有明テニスの森駅から徒歩数分の「有明アーバンスポーツパーク」。この競技場でおこなう、最後の種目になります。パークは、複雑な形をした窪地状のコースを45秒間で自由に技を組み合わせて滑る採点競技。世界トップレベルのスケーター女子20人、男子20人が燃えるような太陽の下で大舞台に挑みました。ストリート部門に比べると、男女ともに関係者やチームの応援団がたくさん来ており、会場はかなり盛り上がっていました。せっかくなので今回はメディア専用の座席ではなく、より近距離で見られるスタンド席でオーストラリアとブラジルの応援団に囲まれながら観戦・取材をおこないました。
パーク2日間を目の前で見ていて、(ストリートもいれると4日間)スケートボードの多面的な魅力を肌で感じ、もっと好きになりました。スケーターたちの滑りや技量はもちろん素晴らしいのですが、何よりスケートボードへの熱量や、選手同士の友情、仲間をリスペクトする姿勢がこんなにわかりやすく見られる競技は、これまでのオリンピックにはなかったのではないでしょうか。選手たちがハグをしたり讃えあっている様子も話題になっていましたね。特に女子金メダリストの四十住さくら選手が、滑り終えたほぼ全員の選手それぞれに声をかけていた姿が印象的でした。また、男子銀メダリストのPedro Barross選手(ブラジル代表)は会見で「尊敬する大好きな友達と一緒に表彰台に立てて本当に嬉しい。スケートボードは単なるスポーツではなく、ライフスタイルであり特別なもの。ファミリー(スケーターたち)と『すべてをリスペクトする』というメッセージをオリンピックを通して世界へ発信できたと思う」と話していました。選手たちの熱い思いを生で体感して、気が付いたら暑さや疲れも吹き飛び、こちらまで自然と笑顔になっていました。素敵な瞬間を見せてくれてありがとう!そして選手や関係者のみなさま本当にお疲れさまでした。
8月5日の男子スケートボードパークを最後に、「有明アーバンスポーツパーク」も幕を閉じます。屋外競技のみの会場で、メディアセンター(報道陣が作業をしたり記者会見をおこなう会場)では暑すぎて停電が起きたことも…。暑い中でも立ちっぱなしで誘導をしたり、猛暑日にはバーアイスや氷を支給してくださった会場スタッフさんにも頭が上がりません。私がオリンピック取材会場の中でおそらく最も足を運んだ「有明アーバンスポーツパーク」お世話になりました!
夕方の有明アーバンスポーツパーク。アーバン。
会場で流れていたのは、疾走感溢れるロック!
パーク部門で流れていた会場の音楽は、ロックが中心でした。はじめにBlack Sabbathが聴こえたときは、お!スケート・ロックなのかなと思ったのですが、特に縛りはなさそうでした。1970年代~2000年代の、熱気あふれるパンクから爽やかなインディーロックまで、どれもスケートボードの疾走感にぴったりな選曲でした。【女子決勝の会場BGM】
・Into the Void / Black Sabbath
・No / Big Boys
・So Here We are / Bloc Party
・The Perfect Kiss / New Order
・Parklife / Blur
・Little Girl / Death From Above 1979
・Don't Stand In Line / Pailhead
・Gorilla Biscuits / Start Today
・Start Choppin' / Dinosaur Jr.
・Sonic Reducer / Dead Boys
・I Found That Essence Rare / Gang Of Four
・Lexicon Devil / The Germs
・Los Angeles / Frank Black
・Stormtroopin' / Ted Nugent
・Going Up The Country / Canned Heat
・Morning / MICH
・Brother / The Organ
・Bigmouth Strikes Again / The Smiths
・Raining Blood / Slayer
・Monkey Man / The Specials
(※筆者が独自に調べたものです。男子決勝のほうは競技に夢中になりすぎて調べきれず……すみません。涙)
そして、次回の記事ではオリンピック東京2020のスケートボードとBMXの場内DJを務めた、アムステルダム在住のDJに独占取材! 大会を終えた感想や選曲の理由、スケートボードと音楽の関係などについて伺いました。どうぞお楽しみに!
(Writer:Kana Shionoya)
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