HIMIが野村訓市と子育てや留学、旅について語り合った。
HIMIが登場したのは7月11日(日)放送のJ-WAVE『TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING』(ナビゲーター:野村訓市)だ。
野村:父親になるときは100パーセント不安しかないですしね。
HIMI:(そのとき)俺、いたでしょ(笑)?
野村:いたね。「子どもができた」という連絡があったときに、僕は小学生のHIMIくんとラフォーレミュージアムの床で転がって遊んでました。そんなのを聞いて隣にHIMIくんがいて「ええ……こんなの出てくるの?」と思ったときの、絶望?
HIMI:(笑)。
野村:僕に子どもの世話ができるんだろうか。稼ぎもまったくなかったですから。遊びに行ってもみんなが出してくれて酒代がかからないし、買うものもないし、家にも何人も人がいて……これは無理だと思いましたが、HIMIくんと遊んだあとに一緒にいたアメリカ人の友だちが「俺にできたんだからおまえにもできる」と言われて、まあそんなもんかと。計画したら絶対にできないと思うんですけど、そうなっちゃったらなんとかなるんです。いつかHIMIくんにもそんな日が来るんでしょうかね。
HIMI:くるでしょうね。
野村:そうすると俺、おじいちゃん?
HIMI:おじいちゃんですね。
野村:それもなあ、という感じなんですが。
番組では視聴者からの「胎教にいい曲」というリクエストを受けてBrillantes Del Vueloの『I Know That』をオンエアした。
野村:胎教で聴いたらどう思う? いいと思うでしょ?
HIMI:うん、気持ちが入ると思う、ノッちゃうと思う。
野村:赤ちゃんがお腹のなかからマミーにメッセージを送ってきそうな。
HIMI:「栄養をくださーい♪」って(笑)。
野村:(笑)。「あげてるわよ」っていう合いの手が入る。
HIMI:愛の歌みたいな。
野村に「HIMIくんが胎教になにを聴かされていたか知ってる?」と問われると、子ども用のビデオだったはずだと答えた。
野村:CHARAは絶対、そういうのをはりきってかけていたと思うんだよね。
HIMI:そう、はりきっていたと思う。それは覚えてますね。
野村:その結果がよく出たのか悪く出たのかは、これから歴史が証明するでしょう。
HIMI:ヘーイ。
野村:(笑)。
野村: HIMIくんも高校のときに海外行ったでしょ?
HIMI:1年だけ行きました。こっちで高校2年生のときにオーストラリアに高1で入って、1年だけ通いましたね。
野村:それでまた帰ってきた?
HIMI:帰ってきてまた高2からやって、みたいな感じで1個ダブって日本で卒業してという感じです。でもオーストラリアは俺の1個下とかでも全然みんなタメぐらい発育してるというか。体がデカいから違和感はなかったですけど。上の子とも仲よく、下の子とも友だちだったし。
野村:なんで高2のときに留学しようと思ったの?
HIMI:ちょうどインター行って英語メッチャ覚えて「よし海外行こう」と言ってたときだったんです。なんでオーストラリアになったのかは謎なんですけど、小6から高1までインター行って高2からオーストラリア行って。
野村:インターにそもそも行ったのは自分が決めたんじゃないか、小学生だし。
HIMI:最初はメッチャ嫌がってて。ここまで日本の学校にいて友だちもいっぱいいたし「行きたくない行きたくない」と言ってたけど、学校見学に行ったらもう速攻行きたくなった。学校の雰囲気が自由で、あとは外国のヤツらがいっぱいいて「普通に楽しそう」と思って。
野村:知らないことって面白そうだもんね。
HIMI:それで速攻行くって決定しましたね。
野村:オーストラリアで初めて学校行ったときはどんなだった? 5年ぐらい前の話でしょ? もう僕がこのラジオを始めてる。
HIMI:「とにかく友だちを作りまくろう」という感じでした。
野村:秘訣はあったの?
HIMI:最初、「絶対イジられるな」と思ったので、それをいい方向にもってこうと思って。最初にイジられたときに黙り込むんじゃなく、1回ノリに乗ってついていくみたいな。 野村:ツッコまれたらツッコミ返すみたいな。
HIMI:「ツッコミを返さないともうそのままになっちゃう」って思ってたんだけど意外に普通にいいヤツで。問題もなく初日から友だちができて、バンドとかもやったりしました。
HIMI:それぐらいしか家でやることなかったから、この曲をメッチャ練習してた。
野村:旅行ってそうかもね。僕も旅行してたときにギターとディジュリドゥを持っていったんだけど、ディジュリドゥをなかなか覚えられなくて、難しい。
HIMI:あれムズいの?
野村:音は簡単なんだけど「循環呼吸」といって音を切らさずに1時間吹けたりするの。吹ける人に「これどうやってやるの」って訊くと「吐きながら吸う」って。
HIMI:吐きながら吸うの?
野村:そう。簡単だって言うけど絶対にできない。
HIMI:無理じゃん。
野村:ようは口にためて、腹式呼吸でお腹の空気を吐き出してるときに鼻から息を吸う。
HIMI:それでできるんだ。
野村:できる。だけど旅行中じゃないと、そういうものに時間かけられないじゃない?
HIMI:そうだね。
野村:砂漠かなにかにいるときにディジュリドゥを持ってて。ウォークマンの電池もなにもすべて切れちゃったわけ。やることがなくて、もう1日中「ブブブブ」とやってたら、ある日突然つながったんだよね。
HIMI:へー。
野村:そこからできるようになって、ギターもそうかも。
HIMI:やっぱりこまごまとやるより、ずっとやってる時間がないと。
野村:そうなの。「飽きた!」って投げ出すんだけど、結局ほかにやることがないからまたやるという。
HIMI:それでうまくなるよね。
野村:だからなにか覚えたいものがあったら不自由な場所へ旅行に行くっていうのがいいのかなと思うんだけども。
HIMI:ありですね、それは。
HIMIの最新情報は、Twitterまで。
『TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING』では「動かない旅」をキーワードに、旅の話と旅の記憶からあふれだる音楽をお届け。放送は毎週日曜日の20時から。
HIMIが登場したのは7月11日(日)放送のJ-WAVE『TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING』(ナビゲーター:野村訓市)だ。
野村が「子どもができた」と連絡を受けたとき
番組へは今年の9月に父親になる予定だという男性から「日に日に大きくなる妻のお腹を眺めながら、コロナ禍で母子ともに健康にすごす環境を提供できるだろうか? 経済面では充分な支えができるだろうかと期待とともに不安も膨らんでいます。訓市さんは父親になられるとき、どんな気持ちでしたか?」という相談が寄せられた。野村:父親になるときは100パーセント不安しかないですしね。
HIMI:(そのとき)俺、いたでしょ(笑)?
野村:いたね。「子どもができた」という連絡があったときに、僕は小学生のHIMIくんとラフォーレミュージアムの床で転がって遊んでました。そんなのを聞いて隣にHIMIくんがいて「ええ……こんなの出てくるの?」と思ったときの、絶望?
HIMI:(笑)。
野村:僕に子どもの世話ができるんだろうか。稼ぎもまったくなかったですから。遊びに行ってもみんなが出してくれて酒代がかからないし、買うものもないし、家にも何人も人がいて……これは無理だと思いましたが、HIMIくんと遊んだあとに一緒にいたアメリカ人の友だちが「俺にできたんだからおまえにもできる」と言われて、まあそんなもんかと。計画したら絶対にできないと思うんですけど、そうなっちゃったらなんとかなるんです。いつかHIMIくんにもそんな日が来るんでしょうかね。
HIMI:くるでしょうね。
野村:そうすると俺、おじいちゃん?
HIMI:おじいちゃんですね。
野村:それもなあ、という感じなんですが。
番組では視聴者からの「胎教にいい曲」というリクエストを受けてBrillantes Del Vueloの『I Know That』をオンエアした。
野村:胎教で聴いたらどう思う? いいと思うでしょ?
HIMI:うん、気持ちが入ると思う、ノッちゃうと思う。
野村:赤ちゃんがお腹のなかからマミーにメッセージを送ってきそうな。
HIMI:「栄養をくださーい♪」って(笑)。
野村:(笑)。「あげてるわよ」っていう合いの手が入る。
HIMI:愛の歌みたいな。
野村に「HIMIくんが胎教になにを聴かされていたか知ってる?」と問われると、子ども用のビデオだったはずだと答えた。
野村:CHARAは絶対、そういうのをはりきってかけていたと思うんだよね。
HIMI:そう、はりきっていたと思う。それは覚えてますね。
野村:その結果がよく出たのか悪く出たのかは、これから歴史が証明するでしょう。
HIMI:ヘーイ。
野村:(笑)。
HIMIが留学しようと決めた瞬間
番組には、新型コロナウイルスの影響で「留学ができなくなった」「果たして僕は留学した方がいいのか?」といった若いリスナーからのお便りが届くことも。留学経験のあるHIMIに話を訊いた。野村: HIMIくんも高校のときに海外行ったでしょ?
HIMI:1年だけ行きました。こっちで高校2年生のときにオーストラリアに高1で入って、1年だけ通いましたね。
野村:それでまた帰ってきた?
HIMI:帰ってきてまた高2からやって、みたいな感じで1個ダブって日本で卒業してという感じです。でもオーストラリアは俺の1個下とかでも全然みんなタメぐらい発育してるというか。体がデカいから違和感はなかったですけど。上の子とも仲よく、下の子とも友だちだったし。
野村:なんで高2のときに留学しようと思ったの?
HIMI:ちょうどインター行って英語メッチャ覚えて「よし海外行こう」と言ってたときだったんです。なんでオーストラリアになったのかは謎なんですけど、小6から高1までインター行って高2からオーストラリア行って。
野村:インターにそもそも行ったのは自分が決めたんじゃないか、小学生だし。
HIMI:最初はメッチャ嫌がってて。ここまで日本の学校にいて友だちもいっぱいいたし「行きたくない行きたくない」と言ってたけど、学校見学に行ったらもう速攻行きたくなった。学校の雰囲気が自由で、あとは外国のヤツらがいっぱいいて「普通に楽しそう」と思って。
野村:知らないことって面白そうだもんね。
HIMI:それで速攻行くって決定しましたね。
野村:オーストラリアで初めて学校行ったときはどんなだった? 5年ぐらい前の話でしょ? もう僕がこのラジオを始めてる。
HIMI:「とにかく友だちを作りまくろう」という感じでした。
野村:秘訣はあったの?
HIMI:最初、「絶対イジられるな」と思ったので、それをいい方向にもってこうと思って。最初にイジられたときに黙り込むんじゃなく、1回ノリに乗ってついていくみたいな。 野村:ツッコまれたらツッコミ返すみたいな。
HIMI:「ツッコミを返さないともうそのままになっちゃう」って思ってたんだけど意外に普通にいいヤツで。問題もなく初日から友だちができて、バンドとかもやったりしました。
旅は楽器の練習にもオススメ
オーストラリア時代にはPink Floydの『Wish you were here』を頻繁に聴いていたというHIMI。日本から持ってきたギターでこの曲をずっと練習していたのだとか。HIMI:それぐらいしか家でやることなかったから、この曲をメッチャ練習してた。
野村:旅行ってそうかもね。僕も旅行してたときにギターとディジュリドゥを持っていったんだけど、ディジュリドゥをなかなか覚えられなくて、難しい。
HIMI:あれムズいの?
野村:音は簡単なんだけど「循環呼吸」といって音を切らさずに1時間吹けたりするの。吹ける人に「これどうやってやるの」って訊くと「吐きながら吸う」って。
HIMI:吐きながら吸うの?
野村:そう。簡単だって言うけど絶対にできない。
HIMI:無理じゃん。
野村:ようは口にためて、腹式呼吸でお腹の空気を吐き出してるときに鼻から息を吸う。
HIMI:それでできるんだ。
野村:できる。だけど旅行中じゃないと、そういうものに時間かけられないじゃない?
HIMI:そうだね。
野村:砂漠かなにかにいるときにディジュリドゥを持ってて。ウォークマンの電池もなにもすべて切れちゃったわけ。やることがなくて、もう1日中「ブブブブ」とやってたら、ある日突然つながったんだよね。
HIMI:へー。
野村:そこからできるようになって、ギターもそうかも。
HIMI:やっぱりこまごまとやるより、ずっとやってる時間がないと。
野村:そうなの。「飽きた!」って投げ出すんだけど、結局ほかにやることがないからまたやるという。
HIMI:それでうまくなるよね。
野村:だからなにか覚えたいものがあったら不自由な場所へ旅行に行くっていうのがいいのかなと思うんだけども。
HIMI:ありですね、それは。
HIMIの最新情報は、Twitterまで。
『TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING』では「動かない旅」をキーワードに、旅の話と旅の記憶からあふれだる音楽をお届け。放送は毎週日曜日の20時から。
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2021年7月18日28時59分まで
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番組情報
- TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING
-
毎週日曜20:00-20:54